Delicious Penalty!

[がんばれ！ペナキッズ] カテゴリの記事

全73件 (73件中 51-73件目)

< 1 2

• がんばれ！ぺナキッズ第１４話～約束、超えろ！ぺナキッズ後編～

  長久手スリーエスに勝って、ヒデ監督とワッキーコーチを驚かせたいというりょうまくんの願いが届いたのか、８番フォワードのあきとくんがサイドから放ったボールがあと少しでゴールという奇跡が起きました。ワッキーコーチ「そうよ、形いいぞ、おら！盛り上げろ、自分らで！あほみたいに元気だせ、あほみたいに！」ヒデ監督「今のね、今の感じだよ！出来るんだから！」しかしその直後、長久手スリーエスが同じくサイドからゴールを決めて、４点目を入れられてしまいます。ヒデ監督「いいよいいよ、下向いてもしょうがないよ！」ここで前半が終了して、作戦タイムに入りました。ヒデ監督「向こうね、技術やっぱ高かったわ。センタリングのシュート練習いっぱいしたけども、向こうは確実に決めてきたよね。もうボレーだろうが、ヘディングだろうが、きれいに決められてる。でも最終的には、それってやっぱり勇気だよね。みんなが集まってきても、頭で行ったあの子なんてやっぱり、技術もさることながら、勇気もあると思う。」ワッキーコーチ「１回とおやからのセンタリングをさ、あきとがヘディングしようとしたじゃん。あれでもおしかったけどさ、あんときなんかみんなうわーってみんなで盛り上がっただろう。その盛り上がりをさ、ずっと続けなきゃだめだよ。目に見えない力ってあるから。」ヒデ監督「流れがあるからね。」ワッキーコーチ「そう、流れ、勢いっていうのを自分らに引き寄せるんだよ。」そして後半戦、ぺナキッズと長久手スリーエスはお互い勝負を譲らずに一進一退で試合が進んでいきました。特に鋼鉄のディフェンス平田くんの守りは相変わらず厚く、りょうまくんは１度もシュートを打てないままです。長久手スリーエスの攻めにキーパーしょうやくんが疲れ始めていた時、長久手スリーエスに５点目のゴールを決められてしまい試合は終了となりました。ワッキーコーチ「試合は正直ね、結果的には負けが多いけども、どんどんね、サッカーは良くなってってるのはそれはほんとみんな自信持っていいからね。結果はまあこういう感じだけども、サッカー的にはね、よくなってってる。」しかしシュートを１本も打つことができず、自分との約束も果たすことができなかったりょうまくんはくやしそうです。ワッキーコーチ「１００％負けたのは、おまえらのせいってわけでもないから。監督とコーチのせいもあるから。日本代表が（ワールドカップで）負けたのも、半分はジーコ監督のせいかもしれないし。」りょうまくんは今回のプレーについて、３０点と自分で判断しました。そして長久手スリーエスの鋼鉄のディフェンダー平田くんは、「まずは攻めてこぼれ球とか押し込んで、ディフェンスも体を入れるとか。１対１でよく抜かれてたから。」とぺナキッズに必要なものについて語りました。お互い打倒愛知FCジュニアを目指す２つのチームは、試合が終わった後合同練習に入ります。ぺナキッズは長久手スリーエスのコーチから、新しいドリブルの練習方法を教えてもらいました。ワッキーコーチ「こういうのって、繰り返しだから。１人でも出来るしね。これはほんといい練習教わったわ。」みんなが合同練習に参加する中、足を痛めたけいじくんとゴールを連続で決められたキーパーのしょうやくんが離れた場所にいたので、ヒデ監督は２人のもとへ近づいていきました。ヒデ監督「相当くやしかったんだな。何が足りないかな、うちのチーム？」しょうやくん「チームワーク。」ヒデ監督「そう考えると、ここで今みんなが練習してる時に、しょうやが１人抜けちゃうと、チームワーク乱れちゃうんじゃない？ほんとにおまえらが引っ張ってくれてるから、はやたがいなくてもこのチームは、戦えたと思うしね。結果はちょっとな、くやしいけど。まあ俺も、コーチも力ないけどがんばるからさ、しょうやの力も借りたいからさ、一緒にやろうぜ。」しょうやくんは「うん。」と立ち上がって、ヒデ監督とグラウンドへ向かいました。ヒデ監督「おまえがいないとだめなんだよ、このチーム。助かるぜ！」合同練習が終わった後は、ワッキーコーチのお言葉の時間です。「ある牧師が言いました。人のために何かをすることで、誰もがすばらしい人になれます。どんなに弱くたって、どんなにかっこ悪くたって、人のために何かをすることで、すばらしい人になれます。僕たちはね、長久手スリーエスの思いも乗せて、愛知FCに挑みます。人の思いも乗せ、みんなのため、がんばっていきましょう。じゃあ今日も、いつも通り走るぞー！」ぺナキッズとワッキーコーチは、元気いっぱいにグラウンドを走っていきました、、、。次回ぺナキッズは、四日市の強豪と対戦します。しかも相手は４年生、５、６年が中心のぺナキッズは負けるわけにいきません！「人のために　何かをすることで誰もが　素晴らしい人になれます」人種差別と戦った牧師、マーチン・ルーサー・キング・Jr（アメリカ）半年も遅くなってしまいましたが、長久手スリーエスのブログに今回のレポートをトラックバックさせていただきました。パソコンが壊れたり、体調不良のためずっと延期してしまってすみませんでした。ぺナキッズの番組収録のもようは、こちらで見ることができます。その他にも長久手スリーエスのページには、ぺナキッズ収録の時の写真がいっぱい載っているのでぜひごらんください。

  2007年02月09日

  コメント(0)

• がんばれ！ぺナキッズ第１４話～約束、超えろ！ぺナキッズ！前編～

  これから４回にわたって、ぺナキッズのレポートをお届けします。今回ぺナキッズと対戦するのは、２００５年愛知万博が開催された場所でも知られる、愛知県長久手市の少年サッカーチーム「長久手スリーエス」です。主にディフェンスを強化していて、ぺナキッズの宿敵である愛知FCジュニアと月１回練習試合を行っています。長久手スリーエスのディフェンダーである、平田くんの鉄壁を破らなければ、ゴールネットを揺らすことはできません。愛知FCとの対戦では、勝ったことはなく引き分けが最高だそうです。対するぺナキッズはキャプテンはやたくんがトレセンで練習中のためお休みで、代わりにりょうまくんがキャプテンに任命されました。りょうまくんはこの試合で、自分自身とある約束をしていました。「次の試合で、ちゃんと点を取って勝って（ペナルティの）２人をびっくりさせたい」試合の前、りょうまくんはワッキーコーチに鉄壁を破る秘策として、シュートフェイントを教えてもらいます。ワッキーコーチ「３回挑戦してみて、１回は決まるから」長久手スリーエスの選手も、「ディフェンスは強いから、０点で押さえて３点ぐらいは取って勝ちたい」と意気込みを語りました。ワッキーコーチ「（フェイントを）決めてくれないかな、、、」ヒデ監督は、ぺナキッズにはやたくんからの「とにかくシュートを打ってほしい」というメッセージを伝えました。真夏の青空の下、いよいよ長久手スリーエス戦の開始です！ワッキーコーチ「打って打って打ちまくれよ、今日は！」試合が始まってすぐ、長久手スリーエスが絶妙のパス回しで１点を決め、ぺナキッズはピンチに見舞われました。りょうまくんが長久手スリーエスに勝って、ヒデ監督とワッキーコーチを驚かせたいという約束には理由があります。以前対戦した名古屋FCレディースのメンバーから３人の選手が海外遠征イレブンに選ばれたという新聞記事を見つけました。ぺナキッズが唯一勝ったことがあるチームの選手が海外に遠征するのに、自分たちは連敗続きでくやしい思いをしていたので、監督とコーチのためにどうしても勝ちたかったのです。ワッキーコーチ「元気出せー、ぺナキッズ！あほみたいに元気出せ、あほみたいに！」コーチの声援のおかげで、ぺナキッズも次第に攻めの体勢に入ってきました。りょうまくんも積極的にシュートを打とうとしますが、平田くんの鋼鉄のディフェンスを破ることはできません。試合は長久手スリーエスにペースを逆転されはじめ、波状攻撃でシュートを打たれますがなんとか止めることができました。ヒデ監督「打たすなよ、その前に！全部キーパーじゃん！」キャプテンはやたくんがいない分、きむ兄としょうやくんが食い止めようとしますが、長久手スリーエスは次々と点を入れていきます。前半残り５分、ぺナキッズがうつむき出した時、りょうまくんはみんなに気合を入れました。「１点取るぞーっ！！」

  2007年02月04日

  コメント(0)

• がんばれ！ぺナキッズ第１３話～弔い合戦、止めろ！ぺナキッズ後編～

  前半残り４分、前に出た浮き玉をじゅんや君が追いかけていきますが、アルトル君に止められてしまいました。しかし転がったボールを亮くんが積極的にシュートしますが、相手に止められてゴールを決めることができませんでした。その後ボールをドンポスコに奪われてしまい、ジョアオ君がシュートを決めて１点入れられてしまいます。ワッキーコーチ「奇しくも、ワールドカップの日本対ブラジル戦と同じような時間帯に点を取られてしまいました、、、残念」サッカー王国ブラジルチーム、ドンポスコのリードで前半は終了です。ワッキーコーチ「センタリング上げても、１７番に全部跳ね返されちゃうから、もうちょっと思い切って、シュートみたいなセンタリングで打ってみ。ほんで、それを詰める。サイドからセンタリング上げる時は、ちょっとシュート気味に打って、フォワードはそれを見越して早めに詰めといて」対するコレジオドンポスコも、ハーフタイムで前半の動きを修正して後半で追加点を狙います。後半に入り、ぺナキッズはフォワードを新井くんから遠矢くんに交代しました。ヒデ監督「フォワードもディフェンスするんだよ！」後半２分目で、ヒデ監督の指示が形となってはやたくんのフリーキックをけいじくんが止めてコーナーキックに持ち込みました。ワッキーコーチ「ボールばっか見んな！集中しろよー！」りょうまくんのコーナーキックは、大きくはずれてしまいます。ヒデ監督「体だよ、そこは、、、」その後けいじくんがドリブルからシュートを決め、あと少しでゴールというところでアルトルくんに止められてしまいました。ぺナキッズがチャンスを何度も逃しているうち、今度は逆にドンポスコに試合のペースを持って行かれてしまいます。しかし残り１０分、はやたくんがロングシュートを決めますがボールはゴールネットに引っかかってしまいゴールには至りませんでした。試合がぺナキッズのペースに戻った残り５分、はやたくんが再度ゴールを狙いますがゴールを決めることができません。ヒデ監督「今みたい、絶対はじくから！」何回ものチャンスを生かすことができないまま、試合は終了してこれでぺナキッズは３試合連続の完封負けです。はやたくん「悔しい、、、勝てるチームだったのに。（フォワードが）シュートを打たない。言っとるけど打たんもん。」一方フォワードのあきらくんは、「打てるところもあったけど打たなかった。」ワールドカップの借りを返すことができなかった亮くんも、シュートを決められなかったくやしさでいっぱいでした。試合が終わった後、ぺナキッズは試合に負けた原因だったパス練習を繰り返しました。ヒデ監督「強くて、正確で早いパス！」ワッキーコーチ「球が来る前に、１回チラって周り見ようねー、余裕がある人は！」ヒデ監督「こういうの試合に多いわ、そういえば！」ドンポスコのキャプテンアルトルくんからは、「サッカーは楽しむことが大切です。愛知FCとの試合がんばってください」というメッセージがぺナキッズに届けられました。最後はワッキーコーチのお言葉の時間です。「あるプロゴルファーが言いました。一生懸命努力すれば、するほど運は味方する。一生懸命努力するってことをね、まあちょっとこう不安になる時ありますよね。俺って、もしかしたらまちがってんじゃないか。他のやり方があるんじゃないか。そういう風に思う時があります。でもね、一生懸命やってると、どこかで誰かがちゃんと見てます。これからきびしい練習をずっとやってきますけども、みんな、一丸となってがんばろう！打倒愛知FCでがんばろう！愛知FC絶対倒そうね。わかった？」ぺナキッズ「はい！」「ようし！みんなはりきって、ブラジル体操をやろう！」ワッキーコーチはブラジル体操で、落ち込んでいるぺナキッズを元気づけたのでした、、、。次回ぺナキッズは、東尾張は長久手の鉄壁チームと対戦します！一生懸命　努力すればするほど　運は味方する全メジャータイトル制覇　ゲーリー・プレーヤー（南アフリカ・プロゴルファー）

