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テーマ:不思議な世界(697)
カテゴリ:不思議な世界
さて、今日はSF世界の話だと思ってください。
秋山さんが言っているように、ピラミッドやストーンサークルなどの巨石文明は、ゲル(巨人族系宇宙人)がもたらした文明であったようです。日本、ギリシャ、エジプト、イギリスやフランスのブルターニュ地方などでみられる巨石構造物がある地域がそうした拠点であった可能性が強いです。ゲルは山にこもる行者か隠者のように個人の能力を徹底的に突き詰めてゆくタイプで、精神的な豊かさを原動力にして進化する道を選びました。だからゲルは、巨石やピラミッドを使って気を操ることもできるんですね。 これに対して、ペル(グレイなど爬虫類系宇宙人)は物質文明により重点を置き、個人よりも全体が大事で、そして科学万能を核にして進化する道を選びました。社会構造としてはアリとか蜂に近く、それぞれが前向きに(ポジティブシンキングで)自分たちの役割を果たし、組織全体で進化していくわけです。自然との調和よりも開発を推進します。金などの鉱物が大好き(大好物)であることは既に説明しましたね。 人類進化の歴史はゲルの宇宙船が地球に不時着したことから始まったわけです。ゲルが使う通信波が哺乳類のラットから進化したサルを急激に進化させてしまった。これを知ったペルが、ゲルが地球の進化に介入するなら俺たちも介入させろと言って、地球にやって来たわけです。 そこから人類を二分するような対立が生まれてしまいます。ペルは武器などの科学技術を人間に与え、物質文明へと舵取りをさせます。するとどうしても、大らかな精神文明を軸にして自然と調和しながら進化を目指すゲルやゲル系人類と摩擦を起こしてしまうんですね。 軍隊のようにすべての役割がきちっと決まっているペルにとっては、ゲルの意識を持つ古代ギリシャ人たちのような自由奔放さが気に入らないというか、理解できないんですね。確かにギリシャ神話を読むと、ゲルとみられるゼウスをはじめ「欠点」だらけの神々があちこちで騒ぎを起こし、ハチャメチャです(笑)。組織で動くペルにとっては、全体の調和を乱すまったく理解のできない行動に思えてしまうんですね。もともとペルは進化の過程で感情よりも集団の存続を優先したという歴史がありますから、理解できないのも当然といえば当然です。 ペルはそこで武器を与えた人類を使って、ゲル系民族やゲルにちょっかいを出しはじめます。おそらくヒッタイトに鉄器を教えたのもペルではないでしょうか。そしてペルシャ戦争が起こりますね。紀元前492年から3回にわたってペルシャがギリシャを征服するために起こした戦争です。一時ペルシャはアテナイ(アテネ)を占領しましたが、紀元前480年のサラミスの海戦などでギリシャは勝利し、前449年に平和条約が結ばれたのは、ご承知の通りです。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.14 22:57:46
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