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カテゴリ:読書:東野圭吾
『パラドックス13』 東野圭吾 を読みました。 現実的には 起こらないような話で、 テーマが地球だったので 大きな話だとは思いましたが 今の環境について考えるきっかけづくりや、 人として何が正しいのかを考えるのに はよかった本だと思いました。 地球において13秒間だけ 何かが起こるかもしれない という中でその対象になった人たちだけが 生きている世界で どう生き延びていくかというテーマで 話が進んでいきます。 1番理性的で間違いのないだろう誠也と、 感情的に動いていく冬樹という 兄弟の考え方の対比があり また面白かったと思います。 ただ、人は理性だけでは 納得できないこともあるということも 語られており本当にそうだよなと 読んでいて感じました。 東野圭吾さんの本としては 結構珍しいタイプの 本だったと思います。 最初は、ちょっとテーマや物語の世界が 非現実過ぎて今回はちょっと…と 思ったのですが、読み進めていくうちに 人間ドラマと環境問題的な要素が うまく絡まりあって楽しく 読めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月03日 14時39分03秒
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