|
テーマ:歴史なんでも(780)
カテゴリ:歴史散歩
高天彦神社参拝の後は、葛木一言主神社に向かいます。
その途中、大和三山が見渡せる場所があったので、車を路傍に止めて、撮影しました。 ![]() 写真中央に畝傍山。その陰に隠れるように奥に耳成山がみえます。 右手はおそらく手前が貝吹山で、その奥やや左に天香久山があります。 その天香久山のさらに奥には三輪山があるはずですが、この日はよくわかりませんでした。 ところで大和三山の一つである天香久山は、天火明の子・天香山(アメノカグヤマ)と密接に関係していると思われます。 ただし麓にある天香山神社のご祭神である櫛真智命(クシマチノミコト)は謎の神で、出自不明とされているんですね。 だれも素性を知らない、記紀にも記されていない神です。 そこで名前から読み解くと、「櫛」とあるからには、ニギハヤヒの直系です。 ニギハヤヒの直系で、天香久山と関係があると言えば、天香山しかおりません。 しかも「クシマチ」の「マチ」は「ミチ」と音が似ていますよね。 天香山の母の名前はアメノミチヒメでした。 おそらくオオトシの「櫛」とミチヒメの「ミチ」をもらって、「クシミチ」「クシマチ」となったのではないでしょうか。 名前をクシマチにしたのは、スサノオの直系であることを隠すためですね。 畝傍山と耳成山だけアップにしましょう。 ![]() 手前が畝傍山で、その左奥に隠れるようにして見える円錐形の小山が耳成山です。 そして葛木一言主神社に到着。 ![]() ![]() 次はこの神社のご祭神である一言主神について紹介しましょう。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歴史散歩] カテゴリの最新記事
|
|