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テーマ:歴史なんでも(780)
カテゴリ:歴史散歩
古代エジプトの主要ピラミッドをこれまで31基紹介して来ましたが、その紹介も残りあとわずかになりました。
第32基目の紹介となるのは、第13王朝5代目ファラオのアメニ・ケマウ王のピラミッドです。 おそらくダハシュールに建造された最後のピラミッドです。元々の高さは35メートルで、古名は不明。 アメニ・ケマウ王のピラミッドを地図で確認しましょう。 ![]() 中央やや上にある(9)が指す点が、アメニ・ケマウ王のピラミッドです。 下記の三本の直線の交点にあります。 1)ギザ台地の第三ピラミッドとメルエンラー王のピラミッドを結んだ直線。 2)ウセルカフ王とペピ1世のピラミッドを結んだ直線。 3)テティ王とセンウセレト1世のピラミッドを結んだ直線。 しかも3)はほぼ完璧な南北線(時計回りに0・06度の傾き)でもあります。 驚くべき測量技術は第13王朝にも引き継がれたことがわかりますね。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.29 15:30:51
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