  2007年01月20日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第１３話～弔い合戦、止めろ！ぺナキッズ前編～

  お待たせしました！今回から、半年間お休みしていた、ペナキッズといただきマッスルのレポートを再開させていただきます。マッスルの方は現在５０分に拡大しているのですが、ワッキーさんが出動した分だけを書くことにして、それ以外の回は番組のサイトにリンクを張って内容を見ていただくことにします。今回はペナキッズのレポート、第１３回目です。これまでの対戦のもようは、こちらからごらんください。愛知FCとの対戦に向けて実戦を積みつづけるペナキッズですが、なかなか得点を上げることができないでいます。そんなペナキッズの今回の対戦相手は、小牧市在住のブラジル人少年たちのサッカーチーム「コレジオドンポスコ」です。サッカー王国のモンスターであるキャプテンのアルトルくんは、「ペナキッズとは戦ったことがないので、スコアはわからないから勝ちたい！」と意気込みを語りました。個人技がさえるドンポスコに対してペナキッズの注目選手は、チームの大黒柱である亮くんです。ぺナキッズには弟のるいくんも一緒に入っています。コレジオドンポスコは、応援団が奏でる陽気なラテンのリズムとともに晴れ渡ったグラウンドに現れました。ワッキーコーチが好きな選手を聞いてみると、やはりロナウジーニョやロナウドといったブラジルの選手の名前があがりました。いきなり現れたサッカー王国ブラジルの少年たちに、ぺナキッズもかなりとまどい気味です。試合前にブラジル体操でウォーミングアップするドンポスコの選手たちに負けないように、ぺナキッズも秘密練習で身につけたブラジル体操で対戦の準備をします。そして大黒柱の亮くんは、「ワールドカップで日本がブラジルに負けたから、借りを返すつもりで勝つ」と決意を固めました、、、。試合が始まってさっそく、ぺナキッズにコーナーキックのチャンスが訪れます。りょうまくんの放ったキックが浮き玉となり、じゅんやくんがゴールを決めようとしますがおしくも空振りでそのボールをアルトルくんが受け止めました。これまでと違って果敢に王国ブラジルに立ち向かうぺナキッズに対して、ヒデ監督の声も自然と熱くなります。そして前半１０分、りょうまくんのセンタリングを相手のディフェンスがカットして、クリアしたボールをきむ兄こときむら君がロングシュートで決めましたがゴールにはいたりませんでした。その後亮くんが相手フォワードのシュートを阻止して、果敢に動きを止めます。試合３日前、亮くんは１２歳の誕生日を迎えました。家族からのプレゼントは、サッカー少年たちのバイブルである「キャプテン翼」の単行本です。「次の試合は翼くんみたいに頑張る」と、亮くんは誓っていました、、、。

  2007年01月14日

  コメント(0)

• ぺナキッズヒストリー。

  現在レポートお休み中ですが、放送開始からそろそろ半年たつということで、がんばれ！ぺナキッズの番組の移り変わりを振り返ってみます。愛知県豊山町を舞台にした弱小サッカーチームを、ペナルティの２人が強いチームに育てるという物語は最初バラエティ番組っぽく始まりました。町の人たちに応援をお願いしたり、時には特訓に協力していただいたりもしたのですが、第１回で対戦した愛知FCジュニアとの再戦が決定してから番組はスポーツドキュメントへと変わっていきました。強いチームとの実戦をくりかえすうち、少しずつですがぺナキッズは力をつけてきています。ただ１度も満足する試合ができていないことも確かで、勝った時もうつむいてしまうことがあります。対する強豪チームはみんな自信まんまんで、試合前には必ず「勝てます！」と言っているのに、、、。このあたりが大きなちがいと言えるのではないでしょうか。来週と再来週、２週間にわたって愛知FCジュニアとの再戦のもようが放送されますが、先日瑞穂陸上競技場へ試合を見に行ってきました。初めて生で見るぺナキッズは、かなりの成長をとげていました。試合の結果は番組が放送されるまで内緒ですが、お休み中のレポートも早いうちに再開してぺナキッズの成長ぶりを記録していこうと考えています。そして番組の方にも大きな展開が、、、？次回は、いただきマッスル！ヒストリー！（の予定）

  2006年09月10日

  コメント(3)

• がんばれ！ぺナキッズ第１２話～打て！！はばたくぺナキッズ前編～

  最近ペナルティの２人が、個人で番組に出演する機会が多くなりました。特に先週から今週にかけては、ヒデさんが「脳内エステIQサプリ」と「ナンだ！？」（東海地区では放送されていません）に出演してちょっと珍しい１週間となりました。来週月曜日に放送される、「Qさま！！」のスペシャルでワッキーさんが潜水選手権に参加するので、トレーニングに励んでいたからか、いただきマッスル！でお手伝いに行っていたからでしょうか。８月に行われる、愛知FCとのリベンジ戦に向けてぺナキッズは実戦をひたすらこなしていくことになりました。その１歩として前回行われた各務原FCとの対戦では、エースのフォワード越沢くんに試合をリードされて１３対０の大敗に終わってしまいます。今回の対戦相手は、去年開港した愛知国際空港のお膝元、愛知県常滑市のチームであるFCセントレアです。彼らの得意とするのは個人技で、「捕られたら捕りかえせ」をモットーに３６種類のドリブルを練習しています。このチームの要注意選手は、「FCセントレアのジェットエンジンドリブラー」６年生の杉江くんで相手のディフェンダーだけでなく、キーパーも抜き去る華麗なドリブルテクニックを持っています。杉江くんのドリブルを阻止することが、ぺナキッズの今回の試合での勝利条件です。杉江くんに「勝つ自身はありますか？」と聞いてみたところ、「はい！」と返事が返ってきました。そしてぺナキッズディフェンダーの要は、キャプテンのはやたくんで体を駆使した強烈な当たりと、確かなテクニックでぺナキッズを引っ張る大黒柱です。しかし前回の各務原FCとの試合の時、はやたくんは腰に不安を抱えて後半しか出場することができませんでした。ぺナキッズはこの危機を乗り切って、勝利することができるのでしょうか、、、。ヒデ監督「それでは、本日試合を行います」ワッキーコーチ「また試合ですか？」ヒデ監督「この時期はどんどんどんどん、戦術をアップしていきたいと思います」ワッキーコーチ「そうだね、やっぱり試合でいろいろなものをつかんでいくっていうのが一番だね」ヒデ監督「ということで、本日の対戦相手を発表します。３６種類のドリブル練習をするという、スーパージェットチーム、FCセントレアと試合します！」そしてぺナキッズのホームグラウンドに、青い空をイメージしたスカイブルーのユニフォームをまとったFCセントレアの選手たちが舞い降りてきました。そしてヒデ監督はキャプテンであるキーパーの佐治くんを呼び寄せます。ヒデ監督「ドリブル練習すごいってうわさを聞いたんだけど」佐治くん「いつもしてます」ワッキーコーチ「３６種類のドリブル、、、１６番の子がドリブルがうまいの？」そこでワッキーコーチは「１６番の子」である杉江くんも呼び寄せました。ワッキーコーチ「杉江くん？ちっちゃいね～」ヒデ監督「うわさの杉江くんですよ、隼大、隼大！」ワッキーコーチ「隼大と並んだら、ほら全然隼大の方がでかいよ」隼大くんと杉江くんは、同じ６年生ですが杉江くんは６年生には見えないくらい背が小さな男の子で隼大くんはとても体格がいいので、ならぶとその差はかなり大きいです。ワッキーコーチ「隼大の方がすごいんじゃないの？デカイし太いしさ、隼大の方が」ワッキーコーチがFCセントレアのメンバーに杉江くんがどのくらいドリブルが上手か聞いてみると、「バリうまい」という答えが返ってきました。試合の前のアップでは、FCセントレアのメンバーは巧みにボールをあやつってドリブルの練習をしています。このドリブルを阻止することが、ぺナキッズが勝利する絶対条件です。FCセントレアの監督は、「１対１で絶対負けない、捕られたら捕りかえす」とメンバーに指示をしました。対するぺナキッズは、今回もキーパー翔耶くん、ミッドフィルダーの将之くん、フォワードの輝くんが修学旅行のため参加できずチームの要である隼大くんも腰に不安を抱えたままです。隼大くんは全体練習を休んで治療に専念し、お父さんと自主トレをして試合に間に合わせていました。ワッキーコーチ「腰はどう？」隼大くん「よくなってきてます」ワッキーコーチ「この前の試合も、やっぱちょっと腰が痛そうだったもんな～。はやく治ればいいんだけど」ヒデ監督「くれくれも８月という本番があるんでね、無理はしないで。ただ、期待している。キャプテンとして、そしてね、ディフェンダーの要として、やってください」隼大くんとヒデ監督は熱い握手を交わし、いよいよ試合のスタートです！ヒデ監督「最初な！」今回の実況はCBCの宮部アナ、解説は前回に引き続き名古屋グランパスの伊藤コーチです。前半はFCセントレアの攻撃を、隼大くんがナイスセーブでクリアしました。しかしFCセントレアも華麗なドリブルでボールをキープして、ぺナキッズを翻弄していきます。キーパーを抜き去っていく巧みなボールさばきで、ぺナキッズはピンチに追い込まれてしまいましたがディフェンダーの木村くんがナイスカバーでこのピンチを回避します。木村くんはジェットドリブラー杉江くんのマークも忘れてはいませんでした。FCセントレアの選手はぺナキッズに囲まれながらも、あわてずに１人でボールを運ぼうとします。隼大くん「４人も行くなーっ！」ワッキーコーチ「ボールちょっと見すぎだよ中盤！」FCセントレアのドリブル阻止を意識しすぎたぺナキッズは、中盤に何人も選手がかたまってしまい、右サイドがガラ空きになってしまいました。そのすきを狙ったFCセントレアにゴールを決められてしまい、ぺナキッズは危機的状況です。ワッキーコーチ「いやいやいや、まだ全然大丈夫だよ！」ヒデ監督「いいよ、それまではよかったんだから！こんなとこでやっていこう！」先取点を取ったFCセントレアは、動きに輝きがましてぺナキッズに波状攻撃をかけてきますがキーパーのりょうくんがナイスセーブで食い止めていきました。ワッキーコーチ「キーパーうまくなったな、りょう」そして隼大くんを中心にディフェンダーも奮闘して、味方の攻撃を待ちます。さらにFCセントレアのキーパーがクリアミスをして、ぺナキッズにチャンスがめぐってきました。こうしてFCセントレアに点を取らせることを許さなかったぺナキッズは、１対０でリードはされているものの、無事前半を終了することができたのです、、、。

  2006年07月13日

  コメント(0)

