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2010年09月11日
カテゴリ：読書
 『ガラスの巨塔』 今井彰 を読みました。 ちょうどテレビを見ていない時期だったので その時のブームがわからないのですが 「プロジェクトX」の番組プロデューサーだった方が書いた本です。 小説としてありますが、ほとんどノンフィクションに近い 作品だと思います。 NHK問題が凄かった時期のことは、 番組をみていなくても覚えていて ちょうど金融機関に勤めていたころだったので 窓口でたくさんNHKの解約を受け取ったのを覚えています。 この本を読んでいると、片方からの目線で書かれているので 全部を鵜呑みにして信じるわけにはいかないと思いますが NHKという組織の体質の悪さはとても分かる内容だったと思います。 そして、出世の階段を一気に上がるときの 恐ろしさ。こういった競争に参加すると 精神がおかしくなったり、変な人が出てきたり ちょっと「不毛地帯」も思い出しました。 大きい組織の出世競争の世界では必ずあることなのかな。 小説としても、ノンフィクションとしても おもしろい本でした。 そして、以前会社の研修でこの「プロジェクトX」の 番組を見たことがあるのですが、とてもいい番組で 感動しました。 著者は、大変なめにあったと思うのですが 力のある人というのは間違いがないので 体も心も休憩できたら、また素晴らしい番組を 作ってもらいたいと思いました。 クリエーターとして、次の作品が出たら そっちを今度は見て見たいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010年09月14日 22時25分32秒
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