|
テーマ:ヨーロッパ旅行(4209)
カテゴリ:歴史散歩
ここでアラン諸島について、ちょっと説明しておきましょう。
アラン諸島は海底が隆起してできた岩盤の島です。だから昔は土がなかったんですね。土のないこの島で、島民がどうやって暮らせるようになったかと言うと、岩を砕いてその上に海藻を敷き詰め、さらにその上に砂を撒きました。やがて10年ぐらい経つと海藻が腐って岩の石灰質が融け出して、土になります。島民はそこでようやく、ジャガイモなどの作物が作れるようになったそうです。何とも過酷な島の暮らしです。 そのアラン諸島のイニシュモア島は、周囲40キロ、人口800人余りの島です。アランセーターの産地としても有名ですね。 さて、バスツアーの最後は、アラン諸島の中で最も有名な先史時代の砦、あるいは神殿とされるドゥン・エンガスでした。 ![]() 遠くに見える丘の上にあるのが、ドゥン・エンガスです。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.30 21:49:19
コメント(0) | コメントを書く
[歴史散歩] カテゴリの最新記事
|
|