• がんばれ！ぺナキッズ第１２話～打て！はばたくぺナキッズ後編～

  隼大くん「勝てる」ヒデ監督「本当だよ、負ける気しないよ」隼大くん「（相手のドリブルは）捕りやすい」ワッキーコーチ「捕りやすいんだけど、それを捕りにくるのが多すぎるんだよ。捕った後に攻め手がなくなっちゃうんだよな」ヒデ監督「フォワードさあ、ディフェンスがんばってんだから、フォワードここまで来てボール蹴って捕られたらさ、追いかけてくれ。お前らが取りに行けよ。自分のミスなんだから」ヒデ監督はディフェンス陣のがんばりに比べて、動きが今ひとつだったフォワード陣に対して怒りをあらわにしていました。ヒデ監督「ディフェンスにまかせないで、お前らが点取ってんならまだわかるよ、まだ点取ってないんだから、ディフェンスもやんなきゃ。OK?んなもん苦しいよ。ディフェンスだけで守ってたら。前からやらないと。捕られて、ああ捕られちゃったっていうところが、まずおかしいよ。正直中盤の遠矢、けいじ、諒真の３人がもうがんばってるだけって感じがする」ヒデ監督の厳しい言葉でぺナキッズが思い出すのは、前回各務原FCに１３対０で負けた試合の後の反省会でのことでした。「ボール触る前に捕られとった」「ずーっと守ってばっかだった」と意見を交わした後、次は点を取ろう、そして勝とうと心をひとつにした反省会を思い出し、この試合は勝てる！とふたたび心をひとつにして、ぺナキッズは後半戦にのぞみます。対するFCセントレアの杉江くんは、ぺナキッズのディフェンダーに関して「体（の当たり）がキツかったから、フェイントで抜きたい」と感想を語りました。後半戦がはじまり、早くも杉江くんのジェットエンジンドリブルにぺナキッズは振り回されてしまいます。FCセントレアのフリーキックをうまくセーブしたキーパーのりょうくんですが、フリーのヘディング、そして右サイドからのパスでゴールを決められてしまいます。ヒデ監督「なんであのヘディング、そのままフリーでやらすかな、、、」隼大くん「からだ！からだっ！！当たれ当たれ当たれ、当たれ！」FCセントレアに２点目を取られてしまい、元気がなくなったぺナキッズにキャプテンの隼大くんは声を出しつづけていました。隼大くんは試合の前に、ぺナキッズに対して「自分が点を入れてやるぞって思う気持ちがない」と語っていました。キャプテンは辛くないかと言う問いに対して、隼大くんは「それがおれに与えられた試練みたいなものだから」と答える隼大くんの机の前には、「辛抱」とかかれた１枚の紙が張られています。その言葉どおり、隼大くんは辛抱に辛抱を重ねて味方フォワードの攻撃を待ち続けました。自分が辛抱すれば、味方のフォワードが、信頼する友達が得点してくれるはずと信じ続けていましたが、ディフェンス陣のふんばりにフォワード陣は答えられないで試合は進んでいきました。ヒデ監督「もう辛いよ、ディフェンダー。フォワードがんばらないと」監督の言葉にフォワードのじゅんやくんがFCセントレアからボールを奪い取り、得点のチャンスでしたが逆にボールを捕りかえされてしまいます。そして右サイドからのパスでダイレクトボレーシュートがきまり、これでFCセントレアは３点目の得点です。ワッキーコーチ「完全なサイドアタックだな、、、」ヒデ監督「いいよ、最後まで最後まで！」後半の残り時間は３分で、３点差はぺナキッズにとって厳しいものとなりました。ヒデ監督は８月の愛知FCとのリベンジ戦に備えて、控えのひろくんを起用して可能性を探ることにします。アライくんに変わってひろくんが投入され、最後の力を振り絞りぺナキッズは最後の攻撃にのぞみました。ボールを捕ったり捕られたりのせめぎあいが続きましたが、無常にも終了のホイッスルが鳴って試合は３対０でFCセントレアが勝利をおさめました。勝てると確信していた試合で負けてしまい、隼大くんは自分の辛抱が足らなかったのだろうかと考えこんでしまいました。ヒデ監督「こっち側がやっぱりね、０っていうのが続いてるのが、やっぱりちょっと気になります。攻め手がないよね、向こうみたいにうちはドリブルのチームですとか、うちはパスのチームです、うちはスピードのチームですっていうのが、ないのがここに出て来た感じかなとわかってきたね」「自分らでさぁ、なんで点が入んないと思う？」というワッキーコーチの問いに、ぺナキッズは「まわりをあんまり見てない」「パスがちゃんとつながらない」と答えました。ヒデ監督「俺ね、でもねミスは人間だから、全然かまわないんだけどその後のね、自分がミスしたら自分が他のやつがディフェンス行ってるからって、関係ない自分が取り返すんだって気持ちの方が大切だよ。結局サッカーって。いいの、ミスはいいから。でもミスがやだからボールも呼ばないとか、ミスすんのがやだからシュート打たないとか、そういうやつはもうサッカーなんかやる資格もないしね。でもみんなできるから、自信持って」ぺナキッズにとっては悔しい結果となってしまいましたが、負けた事実は覆すことができません。ヒデ監督「でまあ、りょうは（本来は）キーパーじゃないのによくやったと思うし、ひろは今回試したけども、ひろが足速いのはこれでわかったから、みんなそれぞれいい特徴あるから。なんとかそれを生かして、８月に向けてがんばりたいと思います」FCセントレアの杉江くんは、ぺナキッズに対して「思ったより強かった。体が強くて負けてた」と感想を語りました。しかし点を取ることができず、シュートすら打つことができないぺナキッズに対して、ヒデ監督とワッキーコーチは苛立ちを隠すことができません。ヒデ監督「１１人でやってないもん、サッカー。６人ぐらいでしょ」８月の愛知FCとのリベンジ戦に向けて、ぺナキッズの課題は増えていくばかりです、、、。そしてワッキーコーチのお言葉です。「あるプロ野球選手が言いました。失敗は成功のマザー。正直僕たちはね、負けが多いですけども、失敗だらけですけども、でもその失敗こそが成功につながります。成功の生みの親が、失敗だということですよ。みんな、失敗を恥じずに、下を向かずに、成功につなげよう！がんばるぞ、、、おー！」しかしぺナキッズは負けてしまったせいで元気がなく、一緒に手を上げる気力がありません。「俺毎回ここで失敗してるのに、なんで成功につながんねぇんだろ。あのー、監督！監督がちょっとみんなと走ってくださいよ」ヒデ監督「なんで、、、いつもコーチでしょ、走るの」ワッキーコーチ「それはなぜかというと、僕がいつも走って失敗してるからです。行きなさい！」そしてヒデ監督は、ぺナキッズとグラウンドを走っていきました、、、。次回ぺナキッズは、本場ブラジルの少年サッカーチームと対戦します！「失敗は成功のマザー」読売ジャイアンツ終身名誉監督　長嶋茂雄

  2006年07月13日

  コメント(0)

• がんばれ！ぺナキッズ第１１話～戦う集団、ぺナキッズ第２ステージ前編～

  今回のレポートは、７月１日に更新する予定でしたがペナルティが連日テレビ出演していたため、チェックに追われていたのとわたしが体調を崩していたのとで更新が遅れていました。日本国内では毎日テレビに出演していたペナルティの２人ですが、日曜日朝生放送された日テレのワールドカップハイライトでは、ドイツからの中継で出演していました。ドイツにはかなり長い間滞在していたようで、火曜深夜のCBCラジオ「ゴックンでございます」も録音放送でした。４月に１勝もしたことがない弱小サッカーチーム、ぺナキッズの監督とコーチをつとめることになったペナルティの２人は、ぺナキッズが１勝するためにさまざまな特訓で彼らをきたえあげていきました。満足な試合ではなかったものの、名古屋FCレディースとの対戦で１勝を果たしたぺナキッズはいよいよ８月、１５対０で大敗した愛知FCとリベンジマッチをすることになります。戦う集団へと生まれ変わったぺナキッズの、新しい挑戦が幕を開けました。今回の対戦相手は、全国大会に２度出場した強豪である岐阜の名門、各務原FCです。このチームのプレースタイルは愛知FCと同じサイド攻撃のため、彼らのサイド攻撃を止めなければ愛知FCを止めることはできません。その中でも「岐阜のスピードスター」フォワードの越沢くんは、５０メートルを６秒台で走る要注意選手でサッカーワールドカップウクライナ代表のシェフチェンコ選手のようなスピードと、ゴール嗅覚を持っています。越沢くん「絶対に勝ちます！」果たしてぺナキッズは、彼を止めることができるのでしょうか、、、。そして対するぺナキッズ、「１点はとりたい」と意気込みを語るのは、名古屋FCレディースとの対戦で終了間近に決勝ゴールを決めたエースの遠矢くんです。ぺナキッズに勝利をもたらした彼と、越沢くんとのエースストライカー対決から目が離せません。打倒愛知FCへ向け、ぺナキッズが新たな第１歩を踏み出しました、、、。ヒデ監督「これからですね、８月の愛知FCとの大会に向けて、ばんばんばんばん、試合をやっていきます。それは、そのメンバー、最終的なメンバーを決めるための、試合と思っておいてください。今回はですね、岐阜の名門、各務原FCと試合をやります。」ワッキーコーチ「向こうに行くわけですか？」ヒデ監督「遠征します！」ワッキーコーチ「という事は、アウェイですよ」そしてヒデ監督から今回遠征する１５人のメンバーが発表になりました。しかし名古屋FCとの対戦でスーパーセーブを連発したキーパーの翔耶くん、フォワードの輝くん、ミッドフィルダーの将之くんの３人は修学旅行のため欠席、キャプテンの隼大くんも腰に不安を抱えているため前回のスタメン４人を欠く緊急事態となってしまいました。今こそぺナキッズが、試合に出られないメンバーの分まで心を一つにして戦う時です。遠征メンバー１５人は、さっそくバスに乗り込み決戦の地各務原へと向かいましたが、車内では緊張感が漂っています。会場となる各務原勤労青少年運動場では、対戦相手の各務原FCのメンバーが１列に並んでぺナキッズを待ち受けていました。２組はお互いに「お願いします！」と１礼をします。ヒデ監督「名門各務原FCですよ。あのー、ちなみに、越沢くんは誰ですか？」各務原FCのシェフチェンコ越沢くんは、さっそく手をあげました。ヒデ監督「君！」ワッキーコーチ「おっ、越沢くん」ヒデ監督「ファンタジスタですよ」そこへ各務原FCの西沢監督が現れました。ワッキーコーチ「越沢くんがこのチームのエースと聞いたんですが」西沢監督「非常に足が速くて」ワッキーコーチ「足が速い！５０メーターとかどれぐらいなの？」越沢くん「あっちのグランドではかった時が６秒６５」ワッキーコーチ「えっ！小学生じゃん！」ヒデ監督「速い！」ワッキーコーチ「ちょっと待って！ほんとに！？だって俺らが高校の時、、、」ヒデ監督「何言ってんだよ」ワッキーコーチ「だって、めちゃめちゃ、、、」ヒデ監督「うちだってそうだよ。よーし、うちのキーマン遠矢！」ワッキーコーチ「遠矢おいで！」ヒデ監督「遠矢、おまえマネージャーみたいになってるじゃない、ちょっと置けこれ」と、ヒデ監督は遠矢くんの肩にかかっていたバッグを降ろしました。ヒデ監督「遠矢、５０メーター走何秒か言ってやって」遠矢くん「８秒」ワッキーコーチ「、、、あれ、２秒ちがう」ヒデ監督「バックで走ったんだっけ、その時。前に全速力で？」遠矢くん「うん」ヒデ監督「フォワード確かに、そういう点が大事ですけど嗅覚も大事ですから、あとポジショニングとかね。食らいついていきましょう！ちょっと握手しとこう」２人のエースストライカーは、ともに握手を交わしました。ヒデ監督「これだから、ほんとに裏をね、ぽーんて抜かれたらアウトだから」ワッキーコーチ「ほんとはさ、（越沢くんのタイム）６（秒）を逆にしてほんとは９なんじゃないの？」ヒデ監督「発想が小学生だよ。俺そんな発想ないもん」ワッキーコーチ「だってありえなくない？６秒なんて」ヒデ監督「まあまあまあ、そこはそりゃ、お手並み拝見ですよ、足並み拝見ですよ」ぺナキッズのメンバーは試合に向けてアップを始めました。３ヶ月前までは、ばらばらにアップをしていたぺナキッズですが、ペナルティの２人と出会って大きく変わり成長の証を見せています。ブラジル体操でアップに励むぺナキッズに対して、各務原FCは越沢くんを中心にサイド攻撃から得点を狙います。まさに仮想愛知FCにうってつけのチームである各務原FCのアップを見て、ヒデ監督はぺナキッズに同じ練習をするよう提案しました。相手と同じ練習をすることで、自分たちの力量を知ることができるという狙いのもと、ぺナキッズは各務原FCと同じようにパスからシュートの練習をします。その頃ヒデ監督は、相手チームの戦力分析を行っていました。ヒデ監督の見つめる先には、シュート練習をこなしていく越沢くんの姿がありました。そして打倒愛知FCへの記念すべき第一歩として、新しいユニフォームが彼らに渡されます。胸に「PK」と入ったオレンジのユニフォームに袖を通し、ぺナキッズの１５人は決戦のグラウンドへ向かいました、、、。ヒデ監督「とにかくね、１１番の足の速い越沢くん、健吾、健吾が意識しといてください。で、抜かれたらそのフォローを諒真がすると思って、健吾は信じて当たりに行こう」ワッキーコーチ「カバーリング、カバーリング。最後までボールを追いかけてくださいよ」ヒデ監督「あとはまあ、思い切ってやってごらん。今ね、チーム一つになって、すごくいい感じだから」ぺナキッズのエースストライカー遠矢くんは、チーム練習以外にも自主練習を積んでいました。「小さい時からサッカーをしているので、サッカー選手になりたいです。大人になったらワールドカップに出たいです。そして日本を優勝させたいです」と遠矢くんは自らの活躍で日本をワールドカップ優勝に導きたいという夢をつづっていました。遠矢くん自身にとっても大事な夢への第一歩が、今始まります、、、。

