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テーマ:歴史なんでも(780)
カテゴリ:歴史散歩
慣れない硬式球で四苦八苦する以外に、私は大きな問題も抱えていました。
実はこのころから、近視と乱視で裸眼ではキャッチャーの出すサインが見えなくなってきていたんですね。 サインで指を一本出したのか二本出したのかわからない有様。 私にはカーブと直球しかありませんでしたから、グーとパーだけでサインを出してもらいました。 黒板の文字も見づらくなってきたのも、高校一年の時です。 黒板のそばだと見えますが、後ろの席では見えません。 確かこのころ黒縁眼鏡をかけるようになったと思います。 目が悪くなったのは、何といっても子供のころから漫画を読みすぎていたせいかもしれません。 漫画大好き少年でした。テレビの見過ぎという説も否定できません。 でも一応「本人の名誉」のために言っておきますが、勉強のしすぎという面もあったとしておきます(笑)。 その勉強に関しても、高校生になってからは結構大変になってきました。 中学までは部活も週三回までと決められていましたから、それほど勉強に支障は出ませんでしたが、高校の野球部は毎日練習です。 日没後の暗くなるまでびしっと練習をするので、家に帰って食事をすると、かなりへとへとに疲れていました。 そうした環境の中で予習や復習をするのは、しんどい作業でした。 そして一番の問題は、夏の大会の東京都予選が期末試験とほぼ重なってしまうことです。 下手をすると、試験中に試合ということになりかねません。 幸いなことに、抽選の結果、期末試験の翌々日が試合となったので最悪の事態は避けられましたが、それでも試験期間中もずっと練習をやることになりました。 これは勉強を最優先にする私にとっては、かなりの負荷がかかります。 普通の部活では、期末試験期間の一週間前から部活は休止になるのですが、大会が近い場合は例外として部活を続けていいことになっていたんですね。 それだけでなく試験期間中も練習をやるとなると、ほぼ徹夜明けの状態で試験と練習をこなさなければならなくなります。 親に授業料を払ってもらっている以上、私としては勉強で妥協することはありえませんから、当然、肉体が悲鳴を上げることになるわけです。 そして、それは現実のものとなります。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.08 17:24:57
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