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カテゴリ:お気に入りコミックス・アニメ
巷で人気のコミック&超訳百人一首『うた恋い。』を買ってしまいました。
以前、ちびまる子ちゃんの俳句や短歌の本を娘に買ったので、百人一首もそのうち買おうかなあなんて思っていましたが、私のシュミで断然こちらを買ってしまいました。 表紙は在原業平なんですが、装束はともかくとっても現代風にアレンジされたお姿で、生粋の古典ファンなら眉をひそめそうです。おまけに、歌にまつわるエピソードは「えっホント?」みたいなものも。 でも、歴史上の人物って自力ではなかなかイメージしにくいものがあって、現代風の小説やコミック、あるいは時代劇なんかで親しむ方が親近感をもちやすいのも事実。 たとえば私は中学生ぐらいのころ 「つくばねのみねよりおつるみなのがわ~ こひぞつもりてふちとなりぬる」 という陽成天皇の歌が好きでした(意味が分かりやすいからデス)。が、陽成天皇のことをちょっと調べると、何だか奇矯なふるまい多しで若くして退位させられた人、ということで、その人がなぜこんな素直で分かりやすい歌を詠んだのか、ずーっと不思議でした。 このコミックを読むと、それなりの心温まるストーリーがついていて、なるほど!と初めて納得。あらためてこの歌が好きになりました。 と、そんなふうに、どのエピソードもすごくツボをついていて、読んでいるだけで心がオトメに若返ります。 続刊も買うと思います、たぶん。 小5の娘にすすめるには、ちょっと早いかなあ・・・と思いつつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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