  2006年07月01日

  コメント(0)

• がんばれ！ぺナキッズ第１１話～戦う集団、ぺナキッズ第２ステージ後編～

  今回の試合からは実況にCBCの水分アナウンサー、解説に名古屋グランパスの伊藤コーチを迎えての本格的なものとなります。前半ぺナキッズは、越沢くんをマークすることができずに苦戦しました。ヒデ監督「マーク確認してー！」ワッキーコーチ「一人ゴール入れー！」しかしマークすることができないまま、越沢くんに最初のゴールを決められてしまいます。ヒデ監督「下向かない、下向かない！声出していこう！」なんとか越沢くんをマークすることができたものの、ペナルティエリアで各務原FCにボールを持っていかれ２点目のゴールを決められてしまいました。その後も越沢くんがスルーパスで３点目を決め、ぺナキッズはまったく点を入れることができません。ヒデ監督「あれやられたらもうだめだ、裏とられちゃったら」ワッキーコーチ「おいもうちょっと声出せよ、ぺナキッズ声！元気出せ元気！」次々とゴールを決める越沢くんに対して、遠矢くんは各務原FCの守備に阻まれてしまいまったく動けない状態が続いています。ヒデ監督「諒真、諒真！諒真はほかの３人を動かして一番危ないとこだけケアすればいいから」動きを止めようとするぺナキッズの間をすりぬけ、越沢くんは４点目のゴールを軽々と決めていきました。ワッキーコーチ「失点はしょうがないからね！いいんだよ！下向くな！関係ないから、声出せ声！」その後も越沢くんは次々とゴールを決めていき、８対０で前半はぺナキッズが各務原FCに大きくリードされた形で終わってしまいました。ワッキーコーチ「いいよ、全然いいよ。失点はまあしゃあないから」ヒデ監督「前半は前半で、終わりと思っておいて。後半は後半でやっているという、そういうつもりでね」ワッキーコーチ「あのー、１１番がめちゃめちゃ足速くてものすごい点取ってる姿を見て、正直１１番にちょっと僕むかついてるんですけど、みんなそういう気持ちの人いる？」ぺナキッズは何人か手を上げました。ワッキーコーチ「むかつくよなぁ、あんだけ点取ったらなぁ。ディフェンダーががんばんないと。」ヒデ監督「最後ね、拓也が見せてたね、そういう姿ね」ディフェンダーの拓也くんは、体を張ったプレーで各務原FCに点を取らせないようがんばっていました。ワッキーコーチ「拓也がばーんと体で当たったみたいな当たったみたいな気持ち、それはほら、向こうのチームに勝てるところだから」ぺナキッズのみんなががんばっている姿を見て、腰に不安を抱えていたキャプテンの隼大くんがここで出場を志願します。ワッキーコーチ「隼大、腰は？腰大丈夫？あんま無理しなくていいかんね。」隼大くん「痛くなったら言えばいいでしょ」キャプテンも加わり、熱い気持ちのぺナキッズは後半へと挑みます、、、。後半では隼大くんも体を張ってぺナキッズは各務原FCの動きを止めようとがんばります。しかし途中で交わされ、９点目のゴールを決められてしまいました。ぺナキッズも負けじと各務原FCの攻撃を止めるため試合に集中します。ワッキーコーチ「プレッシャーかけろ、プレッシャー！囲め囲め！」後半も終わりに近づいてきましたが、ぺナキッズはまだゴールを決められないままです。ワッキーコーチ「さああとちょっとがんばれ、１点取れよ１点！」しかし結果は１３対０で、ぺナキッズは各務原FCに大敗してしまいました。ヒデ監督「結果は前半０対８、後半０対５の１３対０ということで負けましたけども、まああのね、決定力もスピードも、戦術も技術も、まあ体力もね、全部向こうの方が上だったけど、俺はね後半、ハートをすごい感じたよ。みんながね、ひとつになって勝とうっていうの。そこはね、すごく感じた。だからそれだけでも俺よくやったなぁと思うよ。」ワッキーコーチ「くやしいなぁ、、、くやしい人！」ぺナキッズはほとんど全員手を上げました。負けたのは確かにくやしいことでも、今回の敗戦を糧に、ぺナキッズはさらに成長していくことでしょう。そんなぺナキッズのがんばりに、各務原FCの越沢くんは、「ぺナキッズの当たりは強かった。愛知FCとの試合がんばってください」と激励のメッセージを送りました。そしてワッキーコーチのお言葉です。「ある小説家が言いました。わたしたちの人生は、わたしたちが費やした努力だけ価値がある。まあいよいよね、愛知FCとの試合が迫ってきましたけども、まあちょっとしかね、時間がないんですけども、このちょっとの間で、どれだけ努力するか、努力してやっぱ結果がね、まあどうであれ大事なのは、その努力した事です。そこに価値があるということですから。みなさん、もちろんと言いつつも、絶対勝ちましょう！いいですか！よおし！じゃあ、走るぞー！」勝利への決意を胸に、ワッキーコーチとぺナキッズは、グラウンドを走っていきました、、、。次回ぺナキッズは、脅威のドリブル軍団セントレアFCと対決します！「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけ価値がある」フランスの小説家　モーリアック

  2006年07月01日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第１０話～一致団結、ペナキッズの秘密練習前編～

  今週はペナルティの出演番組が少なめですが、来週はかなりみっちりあります。土曜日は笑金スペシャルと今年お正月に放送された「踊る踊る踊る！さんま御殿！！」の再放送が同じ時間にありますが、中京テレビではさんま御殿の再放送が終わった後いただきマッスル！が放送されるので、ワッキーさんの出演番組が２つ続けて放送されることになります。名古屋FCレディースとの対戦で勝利したものの実力的にはまだまだのペナキッズのもとに、元日本代表のレフティーモンスター小倉さんが現れました。ペナキッズがこれから上昇していくために、足りないものは、、、。ワッキーコーチ「やっぱりサッカーって、技術だと思うんだよね。そこらへんはこう、彼たちが足りないと思うから」ヒデ監督「技術ってすごい大事だから。そのへんを高められる練習を考えましょう」ヒデ監督が考えた、ペナキッズ再生プロジェクトの一つ目は、ブラジル体操です。全員で同じ動きをするストレッチ体操で名古屋FCレディースも取り入れているメニューです。その体操の中から、屈伸、前屈、ももあげ、足のばしの４種目をやることになりました。まずはヒデ監督とワッキーコーチがペナキッズの前でお手本を披露します。ワッキーコーチ「ちょっと今、ひさびさに１５年ぶりぐらいに２人でブラ体やって俺涙がにじんでる」そしてペナキッズもブラジル体操の特訓を始めますが、みんな声を出すことができません。ワッキーコーチ「声出して、声！１、２、３、２、２、３ぐらい出来るでしょ」ヒデ監督「声出して、声出して、声出して！」愛知FCとの初戦の時も、ヒデ監督がベンチから「お～い、声出てないぞ～」と指示を出していました。そして名古屋FCレディースとの対戦の時も、ワッキーコーチが「もうちょっと声出せ、声！声、声、声！」と指示をしていたのです。ほとんど声がでないままブラジル体操は終わり、次はパスワーク練習です。４人で四角形を作り、ボールをまわしてまん中の１人がボールをうばいます。（鳥かご・ヨンイチとも呼ばれます）ヒデ監督は、四角形は狭い方がお互いの練習になることとまん中（ディフェンス）はボールとの距離を詰め追い込んで相手のパスルートを狭くして、ボールをうばうことを指示しました。ワッキーコーチはたいちくんに決してあきらめないことを指示します。最後にミニゲームで仕上げをして、特訓は終わりヒデ監督とワッキーコーチはペナキッズのもとをいったん去っていきました。ヒデ監督「さあ、とりあえずひととおり、メニューは伝えましたけども、もうブラジル体操忘れてると思うよ」ワッキーコーチ「あ～、忘れてるね～」ヒデ監督「もうできないと思う」一週間でブラジル体操をマスターするため、ペナキッズの秘密練習が始まりました。ペナキッズのもとを、デジカメを持ったディレクターが訪れます。りょうくん「リフティングがね～、たくさん出来るようになった」ディレクター「何回？」りょうくん「６２回」ディレクターの前に現れたキャプテンはやたくんは、「なんでアップなの～」と驚いていました。部活動や塾で忙しいペナキッズですが、放課後集まってブラジル体操を克服します。練習の場所は、豊山町出身のイチロー選手が訪れていた伝説のグラウンドです。はやたくん「１の時左足ね、かけ声の時１、２って言うがん。なんもしんときだよ。１、２の１が左ね」キャプテンはやたくんは、最高尾から動きのチェックをしようとします。はやたくん「そのままずれてって、だから、、、」しかしこれでは、前練習した時と同じ並び方になってしまいます。はやたくんは「もっかいならんで」と指示して、チェックをしようとしましたが、、、。はやたくん「全然そろってない、足のばしが一番そろってない。オレを基準としてやって。そうしんと合わんから」「入り方がわからんのよね。１の入り方がわからん」というペナキッズに、はやたくんは入り方を教えます。はやたくん「『せーの』の『の』で、右だったらいいんだって」キャプテンはやたくんがかけ声を出すタイミングをひとりでたしかめて、秘密練習は終わりました。ペナキッズの感想は、けいじくん「最初はバラバラだったけど、最後は声もみんな出とったし、自分でもうまく出来たと思うから良かったと思う」りょうまくん「最初はみんな声出てなかったけど、最後らへんになって声出るようになった」と満足している子たちとは逆に、りょうくん「あんまりまとまったような感じがしんかった。声を出す練習をした方がいいと思う」はやたくん「声がやっぱ出ない。多分ウチの欠点だと思う」と満足のいかない子の真っ二つにわかれました。そして一週間後、ヒデ監督とワッキーコーチが練習の成果をチェックしにペナキッズのもとに現れました、、、。

  2006年06月26日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第１０話～一致団結、ペナキッズの秘密練習後編～

