今日は横浜の三ツ沢球技場で行われた早稲田大学と関東学院大学のA、B戦(一軍と二軍戦)を観戦。真夏のような日差しと温度でしたね。今年の関東学院は明大戦で90対0で圧勝するなどかなり強く、今日の試合も関東が有利であろうと予想されていました。しかし早稲田は風下の前半、関東の突進をよく止めて、A、Bとも接戦を制しました。Bが38対19、Aは19対7でした。
早稲田のAチームは主将の佐々木をはじめ、松本、内橋らを欠く布陣でしたが、フォワードがほぼ互角、マイボールのラインアウトはほとんど取っていましたね。バックスは矢富、今村の個人技で突破するなど随所に面白いプレーがありました。五郎丸は最後ノッコン(ボールを前に落とすこと)をしてピンチを招きましたが、相変わらず強い。久木元も強い選手ですが、キックが変でした。
関東では有賀が逆風を付いて、素晴らしいキックを披露していました。田井中は才能はありそうですが、ちょっとプレーが雑なようです。関東の選手は皆、大きくて力強いですね。荒っぽい選手も多いようです。露骨な反則をする選手もいました。
Bの試合はレフリーが取るべき反則を取らないで、取らなくてもいいような反則を取っていたように感じました。両方にとって変なジャッジがあったようです。レフリーのレベルアップが必要ですね。早稲田のBのリザーブに入っていた滝澤、岩永、橋本の1列目は有望です。滝澤と橋本は一年生ですね。後半は彼らの力が流れを作ったように感じました。
ともあれ、まだ春の陣が終わったばかり。菅平の合宿や練習試合が組まれている夏の陣、ケンブリッジ大学との試合を経て、いよいよ秋のラグビーシーズンへと突入するわけです。