よろず屋の猫

珍しく時系列を入れ替えてたので、一瞬「?」状態になってしまいました・・・。

日テレさんはいつもHPで詳しいあらすじを載せてくださるので、こちらをどうぞ。


いつものように、もの凄く簡単に書くと、

関口と榎木津は喫茶店で久保と出くわす。
榎木津が「可菜子を知っているだろう?。」と言うと、最初は否定していた久保だが、写真を見て認識。
動揺して写真を貸して欲しい、自分が捜すと言う。
関口は、久保が白い手袋をしているのは、指が欠損しているため、と言う。

頼子の家に行った関口と榎木津は、頼子と別れた後、釘を打ち付けて閉じられた扉を無理やり開けて中に入る。
頼子の母が自殺しようとしていた。

榎木津と関口は、「御筥様はインチキ。」と説得、頼子の安全に気を配るように話す。

木場は陽子を訪ね、「雨宮は犯人ではない。」と告げる。

京極堂の元を訪れた関口が、久保が白い手袋をしていることを話すと、京極堂の顔色が変わる。
幾つかの事件。
内、バラバラ死体遺棄事件の犯人は久保だと、京極堂は断定。
そこに本部から青木に、「頼子の両腕が発見された」と言う知らせが入る。


えっと、前に榎木津と関口が頼子に会った回がありましたが、その時に頼子に会う前に2人は久保とも会っていた、また2人は頼子・母の自殺を止めた　→　待ち合わせの相手の久保に頼子が殺される(アバン)　→　頼子の遺体の一部が発見される・・・って言う流れで・・・良いんですよね?。

ちょーっと分り辛かった気がする。


アバンで三つ編みの髪のまわりに血。
そして久保。
やっぱり殺されてしまったんですね。
もっとも久保は“殺す”つもりはなかったんだろうけど。

福本が頼子の身辺調査をしてるシーンがありましたが、同級生たちには頼子は可菜子の真似をしていると思われていたんですねぇ。

可菜子の美意識は自分のもの。
でも頼子は、そんな可菜子に憧れて影響を受けていただけ。
だから久保の甘言に易々と乗ってしまったんでしょうか?。

だからって、「魂が穢れているから」とか久保には言われたくないだろう、可哀想すぎる。


根暗の関口ですが、榎木津といるときは明るくて良いわー。
例えバカにされようとも、それが榎木津の友情の証だよ。

2人のやりとりが面白くって、ニヤニヤしちゃう。
全体に陰鬱な雰囲気だけど、そこだけ光がさしてるようですよ。

久保に会った関口と榎木津。
榎木津、ここで千里眼発揮!!、可菜子を知らないと言う久保に「ウソつきだなぁ、知ってるくせに。」
初めて会った相手でもズケズケ言っちゃうのが榎木津。

結局、久保は「可菜子」の名前を知らなかったと言うことのよう。
見せた写真を、久保に貸すことに。
これが後々ねぇ・・・。

久保の執着心丸出しの様子を見れば、分りそうなものなんだけど。
結局、榎木津の能力は、千里眼と言う天然のもので、深く考える京極堂とは違うってことなんでしょう。


ドリーム頼子には、「僕より信用されている？」、錯乱中母には「僕とは会話が続かないのに、榎さんとは続いてる」榎木津。
落ち込むことはない、関口、真っ当なのは君の方だから。


頼子の家では、御亀様にさせられてしまう関口。

母の自殺を止める説得のセリフが、「後始末する娘さんが困る。」by 榎木津。
イヤ、全くその通り。
素で核心つくよね、榎木津って。

久保にも見せた榎木津の神通力、ここでも発揮!!。
でも「頼子の身辺に気をつけるように?。」と言う忠告は間に合わなかったんだなぁ・・・。

そう言えば、頼子にも痣だか、ニキビだかがあると言ってましたね。
これは偶然か?。←京極堂的には有り得ない。
では何なのか?。


陽子に会いに行った木場は美馬坂との関係を尋ねる、彼は陽子の母の担当医だった。
陽子の偽装に気付いていた木場、「雨宮は犯人ではない。」
陽子は木場に、「もっと早くかかわって欲しかった･･･。」と言う。

すっごく意味深。
でもシビアな受取り方をすれば、「遅いんだから、もう係わらないで欲しい。」と言ってるようにも思える。

「俺のヤマ」by 木場・・・ねぇ。
事件を解決したいという刑事魂と、陽子への思いと、パーセンテージ的にどれくらいよ?、と思っちゃうよ。


京極堂の家に行った関口。
京極堂ったら、ちゃんと短編を全部読んで、順番を考えてくれていたんですねぇ。
関口が自分から言い出せなかった頼み事だよね。

京極堂は何だかんだいっても、関口に対しては優しいんですよね。
って言うか、放っておけないって感じ。
原作のシリーズ通して、それを感じます。

久保の小説も読んだ京極堂。
関口から、久保が白い手袋をしていると聞くと、動揺。
「これはますます不味い。」

柚木加菜子殺害未遂事件
柚木加菜子誘拐事件
須崎太郎殺害事件
バラバラ死体遺棄事件

内、「このバラバラ死体遺棄事件の犯人は、久保竣公。」と京極堂。

青木がやって来て、「頼子が行方不明」だと言う。
そしてその青木に、「頼子の両腕が発見された」と言う電話が。


解決に向けて凄く進んだように思えても、これで山登りで言うなら、まだ三合目・・・ってとこかしら。