  ヒデ監督とワッキーコーチに向かって、ペナキッズは大きな声で「こんにちは～！」とあいさつをしました。ワッキーコーチ「なんかね、監督とコーチはちょっとちがったなって感じしたんだけど、なんか練習したの？」はやたくん「ブラジル体操練習した」一週間前ほとんど声が出ていなかったペナキッズが、ヒデ監督とワッキーコーチの前で練習の成果を披露します。ただしはやたくんとけんごくんは、体調がよくないため声援のみに参加です。コーチと監督に内緒で練習を積んだペナキッズの動きがそろったブラジル体操に、ヒデ監督とワッキーコーチも感動していました。一致団結したごほうびとして、ヒデ監督とワッキーコーチはペナキッズを温泉に連れていきます。ヒデ監督「日本代表のキャプテン宮本選手も言ってたんだって。やっぱりね、男同士だから裸のつきあい、お風呂でコミュケーションをとるって大事なんだよ」サムライジャパンにならって、ペナキッズたちはとなり町にある春日井温泉という銭湯で楽しくコミュ二ケーションをとりました。お風呂に入った後は、全員で乾杯をしてワッキーコーチがビール、ヒデ監督は牛乳、ペナキッズもそれぞれ好きな飲み物を味わいます。そしてヒデ監督から、８月にふたたび愛知FCと再戦することが発表になりました。ペナキッズは「今度は０対１５で勝ちたい」と意気込みを語ります。ヒデ監督から次回出場するメンバーを発表すると告げたところで、ワッキーコーチのお言葉の時間です。「ある哲学者が言いました。もし君が、愛されようと思うなら、まず君が人を愛しなさい。僕も含めみんなもね、人から愛されたいと思ってるはずです。お父さんからお母さんから、コーチから監督から。でもそれはやっぱね、逆に人を愛さないと愛してくれないよっていうことなんですよ。要するに、まあチームのことを思い、そしてチームメートのことを思わないと、またその思われてる人から、気持ちは返してもらえませんから。それはやっぱり、みんなの言うところのね、声をかけるだとか、そういうところにつながると思います。ペナキッズはね、そんな愛のある、僕はチームになってもらいたいなと思います。強くたってね、なんか愛のないチームってのはつまんないもんですよね。このメンバーっていうのは大人になっても、一緒にお酒を飲めるようなメンバーになってもらいたいんですよ。愛のあるチームを作りましょう！よし！じゃぁもう１回お風呂に行くぞ！」ワッキーコーチとペナキッズは、もう１度お風呂でコミュ二ケーションをとりました、、、。秘密練習で生まれ変わったペナキッズは、次回強豪チームと戦います！もし君が　愛されようと思うならまず君が　人を愛しなさい古代ローマの哲人アンナエウス・セネカ（イタリア）

  2006年06月26日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第９話～モンスター襲来、学べ！ペナキッズ前編～

  NHK教育の「ドイツ語会話」に、ペナルティがひさびさに出演しました。すでに２回目の本放送は終了しましたが、ドイツと日本のサッカーのつながりについて、高校サッカーの名門長崎国見高校と、今年高校サッカー選手権で優勝した滋賀県野洲高校のサッカー部をレポートしています。野洲高校編は月曜日朝６時から再放送されるので、ごらんになっていない方はぜひチェックしてみて下さい。前回名古屋FCレディースとの対戦で、奇跡の初勝利を果たしたペナキッズですが、それはうれしい勝利というわけではありませんでした。名古屋FCレディースが高い技術で確実なパスワークだったのに比べて、ペナキッズは力まかせのような縦パスのみで試合には勝っても技術や戦術では圧倒的に負けていたからです。その試合の一部始終を遠くから見ていた元日本代表FWの小倉隆文さんが、ペナキッズの救世主として現れたのです、、、。かつて名古屋グランパスで活躍したのち、オランダへ渡った小倉さんは、強烈な左シュートから「レフティーモンスター」と呼ばれました。ワッキーコーチ「勝ちましたけど、女子の方がパス回しましたもんね」小倉さん「そうですね、技術的にも、チームとしても女子のチームの方が、ちょっと上かなっていう感じです」小倉さんはペナキッズの弱点を、しっかり見抜いていました。ワッキーコーチはペナキッズに「小倉選手って知ってるよねぇ？」と聞きますが、ペナキッズからは「知らん！」と言われてしまいました。そこで小倉さんはペナキッズの前で、強烈な左シュートを披露します。ヒデ監督は今回の試合でナイスセーブを連発した、ペナキッズの守護神であるしょうや君をキーパーに指名しますが、しょうや君は自信がなさそうです。実際に小倉さんが左シュートをゴールに入れた時、しょうや君は受け止めることができず立ちつくしてしまいました。ワッキーコーチ「泣きそうになってる、、、顔が」ヒデ監督「反応しなかったね。反応できない？」ワッキーコーチ「（ボールが）見えた？」しょうや君「あんまり見えんかった」ワッキーコーチは他のペナキッズにもボールが見えたか聞きますが、見た子や見えなかった子などさまざまです。そこでゴールの後ろでもう１回そのシュートを見ることになって、ヒデ監督が「体感したい人ー？」と聞きますが、ペナキッズは怖くてみんないやがっています。小倉さんがもう１度ゴールめがけて放った強烈なシュートに、ペナキッズは驚いてしまいました。ヒデ監督「シュート打つそぶりがないよね。モーションが。でも、ここ（蹴る時の足）の振りが速すぎて、見えないね。りょう、どうだった？」りょう君「速かった。」ヒデ監督「はやたどう？ディフェンスとして、あんなシュート来たら」はやた君「その前に止めるしかない。」ワッキーコーチ「さとしもフォワードでさ、点決めたいじゃん。どう？今のシュート」さとし君「打ってみたい。」普通のボールはくるくると回りますが、小倉さんのボールは中心を蹴っていたので、ほとんど回ることなくゴールへ飛び込んでいきました。ペナキッズはボールを追うことに夢中になってしまい、ボールをよく見て中心を蹴ることができなかったのです。ワッキーコーチ「ど真ん中を蹴るって、簡単なようで難しいことなんですね。」小倉さん「難しいですね。」ヒデ監督「どうしてもやっぱり、ディフェンダーがいたらさらに気になってしまうし、そこを最後まで見るっていうことが、大事なんだね」そこで小倉さんが独自に考えたメニューで、ペナキッズの弱点を克服する特訓に入りました。小倉さんは突然ペナキッズのうち２人を足を投げ出した形で座らせて１対１でボールを奪うように指示をして、ボールを上から放ります。そのボールを２人で奪いあってどちらかがゴールに入れるのですが、何の説明もなかったのでみんなわけがわかりません。小倉さんは「浮いてたよね？ボール。難しいことなかった？浮いたボールで」はたしてこの練習の目的は何なのでしょうか、、、。小倉さん「浮いたボールで、笛が鳴って（蹴ろうとした時）行き過ぎた子もいたでしょ？」浮いたボールの落下位置を見誤ってしまったのは、じゅんや君でした。アライ君はボールを胸で落とした後の処理が悪く、相手にボールを取られてしまいました。小倉さん「試合中って、浮いてるボールってほんとは多いのね。」名古屋FCとの試合の時、大きくバウンドした浮き玉の処理が悪く相手にパスしてしまったり、浮いたボールの落下位置を見誤ってしまうというミスが多かったのです。ボールを処理できないのは、浮き玉の処理が悪いからだと小倉さんはペナキッズの弱点を指摘しました。小倉さん「浮いてたら難しいんだったら、（ボールを）ついちゃえば難しくない。あと攻めに行くんだから、触らなくてもボールはキープできる。」浮いたボールは足でついて、バウンドを押さえればボールをキープすることができます。足でつくことがうまくできない場合は、相手とボールの間に自分の体を入れガードして、バウンドが収まるのを待ちます。対戦相手の名古屋FCレディースは、浮き玉処理がとても上手でスローインで入ったボールを一発でキープしました。ふたたび特訓に入った時、体を入れてバウンドを抑えることにも成功したのは、名古屋FCとの試合で決勝ゴールを決めた遠矢君でした。この練習の良いところは、１対１でボールを奪い合う闘争心も養えることです。小倉さん「体使うと、キープもしやすいし、競り勝てるでしょ？体を使うだけで、キープできるんだっていうのを意識して、練習でも取り入れてみて下さい。」そしてペナキッズは、元日本代表小倉さんと実際に試合をすることになりました、、、。

  2006年06月21日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第９話～モンスター襲来、学べ！ペナキッズ後編～

  レフティーモンスター小倉さん、ヒデ監督、ワッキーコーチの３人とペナキッズ選抜１１人のミニゲームは、１点先取した方が勝利という簡単な試合ですが、開始早々モンスター小倉さんがボールをキープしました。ペナキッズは小倉さんのボールを取り返そうと集まってきますが、なかなか取り返すことができません。そして小倉さんはロングシュートを放ちますが、ゴールを大きくはずれてしまいました。ワッキーコーチはさらに残りのペナキッズも呼び寄せて、３人対２６人のゲームになります。小倉さんに負けじとヒデ監督とワッキーコーチも本気でボールを追っていきました。ワッキーコーチはヒデ監督にボールをパスしますが、ゴールに入れることはできませんでした。楽しくサッカーをしながらも、小倉さんは先ほどの浮き玉練習が実戦に生かされているか見ていました。小倉さんはペナキッズの前でお手本を見せながら、積極的に体を入れてくるかどうか見ていたのです。練習を生かして強く飛んできた浮き玉をおさえるのに成功したのは、アライ君でした。小倉さん「楽しむってことですよね。楽しみは、あげてちゃ楽しめない。とられてちゃ楽しめない。ってことはやっぱり、自分で工夫して、なんなりっていう風に子供たちからいろいろなものが出てくると思うんですよね。楽しむためには、うまくならなきゃいけない。ドリブルで抜けなきゃいけない。ちゃんと蹴らなきゃいけない、止めなきゃいけないという部分が自分で発見できていくと思うんですよ。」最初は本気だった平均年齢３０歳を越える小倉チームの３人も、時間がたつにつれて少しづつ疲れが見え始めペナキッズにボールをとられてしまい、最終的にはペナキッズがゴールを決めて勝利しました。小倉さん「意識的に、さっき練習したことをと思って見てたんですけど、試合しながら。まあ、ちゃんと寄せてる子は寄せていたし、でも行かずに相変わらず足先でっていう子もいたし、そういう部分で練習した事を、やっぱり実戦の時にやるっていうのが一番大事だと思うんで、ぜひ試合にね、どんどん生かしてもらって、上へ上へなるように、がんばってください。」ペナキッズと同じ年代の時の小倉さんは、いったいどんな少年だったのでしょう。ヒデ監督「サッカー始めたっていうのは、いくつの時ですか？」小倉さん「小学校１年の時の９月ですね。」ペナキッズの中にも小学校１年の時からサッカーをやっていた子が何人かいました。小倉さん「もともと野球が好きで、４つ上の兄とキャッチボールとかしてたんですけど、野球は４年生からしかできないってことで、足腰鍛えるのも大事だからって始めたのが９月だったんですね。」ワッキーコーチ「野球のためにサッカーをやり始めたんですか？」小倉さん「そんな感じでしたね。」ヒデ監督「実際サッカーをやってみて、どういう気持ちになったんですか？」小倉さん「僕ちっちゃい時に、すごくドリブル好きの子供だったんですよ。３年生の時に６年生のチームにまじって、今はあんまりないですけど、左ウイングで、左サイドでドリブルばっかりしてるところに行ってセンタリングっていう、そういうタイプだったんですね。取られるんですけどくやしくてまた抜きに行くってみたいな、そんなのもやってましたね。僕負けず嫌いだったんですよ。」ワッキーコーチ「聞いた？負けず嫌い」ヒデ監督「みんなにいつも言ってるよね。くやしいとか、はずしてへらへらしてないで。」ワッキーコーチ「変わったトレーニングみたいなのしてました？小倉流みたいな。」ヒデ監督「亀田三兄弟みたいな？」小倉さん「日が落ちてから、あんまりボール見えないのに、リフティングしに行ってたりとかしてました。足の感覚でわかるみたいな。」ヒデ監督「なんとも非科学的なトレーニングなんですか。」今度はペナキッズから小倉さんへの質問です。はやた君「小学生の頃は、１日何時間練習してましたか？」ヒデ監督「ちなみに今はやたは、どれぐらいやってる？」はやた君「２時間ぐらい。」小倉さん「いつも毎日やったのが、朝の練習がいつもみんな集まれるから朝の練習やって、午後やったのはいつも水曜日と土曜日だけでした。あとは集まれる時にちょっと集まったぐらいでそんな程度でした。」ワッキーコーチ「はやたは、毎日練習してる？」はやた君「だいたい雨とか降らない時はやっとる。」しょうや君「小学生の時、リフティング何回ぐらいできましたか？ヒデ監督「ちなみに何回？今」しょうや君「４０回ぐらい」小倉さん「４０回か、、、４９回でした。」ワッキーコーチ「９足した！」ヒデ監督「ちょっと上ってことで。」ワッキーコーチ「でも５０回は行かない？」小倉さん「リフティング大会があって、最後の６年生の時に。５０回行ったら次のステージへみたいな感じだったんですよ。４９回で落としちゃって。」ワッキーコーチ「あー、１回で。それ忘れらんないですね。」小倉さん「忘れられないし、ほんと練習しなかったですね。あんまりやれって言われなかったんで。」ペナキッズは小倉さんの話を真剣に聞き入っていました。小倉さんから学んだテクニックと、サッカーを楽しむ精神を生かし、ペナキッズは次なる勝利をめざします。そしてひさしぶりのワッキーコーチのお言葉です。「ある女優さんがこう言いました。失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないことだ。今日来てくれた小倉選手、現役時代ね、すごい大きなけがをしたんです。でもね、決してあきらめることなくまたはいあがりました。みんなもなにかつらいことがあっても、うつむくんじゃなくて、上を向いてがんばって、またはいあがりましょう。強いチームになりましょうね。」そしてペナキッズとワッキーコーチは、「サッカーは、サンダルだ！」とグラウンドを走っていきました、、、。小倉さんの特訓で急成長をとげたペナキッズが、ついに次回自主的に動きだします！「失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないことなのです。」無声映画時代の大女優メアリー・ビックフォード（カナダ人）

