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白山菊理姫

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2006.03.02
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カテゴリ:メディア
▼富山の土人形
その土地の伝統文化に触れ、それを報道することは、記者の醍醐味の一つである。3月3日のひな祭りの時期が近づくと思い出すのは、富山の土人形だ。

新人時代に、この江戸時代から続く富山の伝統工芸継承者を取材した。渡辺信秀さんという方だったが、残念ながら後継者がいなかった。全国には渡辺さんのように伝統工芸に携わっていながら後継者難で困っている継承者がたくさんいる。そのせいで、実際に伝統文化が途絶えてしまったケースも多い。私の原稿も後継者難対策に焦点を当てた。

雪が軒先近くまで積もっていた記憶があるので、おそらく1983年の1月か2月だったと思う。富山市内の渡辺さん宅にお邪魔して話を聞いた。渡辺さんは、なんとも言えない優しい手つきで土人形のお雛様などを丹念に作り上げていく。手作りのぬくもりが、完成された土人形から伝わってくる。素朴な形と美しさ。色彩もあでやかである。私もつい、その場でいくつか購入させていただいた。

渡辺さんはその後亡くなられたが、富山市の後援を受けた富山土人形伝承会が、渡辺さんから教わった技法を使って土人形づくりを続けている。新米記者のつたない原稿も、富山の伝統工芸伝承にいかばかりかの役に立ったのであろうか。





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最終更新日  2006.03.02 10:47:53
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