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テーマ:ヨーロッパ旅行(4209)
カテゴリ:歴史散歩
三年前はタヴィストックからイギリスの有名なレイライン「聖マイケル・ライン」の拠点を見て歩きました。このレイライン上には、エイヴベリー(シルベリーヒル)、グラストンベリー、タヴィストックそばのブレントール、ハーラーズ・ストーンサークル、ローチ・ロック、セント・マイケルズ・マウンドなど主に聖マイケル(大天使ミカエル)を拝む礼拝堂や教会が建てられている場所が連なっています。しかも、その礼拝所や教会はグランストンベリー、ブレントール、ローチ・ロック、セント・マイケルズ・マウンドと、いずれも360度見渡せる丘や山の上に位置しているんですね。もともと、聖マイケルの礼拝所や教会がなくても、絶好の光通信中継所となりうる場所だったというわけです。
私の推測では、古来、つまりストーン・サークルを建造した4000年以上前から、聖マイケルラインは、光通信網の基幹ラインだった。その重要性に気づいた後世の人たちが、そこに大天使ミカエルを崇める礼拝所や教会を造ったのではないでしょうか。 さて今回は、そうしたレイライン上の拠点には一切立ち寄らず、聖マイケルラインの西端とされるセント・マイケルズ・マウンドのさらに西の先にあるメン・アン・トールへと向かいます。 ここには3年前にも立ち寄りました。近づくにつれて、三年前の記憶がよみがえってきます。 駐車場に車を止めて、歩きます。 ![]() そうそう、牛が放牧された牧草地の間のこのような道を前回も歩きました。 ほどなく、メン・アン・トールに到着。 ![]() このドーナッツ型の巨石とその両端にある立石が特徴の巨石遺構です。 ![]() 実はここを再訪したのには、わけがあります。 ある構図の写真を撮りそこなったからなんですね。 その構図とは、こちらです。 ![]() ドーナッツの穴の間に立石を入れる構図です。 かなりローアングルでないと撮影できないのですが、這いつくばるようにしてようやく撮ることができました。 ![]() これだけのためにはるばるやって来たのですが、ちょうど曇りがちだった空もこの時は晴れて、綺麗な写真が撮れました。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.09 14:55:33
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