  2006年06月21日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第８話～背水の陣、戦え！ペナキッズ前編～

  日曜日のワールドカップ日本対クロアチア戦を前に、ペナルティがNHK教育のドイツ語会話に帰ってきました！今週と来週の２週間にわたって出演しますが、今週水曜日の放送は月曜日朝６時から再放送されるので、見逃した方はチェックして下さい。ここ数日のペナルティ出演番組は、ワールドカップ一色といった感じです。１勝をめざしてさまざまな特訓を積んできたペナキッズが、今回いよいよ名古屋の名門女子サッカーチームと対戦します。さらにサッカー界の超大物のあの人が、この試合を見に現れました、、、。しばらく雨が続いていましたが、試合当日はとっても晴れて、、、ワッキーコーチ「みんなはれた？はれた？」ペナキッズはみんな「？」ヒデ監督「それ股間！」そしてワッキーコーチはマネージャーのあんなちゃんに、「日焼け止めぬった？」あんなちゃん「はい、ぬりました。」ワッキーコーチ「わたしもぬったのよ～」前回の初戦で、ペナキッズは愛知FCジュニア選抜チームに１５対０で大敗してしまい、それから２ヶ月の間町の人たちの力も借りて練習を重ねていきました。今回の対戦相手が女の子と知って、ペナキッズも驚いています。キャプテンのはやたくんにワッキーコーチが「勝つ自信ある？」と聞くと、「勝ちたいです。」とかなり自信をつけているようでした。ワッキーコーチ「女の子に負けたら恥だからね、絶対負けないって思ってよ。」対戦相手の女の子たちは、全国大会で優勝経験もある実力派チームの名古屋FCレディースです。試合を前にペナルティの２人が「勝ちたい人！」と聞くと、ペナキッズは全員手を上げました。ワッキーコーチ「負けたら、コーチも監督もくやしいし恥ずかしい。」一方名古屋FCレディースは、円陣を組んで気合が入ったコールをあげていました。これまでの練習結果を参考に、ヒデ監督が選んだ先発メンバーは、GKしょうやくん（６年）DFはやたくん（６年）りょうくん（６年）けんごくん（６年）たくやくん（６年）MFりょうまくん（６年）まさゆきくん（６年）けいじくん（６年）FWとおやくん（５年）あきらくん（６年）あきとくん（６年）ペナキッズも名古屋FCに負けじと円陣を組みますが、ワッキーコーチのコールは、「ペー、ナーナーペーナーナーナーナー、ペーナーナー、ナーナー」となんともいいかげんです。と、ここで３年のかいせいくんが、「ぼくってどっち？」ヒデ監督「おまえ、名前よばれた？わからないけども、オレ名前よんでないよね。」ワッキーコーチ、「ちょっと、かいせい往生際悪いぞ。」ヒデ監督「でもチャンスはあるから。ただ、先発メンバーでオレ名前はよんでない。」試合を前にウォーミングアップを始めている名古屋FCの女の子たちに、ペナキッズの印象を聞いてみたところ、「勝てます！」と山守キャプテンも自信たっぷりです。一方ペナキッズのとおやくんは、「リフティングがうまいので、勝てる自信はあまりない。まあ、１点はとりたい。」しょうやくんは、「できるだけ失点を減らしたい。声をだしていく。」はやたくんは、「相手強いけど勝ちたい。」とそれぞれ意気込みを語りました。名古屋FCの監督は、「いい練習相手になる。がんばっていきましょう。」ワッキーコーチは、「なにくそっていう気持ちを忘れないでね。ボール取られたら取り返すだとか、技術ではね、けっこう向こう上だと思うから。」ヒデ監督「とにかく先取点な。とられてもあわてない。」「ペナキッズがんばるぞ！」「おー！」と円陣を組んで、いよいよ試合開始です！そしてこの試合を観戦に、サッカー界の大物がひそかにやってきました、、、。足は男の子のペナキッズの方が速いですが、名古屋FCの女の子たちは絶妙のパスでどんどんボールをまわしていきます。そして前半３分、クリアミスからペナキッズは次第に攻めよせられていきますが、自陣へころがったボールをキーパーのしょうやくんが守り、相手の攻撃をさえぎりました。そしてしょうやくんは、前半１０分相手のシュートを見事にセーブして失点を防ぎます。試合の行方を見守っていたサッカー界の大物も、「ナイスキーパー」と、しょうやくんに注目していました。しかし強烈なシュートを全身で受け止めたしょうやくんは、かなり痛そうです。ワッキーコーチ「しょうや、大丈夫？」全国大会の常連である名古屋FCの女の子たちは、組織的なプレーでペナキッズを翻弄していきます。それに対してペナキッズは、自陣でのプレーが多くなってきてしまいました。ヒデ監督は、キャプテンはやたくんのディフェンスラインが下がっているのが気になってしょうがありません。「はやた、もっとライン上げてかないと。広すぎる、広すぎる！」しかし前半１２分、けんごくんの蹴ったボールがキーパーの頭の上をかすめ、奇跡的に先取点をゲットしました！まだディフェンスラインが下がっているはやたくんに、ヒデ監督は「ラインが下がりすぎてるから、上げないと！」と注意をします。名古屋FCの女の子たちも負けずにゴールを狙いますが、ペナキッズのキーパーしょうやくんのセーブでなかなか点を取ることができません。こうして前半は、ペナキッズの１点リードで終了しました。お水を飲んで休憩をとっている間、ヒデ監督は「すごくラッキーな得点だけども、まあ一応勝ちは勝ってるってことだから、とりあえずスタートは今のメンバーでいきます。はやたに何回かいったけども、ラインを上げてから休もう。」と、はやたくんにディフェンスラインを上げることを指示しました。名古屋FCの山守キャプテンはくやしそうに、「あわてすぎました。落ち着いていけば出来ると思います。」ペナキッズのとおやくんは、「逃げ切って勝つんじゃなくて、点をとりに行って勝ちたい。」とそれぞれ後半戦への意気込みを語りました。円陣の時もあまり声を出していないペナキッズに、ヒデ監督が「声出して、元気がないぞお前ら！」と声をかけ、後半戦のスタートです！

  2006年06月17日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第８話～背水の陣、戦え！ペナキッズ後編～

  ボールを取り返すのに苦戦しているペナキッズたちの試合を見守っていたサッカー界の大物は、「女の子の方が狙いがある。プレーひとつひとつに狙いがある。」とペナキッズと名古屋FCの女の子たちの動きの違いを指摘していました。そしてここで、ヒデ監督が着実に力をつけてきた４年生のMFさとしくんをあきとくんに変わって投入しました。残り時間１０分、対する名古屋FCもFWを交代します。後半１２分、ペナキッズが痛恨のハンドで名古屋FCにフリーキックを与えてしまいましたが、しょうやくんも負けずにセーブします。後半１７分、ペナルティエリア内でのハンドでのPKで、しょうやくんにチャンスがめぐってきました。しかし名古屋FCのPKをしょうやくんは止められることができず１点を決められてしまいます。サッカー界の大物「まぁね、PKだけど予感はあった。」ロスタイムを入れてもわずかな残り時間で巻き返しをはかるペナキッズに、再び奇跡が起きました。あきらくんが名古屋FCと接触してこぼれたボールをとおやくんが蹴って見事なゴールを決めました。サッカー界の大物「フフフフフフ、、、。いいじゃないですか。悔しい気持ちがあるんじゃないですか。」こうしてペナキッズは最後まで名古屋FCに点を取ることを許さず、試合は２対１で勝利を果たしました。ペナルティの２人は健闘をたたえて、ペナキッズ１人１人と握手を交わします。ワッキーコーチ「あきら、どうだった？ばんばんぶつかってこなかった？向こう。」ヒデ監督「当たり強いだろ。」ワッキーコーチ「ちょっとあきらがいらっとしてるのわかったもん。女の子にがーって来られて。そのね、いらっとする気持ちが大事なんだよね。なんだよ、痛いなーって思っちゃだめよ。なにくそーって思わないと。」ヒデ監督「さとし、どうだった？今日経験してみて。試合やってみて。」さとしくん「相手うまかった。」ヒデ監督「うまかったな。自分自身はどうだった？」さとしくん「あんまり、、、。」ヒデ監督「あんまりだったか。」組織的に動く名古屋FCの女の子たちに比べて、ペナキッズはボールを追いかけることに集中してしまい、２度のゴールもラッキーなシュートで不満が残る試合に終わってしまったので、戸惑いの表情は隠せません。ヒデ監督「とりあえず２対１で、ペナキッズが初勝利です。」ワッキーコーチ「まあ、勝ったことはすごくうれしくて、まあみんなもうれしいと思うけど、やっぱり最終目標は、男の子の愛知FC、この前１５対０で負けたところに勝たなきゃいけないからね。」１勝という最初の目標は果たしましたが、ペナキッズ最大の目標は１５対０で大敗した愛知FCに勝利することです。ヒデ監督「今回さとしが出たのは、さとしが一生懸命練習してたのをわれわれコーチ、監督見てたっていうことだからね。だからみんなにもチャンスあるから。」そしてペナキッズのもとへ、サッカー界の大物が姿を現しました、、、。「どうも、先輩。市立船橋のペナルティのお２人ですよね。」と、ペナルティの２人と握手を交わしたサッカー界の大物とは、元日本代表、レフティーモンスターと呼ばれた小倉隆文さんでした。ワッキーコーチ「まあ、学年で言ったら、（ヒデ監督）高３、（ワッキーコーチ）高２、（小倉さん）高１だよね、多分。」「間違いないです、先輩。」と小倉さんは、ペナルティの２人にふかぶかと頭を下げました。ワッキーコーチ「、、、っていうか、よろしくお願いします。」とペナルティの２人も頭をさらに深く下げて、ワッキーコーチ「ちょっとどうしたんですか、今日は！」小倉さん「今日は、ペナルティのお２人が、小学生の子供たちを教えているということで、うわさを聞きつけて、実は上で試合を見てました。」ワッキーコーチ「ええっ！？ちょっと、みんな、見られてたんだよ！小倉さんに！」ヒデ監督「今の試合を！」小倉さんは離れた場所から、ペナキッズたちの試合ぶりをチェックしていました。そして次回、モンスター小倉さんがペナキッズたちを熱血指導します！

  2006年06月17日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第７話～雨中のトレーニング・ツアー、歩け！ペナキッズ前編～

