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テーマ:旅のあれこれ(10123)
カテゴリ:歴史散歩
それは「水曜どうでしょう」の大泉亮も真っ青になるような「無謀な賭け」のような旅行計画でした。
それは次のような旅です。 ケント大学のある英国カンタベリーからスイスのジュネーブまでの片道の切符と、フランスのボルドーからカンタベリーまでの帰りの片道切符のみを事前に購入。 混雑が予想される本格的スキーシーズン(クリスマス休暇)到来前に、ユースホステルに泊まりながらフランスのアルプスでスキーをして、その後フランスを南下、南フランスの温かい場所で冬を過ごし、ボルドーからパリへ。そこで演劇を鑑賞してイギリスに戻るという壮大な計画です。 では、そのジュネーブからフランスのスキー場、南仏を経てボルドーまでをどのように移動するかというと、ヒッチハイクで移動しようという何とも大胆不敵な計画でもありました。 交通費を使わずに、ジュネーブからボルドーに何とかして辿り着かなければならないわけです。 片道二枚の電車の切符代は2万円くらいだったと思います。その他の宿泊費、食事代などの旅費は10万円以内で済まそうと決意しました。 本当にそのようなことができるのでしょうか。 計算すると、スキー代(レンタルとリフト券)などを含めたすべての費用を一日3800円で乗り切らなければなりません。 素泊まりなら一泊1000円、食事代も入れて一泊2500円(すなわち4日で1万円見当)ならその費用で賄えそうです。 決行日は、寮を追い出される12月12日でした。1月6日までには寮に戻る予定です。 当日、何しろ当時の私は若くて力に溢れて「怖いもの知らず」です。 ダーウィン・カレッジで朝ご飯を食べた後、午前中には出発します。 今回は日本から持ってきたショルダーバッグ型キャリアバッグではなく、バックパックを購入して、それを背負ってゆきました。 いざ、ヨーロッパ大陸へ! (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.20 16:22:43
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