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カテゴリ:歴史散歩
今日最初にご紹介する変わった写真はこちらです。
なんと海辺の砂浜に巨木が生えています! ![]() もちろん、こんな波打ち際の浜辺に木が生えるはずはありませんね。これは流木を誰かがふざけて立てたものでした。 さて、今日は神代植物公園のオールドローズ園から薔薇をご紹介します。モダンローズの原種となっている薔薇たちが多いです。 ロサ・モリスです。 ![]() ヨーロッパ、西アジア原産。花は一重の濃桃色です。まれに白色花が咲くこともあるそうです。花径は4・5~6センチほどで、一枝に1~3花つきます。 次は中国北部原産のマイカイです。 ![]() 花は紫を帯びた桃赤色で、八重の大輪を咲かせます。初夏咲きですが、返り咲きもするそうです。ハマナスに似た強い香りがします。これは原種交雑種です。 ロサ・オキシオドン。 ![]() 花色は濃いローズピンクで一重咲きです。コーカサス地方原産の原種。1896年には栽培されていたとされています。 次はレディ・ヒリンドンです。 ![]() 花は半八重咲きの中大輪。花色は杏色で花弁の先は白くぼけます。紅茶のような甘い香りがします。この花の色と香りをしのぐ薔薇は、モダンローズにもないと言われるほどだそうです。1910年イギリスのロー&ショーヤー氏が作出しました。ティー系のオールドローズです。 次は、1843年にフランスのベリュジ氏が作出したスヴニール・ド・ラ・マルメゾン。 ![]() フランス語でスヴニールは思い出、メゾンは家、マルは接頭で悪とか不という意味です。直訳すると「悪い家の思い出」となりますが、なにかいわくありげな名前です。 花は中輪のクォーターロゼット咲き。花色は赤みがかったピンク色で、褪色して灰白色となります。バナナとシナモンを混ぜた香りがします。。ブルボン系(ダマスク系とティー系の交配によって出来た系統)です。 5月7日に撮影したオールドローズ園でした。 ![]() 手前に咲いているのは、シングル・ピンク・チャイナです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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