  今週はペナルティ出演番組の録画時間を２回連続で間違えてしまいました。まず月曜日のくりぃむナントカは、１５分遅れていることをまったく知らないで録画して、終わったすぐ後にテレビをつけて気がつきました。そして今週のワンナイは野球中継で最大９分遅れだと思っていたのですが、１５分遅れでこちらも終わった後にテレビをつけて気がつきました。今回はペナキッズが、豊山町の人たちが考えたユニークなトレーニングに次々と挑戦します。雨の日ということで、ペナルティの２人とペナキッズは体育館で特訓をすることになりました。そして今回からマネージャーのあんなちゃんが本格的に参加することになって、ヒデさんも真っ赤なジャージに衣替えです。まず最初の特訓はヘディングの強化で、ペナルティの２人が最初にお手本を見せますが、やっているうちにワッキーコーチの顔がだんだん怖くなってきてしまいました。ヘディングのコツは、ボールを最後までよく見ることと、背中を反って手はボートをこぐようにすることです。太一くんはヒデ監督の指導でヘディングが上手にできるようになりました。ヘディングが苦手なセイヤくんも、ワッキーコーチが眉間を意識するように教えるとすぐコツをおぼえました。次はスペシャルコーチによるトレーニングツアーで、アクアビクスチャンピオンの近藤先生がヒップアップウォーキングを指導します。このヒップアップの目的は、体の中心軸を作り上げることでポイントはお尻でバランスを取った方がやりやすいということです。近藤先生「身長はかるときに、”インチキ”をする感じで、、、。やったことありますよね、身長はかる時に、”インチキ”」ヒデ監督「僕らインチキはしたことないですけど」近藤先生「いつもするんですけど、私」（ひろくん爆笑）ワッキーコーチ「はまりすぎだよ、ひろ」お尻の穴をゆるめたりしめたりする事で、体の中心軸を整えて、バランスの良い動きができるようになります。日本代表の中田ヒデ選手も、軸がぶれないそうです。ただし走るとき軸がぶれると、心拍数が上がって疲れやすくなるので注意が必要です。ペナルティの２人とペナキッズは、近藤先生の直伝ウォーキングをしながら次のトレーニング場へ向かいました。今度のコーチは、なぜか近所にあるスーパー「Aコープとよば店」の店長さんです。店長さんが考えたのは、パンを使ったトレーニングでペナキッズはみんなで好きなパンを選びました。このパンをボールに見立てて、ヘディングの練習をします。まずはワッキーコーチがヘディングでパンを落として、メロンパンをゲットしました。そしてペナキッズのセイヤくん、司くん、たくやくんが挑戦しますがパンを落とすことができません。しかしその後きむらくん、太一くん、セナくんは上手にヘディングをしてパンを落としていきます。３人に刺激されて、後に続くペナキッズも次々とヘディングを成功させていきました。そして先ほどと同じように、近藤先生直伝のウォーキングで次のトレーニング場所へ向かいます。今度のトレーニングを考えたのは、大口たたみ店の３代目のご主人で、実はペナキッズの先輩にあたります。３代目はトレーニングのために、あるグッズを作っていたのでした、、、。次のトレーニングは、「ブツブツ歩いてイタタタミ～」で、重さ５キロの小型たたみを背負って、足ツボ刺激コースを走る脚力強化と健康増進を兼ねた画期的トレーニングです。ペナキッズは、チームワッキーとチームルイの２つのチームに分かれてタイムを競います。チームルイは、リーダーのルイくんやさとしくんなどが軽快にタイムをのばしていきますが、かいせいくんの足は敏感で、前に進むことができません。その一方で、まさゆきくんはすばやく足ツボコースの上を歩いてヒデ監督に「イタタタミ～の天才」と言われていました。最後のしょうまくんも上手に足ツボコースの上を歩いて、チームルイのタイムは７分１９秒でした。対するチームワッキーは「フカフカのじゅうたん作戦」でアライくん、まさくんとタイムをのばしていきます。ひろくんも倒れそうになりながら、軸がぶれないように足ツボコースの上を走っていきました。しかしリーダーのワッキーコーチは足ツボコースの上を走るのがやっとですが、ペナキッズの応援を受けてなんとか完走してタイムは５分３０秒でした。続いてのトレーニングは、堀尾履物店の奥さんが考えたその名も「たまげた！」で、ゲタでバランス感覚を養うとともに、内腿をきたえる革新的トレーニングです。このトレーニングでは、遠矢くんが才能を開花して１３秒という記録を出しました。次のトレーニング場所はスポーツ用品店「プラザオガワ」ですが、ご主人はある事を考えていたのです、、、。（後編に続く）

  2006年06月07日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第７話～雨中のトレーニング・ツアー、歩け！ペナキッズ後編～

  「プラザオガワ」のご主人は、ペナキッズの１人と腹筋で対決を挑みました。ご主人に勝てば、日本代表ユニフォームをゲットできるのでみんな手をあげてしまい、じゃんけんで勝ったキッズが挑戦ということになりました。その中でじゃんけんが強いということで、かいせいくんが将之くんとじゃんけんして、かいせいくんが腹筋対決に挑戦することになります。腹筋には自信がないかいせいくんでしたが、対決はご主人が先にギブアップしてしまいました。「イチローのように世界をめざせ」というご主人の応援の言葉を受けて、みんなで「がんばろう！」と勝利の誓いを交わし、ペナキッズは最後のトレーニング場所であるスーパーヤオカネへ向かいました。このお店の店長が考えたのは、段ボールと段ボールの間に飛んでくる品物を当てるという、動態視力をアップするスペシャルメニューで「飛んできたのは何何なーに？」です。まず最初にワッキーコーチが選んだバナナを、せいやくんが正解して続くつかさくん、きむらくん、たいちくんとにんじんを連続で正解していきました。次にワッキーコーチが選んだのはやかんですが、ゆっくり投げたのと店長が受け取る時ふたを落としてしまったので、はやたくんはすぐわかってしまいました。ここからは少し難しくなり、ワッキーコーチも少しいじわるになってきます。つづいてせいじくんは、何を投げたかがわからなかったので品物をさがして「おくら」と答えますが、正解は半分に切ったきゅうりでした。続く健悟くんは、粉末かんてんの袋が正解できませんでしたがワッキーコーチは「緑といったら粉末かんてんでしょう！」とかなりいじわるです。次のアキトくんは「下敷き」と答えたのですが、ワッキーコーチに「誰の下敷き？」と聞かれ、「イチロー選手」と答えたのですが、正解は元中日の今中さんの選手時代と、立浪選手の下敷きでした。正解したキッズは、ごほうびとしてヤオカネ特製のジェラートをごちそうになりトレーニングも無事終了してワッキーコーチのお言葉です。「あるサッカー選手が言いました。すべてのことは、未来への糧になる。今日は、サッカー以外の練習をしましたよね。え～こんなのって、サッカーの役にたつのかなってみんな思ったと思います。で、成功もしたし失敗もしたと思いますが、でもそれは、いずれ、サッカーの役にたつしサッカー以外のことにも役にたつようになってます。なんで要するに、真剣に、まじめに取り組むということが大事だということです。わかりましたか？わかったでしょ？」雨の日に体育館で、ペナキッズはワッキーコーチとランニングをするのでした、、、。さまざまな特訓で少しづつ力をつけてきたペナキッズが次回いよいよ女子強豪チームと対決します。あの伝説の選手も、ペナキッズの応援にやってきます！「全てのことは、未来への糧となる」現日本代表サッカープレイヤー　中田英寿

  2006年06月07日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第６話～ミスターナガレ見参、蹴るぞ、ペナキッズ！～

  ちょっと先になりますが、６月２１日に発売になるFUNKY MONKEY BABYSのシングル「ALWAYS」のジャケットとプロモーションビデオに、ペナルティが登場するそうです。ブログには裏話も書いてあるので、見に行ってみて下さいね。今週出演予定だった、からくりTVと元祖！でぶやは放送延期になりましたが、からくりTVの方は６月４日に放送されることが決まりました。今までずっとビデオで指令を出してきた、ペナキッズの最高顧問ミスターナガレがついに姿を現しました。今回の練習の舞台は、先週の金華山に続いて岐阜市にある長良川です。ペナキッズは前回のリフティングの成果を、ペナルティの２人の前で披露しました。みんなの上達ぶりに２人が感心していると、遠くから聞き覚えのある声が、、、。なんとミスターナガレが、ペナキッズのためにうまい棒をたくさん持ってやってきました。初めての対面となるペナキッズに、ミスターナガレは自己紹介をしますが、あまりに長いのでペナキッズはミスターから離れてしまいました。そしてミスターナガレと一緒に、まずはスローインの練習から始まります。１人１人のボールを受けているうちに、だんだんミスターは疲れてきてしまいました。遠くまでボールを投げることができる高学年の子たちに比べて、体が小さくてボールがミスターまで届かない低学年の子たちに、ワッキーコーチはアドバイスをします。スローインのポイントは、体を弓なりに反らせることと指をボールの内側にかけることです。ワッキーコーチのおかげで、低学年の子たちはミスターのところまでボールが届くようになり、次はスローインホールインワンというゲームに入ります。このゲームはスローインで白い輪の中にボールを止めて、正確なボールコントロールを養うスペシャルメニューです。１人づつボールを白い輪の中にいるミスターナガレに向かって投げますが、ミスターにはあと一歩というところで届きません。そんな中やっと６年生の健悟くんが投げたボールがミスターのところまで届きました。続いて４年生のしんやくんの投げたボールも、ミスターのところに届きホールインワンです。やさしいミスターが特別におまけでホールインワンにしてくれた子を含めて、ゲームに成功した６人はごほうびとして岐阜名物の鵜飼の鵜匠さんのところへ行くことになりました。今回ペナキッズがやってきた長良川では、１３００年の歴史を誇る鵜飼が毎年行われています。ペナルティの２人と６人のペナキッズは、現在長良川河畔に住んでいる６人の鵜匠さんのうち１人のお宅に向かいました。鵜匠はその家の子供さんが代々継ぐ世襲制（※）で、この鵜匠さんの跡継ぎとなる息子さんはペナキッズと同年代です。鵜匠さんがペナキッズに鵜飼についての説明をした後、実際に鵜が魚を飲むところを見せてくれました。鵜飼とサッカーには共通点があって、鵜が選手の役割でその選手を理解しているのが監督の役割である鵜匠というわけです。貴重なごほうびの後は、ミスターナガレが待っている長良川で練習の再開です、、、。ペナルティの２人は、ペナキッズの練習を見ながら俳優として数々の舞台や映画で活躍しているミスターナガレこと萩原流行さんに、指導方法を伺いました。流行さんの話によると、子供たちは昔から変わっていなくて集中する時は集中しているのだそうです。子供たちはちゃんと大人のことを見ているので、自分と同じ目線で子供たちに接するのがいい教え方です。ペナキッズはペナルティの２人が真剣に話をする時、みんなちゃんと話を聞いていました。子供たちに何かを注いであげれば、必ず伸びるという流行さんのお話を聞いたペナルティの２人は、無限の可能性を持ったペナキッズたちとの練習を再開します。今度の練習はペナルティーキッズ練習、略してPK練習でゴールキーパーのミスターナガレに１人２回ボールを蹴ります。PKがうまくいかない太一くんに、ワッキーコーチは足の甲で蹴るというPKのポイントをアドバイスしました。続いてルイくんが蹴ったボールは、ミスターの手に当たってセーブが決まります。ヒデ監督はルイくんに、体ごと前へ押し出すというもうひとつのポイントをアドバイスするとゴールが上手に決まりました。強くて早いシュートを蹴るには、ヒザから下を早く振るのがポイントです。インサイドでボールを蹴ろうとして失敗したアライくんに、ワッキーコーチは蹴りたい方向へ最後まで足を蹴るというポイントを教えました。アライくんのゴールも決まり、続くリョーマくんはPKを２本連続成功させます。そしてキャプテンのはやたくんも、すばらしい蹴りでPKを２本連続成功させました。はやたくんは目線で左を狙っていると見せかけて、右にボールを蹴りミスターは逆をつかれてしまいます。２本連続でPKを成功させたリョーマくんとはやたくんには、ミスターからのごほうびが待っていました、、、。東京からミスターが持ってきたごほうびは、１度も使っていないユベントスのボールでミスターの宝物です。ミスターがドイツで買ってきたという宝物のボールを、リョーマくんとはやたくんは特別に蹴らせてもらえます。しかしワッキーコーチの提案で、ドボンPKを行うことになりました。ミスターナガレの宝物のボールを使うガチンコPKで、もし失敗したらボールは川に流されてしまいます。まずインサイドキックが得意なリョーマくんのボールを、ミスターは止めてボールは無事でした。そして次は見事な頭脳プレーでPKを決めたはやたくんがボールを蹴ります。ミスターはボールを止めることができずに、PKは成功して長良川にドボンと落下しました。川を流れていくボールに向かって、ペナキッズは石を投げていきます。そして最後はおなじみ、ワッキーコーチのお言葉の時間です。「今日は流行さんと一緒に過ごしまして、こんな歌が頭に浮かんじゃったんです。♪川は流れてどこどこ行くの～、人も流れてどこどこ行くの～、泣きなさい～笑いなさ～い、いつの日～か～、いつの日～か～、花を咲かそうよ～、っていう歌があるんですよ。「花」っていう歌です。夢はさ、ずっと思い続けていたらかなうんですよ。最近なんかね、いい時代じゃないとか言われるじゃないですか。でも、夢を持って生きるっていうのはかっこいいじゃない。夢という花を、咲かそうじゃないか。うん、いい歌だね。よーし行くぞ、みんな立てー！」気持ちよく歌ったワッキーコーチは、今日もペナキッズと長良川を走っていきました、、、。次回はペナキッズが秘密のトレーニングに挑戦、ワッキーコーチのすごい技も飛び出します！「花」川は流れて　どこどこ　行くの人も流れて　どこどこ　行くの泣きなさい　笑いなさいいつの日か　いつの日か花を咲かそうよ作詞・喜納昌吉「全ての武器を楽器に」と歌い続ける沖縄出身アーティスト。ミスターナガレの宝物のボールは、スタッフにより無事ミスターの手元に戻りました。川などの自然は大切にしましょう、、、。（※）世襲制について。現在長良地区では杉山家の４軒と山下家の２軒で鵜飼が受け継がれており、今回ペナルティとペナキッズの６人が訪問したのは杉山家のうちの１軒のお宅でした。鵜匠さんについてはこちらのページをごらんください。こちらのページには、今回ペナキッズに出演した杉山さん親子の写真が掲載されています。

