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カテゴリ:お気に入りコミックス・アニメ
コミックス版第2巻が出たので買いました。 この巻は、王の妃になったヒロイン秀麗を暗殺?しようとするたくらみが明らかになる、なかなかハラハラドキドキのストーリー展開。 1巻でも思ったのですが、読者の好みを良く理解している(というより読者とほぼ同じ視点で楽しみながら創作してる?)作者が、とてもツボを押さえたキャラクターとストーリーを簡潔に展開していってますね。私の苦手な漢字の人名にだけは、今回も泣かされましたけど、話は分かりやすく、面白い。 いや、分かりやすくしすぎ? 1巻で紹介された典型的な主要キャラが、2巻では、ぱっと上の衣をぬぎすてるとあら不思議、第一印象とは異なる別の顔をのぞかせます。バカ殿に見えた王は文武両道に秀でたスーパーヒーロー、影の従者だった静蘭は実は王の兄、きわめつけは地味な窓際だったヒロインの父が、最強?の暗殺者だったこと。 こういう、「実はこの人の正体は・・・」みたいな仕掛けが、ちょっと多すぎ? ていうか、登場人物のほぼ全員が、裏の顔を持っているような・・・。そんなことってあるんでしょうか。まるで将棋盤の上で次々と“駒が成る”(私の夫談)みたいです。 面白いんだけど、何だかちょっとついていけない気もします(ゼイゼイ)。 唯一、見たとおりの人物であるらしい藍楸瑛と李絳攸を見ると安心しますが、絳攸くんには何か過去があるらしい・・・、いたるところに仕掛けがいっぱいです。 ともあれ、ヒロインはどんな状況に追い込まれようとも、常に常識的一般人でありつづけるのが、頼もしく、嬉しい限りです。次はどんな仕掛けが待ち受けているのか、3巻が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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