  2006年05月27日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第５話～天下をとれ！登るペナキッズ～

  昨日はガレッジワザーランドにペナルティが出演するということで、いつも録画しているいいともと一緒にタイマー録画しておいたのですが、なんといいともの方にもペナルティが出演していたそうです。これで１日のうち２つの番組、１週間のうちならワンナイとあわせて３つの番組でガレッジセールと共演したことになります。なお、放送は終了しましたが出演した証拠として、スケジュールの方にいいともを加えさせていただきました。前回初めて新舞子の海岸にお出かけしたペナキッズですが、今回は岐阜にある金華山で特訓します。いつもはグラウンドでの特訓から始まりますが、今回は雨が降っていたので体育館に場所を変えて特訓します。ペナルティの２人が体育館の方に入ってみると、ペナキッズのみんなはきちんと正座をしていました。今回の特訓は、まずリフティングの練習から始まります。リフティングのポイントは、足のこうの中心でボールのまん中をけることです。１０回以上できたら左右交互のリフティング、１０回以上できなければ１０回をめざすという２つのチームにわかれて練習を始まりました。１０回以上できるりょう君は両足リフティングに挑戦していますが、右利きなので右足が出てしまいます。ワッキーコーチが左足だけで３回リフティングするように教えると、最初はうまくできなかったのですが次第にできるようになりました。１０回以上リフティングができないさとし君は、片足だけで１０回リフティングできるよう練習していますが、５回以下しかできないのでヒデ監督に、１０回をめざす前に目の前の目標をクリアするようにと言われました。少しづつ回数を上げてリフティングができるようになったさとし君は、練習の成果をみんなの前で披露します。ちゃんとボールのまん中をけることができたさとし君は、１９回連続してリフティングができるようになりました。この後ペナキッズはさらに足腰をきたえるため、金華山で山登りにチャレンジします。マネージャーのあんなちゃんは、山登りをするみんなのためにお弁当を作ってきました。豊山町の農家のお父さんが作った精米したてのお米で作ったおにぎりと一緒に、ペナキッズは足腰強化の遠征訓練に向かいます。岐阜にある金華山に到着したペナキッズに、ワッキーコーチは頂上にある岐阜城の城主織田信長についてお話をしました。この金華山では、元日本代表で現在はFC岐阜の選手兼コーチをつとめる森山泰行選手もトレーニングをしたことがあります。森山選手のように野性的な筋肉をめざして、ペナキッズは頂上の岐阜城めざして登山を始めました。七曲登山道を登った先には、ごほうびの勝利の水が待っています。ヒデ監督は革靴をはいているため、とても登りにくそうです。登山を始めてから約５分後に、最初の標識を見つけますが頂上まで１７００メートルと書いてありました。ごろごろした岩があって、山らしい急な上り坂になってきましたがみんな楽しそうに登っています。中には「サッカーより山登りの方が楽しい」という子までいますが、ペナキッズは１勝をめざすサッカーチームであることを忘れないように、、、。頂上まであと１０００メートルというところで休憩をとることになりましたが、かいせいくんは右手に棒切れ、左手に傘を持って早くも疲れてきたようです。しかしこれはほんの序の口、このあとペナキッズはみんな無事頂上まで登ることができるのでしょうか、、、。頂上まであと８００メートルというところで、３つにわかれている道を見つけました。ワッキーコーチが棒切れの倒れた方向を目指そうと棒切れを倒すのですが、あきらかにわざと倒しています。標高が高くなり地獄の階段を登りはじめたヒデ監督も、きつそうに登っていましたがペナキッズのみんなは笑顔で楽しく元気に登っていました。頂上まで６００メートルというところで、あんなちゃんのおにぎりを食べるのですがその前に豊山町に伝わる伝統儀式があります。手を合わせて「鶴さんのように、つるつると飲み込まず亀さんのように、よくかめかめ、いただきます」と言ってからみんなでおにぎりを食べはじめました。そこへしっぽの切れたトカゲがあらわれて、みんなでつかまえに行きます。ワッキーコーチがとかげをつかまえますが、とかげに指をはさまれてしまいました。おにぎりを食べたあと登山を再開したペナキッズですが、急な階段が１人の男の子に襲いかかります。それは傘を杖代わりにしていたかいせいくんで、ヒデ監督と一緒に階段をゆっくり登っていきました。みんなの後を一生懸命登っていくかいせいくんですが、とてもつらそうです。しかしようやくかいせいくんもみんなと一緒にロープウェイ乗り場のリス村にたどりつくことができました。みんなで楽しくリスとふれあって、ふたたび頂上をめざして登山の再開です。しかしかいせいくんにまた緊急事態が発生してしまいました、、、。ふらふらと階段を登るかいせいくんを、ペナキッズのみんなは待っていてくれました。登山も残り１１０メートルになり、頂上の岐阜城はすぐそこです。こうしてかいせいくんも無事頂上にたどりついたところで、ワッキーコーチが勝利の水を見つけました。１時間３０分かけてたどりついた岐阜城で、ペナルティの２人とペナキッズは勝利の水で乾杯します。かいせいくんもおいしそうに、勝利の水を味わっていました。疲れに負けそうになったかいせいくんですが、最後までちゃんと頂上に登ることができたのです。そしてみんなで岐阜城に入り、天守閣から岐阜の街をながめました。「天下をとるぞー！」と岐阜城から叫んで、今回もワッキーコーチのお言葉の時間です。「あるサッカーの監督が言いました。限界には、限界がありません。今日はね、山登りでみんなもうだめだと思ったことがあると思います。でもその時に、みんなその限界をクリアしてるじゃない。そして、また登ったらまた限界が来た。でもまたその限界をクリアしてる。また新たなその限界が訪れるけども、それを乗り越えることによって、人間は成長していくんじゃないでしょうか。いい言葉ですね。これからも、限界をみんなどんどんどんどんクリアしていって、大きな大人になりましょう。じゃぁ、今日も叫ぼう！限界には、限界は、ありましぇーん！」ワッキーコーチとみんなは金八先生のまねをしながら、金華山を降りていきました、、、。次回はペナキッズの前に、あの「ミスター」がとうとう現れます！「限界には限界はありません。」攻撃サッカーの名将・イビチャ・オジム（ジェフユナイテッド千葉監督）

  2006年05月22日

  コメント(0)

• 「がんばれ！ペナキッズ」第４話～海へ、、、叫べ！ペナキッズ～

  以前笑金で行われたワッキーさんと、日本代表に選ばれた大黒選手のPK対決のレポートを書かせていただきましたが、昨日放送された日テレのサッカー特番で、お正月のとんねるずのスポーツ王以来ひさびさに大黒選手とペナルティの２人が再会したようです。（ビデオの方はまだ見ていません）PK対決はワッキーさんが勝利したのですが、大黒選手が負けた時の約束としてワールドカップでゴールした時芝刈り機をやる、というのをちゃんと覚えていてくれたそうです。今週のペナキッズは、豊山町を離れて海で特訓します。そして今週から、女子マネージャーも登場することになりました。念願の１勝に向けて、ペナキッズの挑戦が今週も始まります、、、。おなじみのミスターナガレの指令を受けて、特訓の開始です。ミスターナガレは、いつも最初は優しい口調ですが、最後は怒って終わります。特訓はまずランニング、そしてシュートの練習です。ランニングの時１人だけみんなから遅れて走っているヒロくんを、ヒデ監督が引っ張って走らせていきました。シュート練習でお手本を見せたワッキーコーチは、ゴールを決めていつものワッキーダンスを踊ります。シュートの基本は、ゴールのファーポスト側のワク内にグラウンダーで強めに打ちます。なかなかシュートが決まらないペナキッズに、ワッキーコーチは「シュートはパスの延長」というジーコ監督の教えをアドバイスしました。そのおかげでみんな次々とシュートを決めるようになっていきます。なかでも６年生のけいじくんは、アドバイスの後みちがえるようにシュートが上手になりました。シュート練習が終わったところで、ペナルティの２人がペナキッズに新しい女子マネージャーを紹介します、、、。かわいい女の子がマネージャーだと、みんなもやる気が出るはずだということで現れた勝利の女神は、あんなちゃんという女の子です。ワッキーコーチが、「あんなちゃんが喜ぶからかわいいと思ったらみんな手をあげるように」とこっそり教えてあげたのですが、みんなはずかしいのか１人も手をあげませんでした。あんなちゃんは用事があるということで、すぐに帰っていってしまいます。手をあげなかったペナキッズのみんなに、ワッキーコーチは「みんなぐらいの年のころは、女の子にでれでれしてたぞ」と怒りますが、「ワッキーキレてる～」と言われ、「キレてな～い」と小力さんのまねをしました。そしていよいよ、ペナキッズは海での特訓に向かいます。場所は新舞子マリンパークにある、ブルーサンビーチという海岸です。海に来た目的は、まず砂浜を走ることで足腰を強化すること、そしてデコボコの砂浜をドリブルすることでボールコントロールの技術をみがいて体をきたえます。みんながボールをけったりしている中、１人だけヒロくんが砂浜でおだんごを作っていました。それを見てワッキーコーチもおだんごを作るのですが、ヒロくんのようにうまく作ることができません。みんなで遊んだところで、グルグルバットシュートという特訓に入ります。まず目隠しをして５回グルグル回り、チームメイトに声でボールまで誘導してもらいます。シュートしてゴールを決めたら大成功のこの特訓は、三半規管の強化でバランス感覚を養います。まずはワッキーコーチがペナキッズの前で、お手本を見せました、、、。５回ぐるぐる回ったワッキーコーチを、ヒデ監督はボールとまったく逆の方向に誘導しました。わざとちがう方向に誘導されても気付かなかったほど、ヒデ監督の声はよく聞こえていたので大きな声で誘導するのも重要になります。まずはキャプテンのはやたくんからですが、５回ぐるぐるまわったところでもう倒れてしまいました。それでもなんとかボールをドリブルしてシュートしますが、キーパーに止められてしまいます。つづいては前回ボールをとられて泣いてしまった６年生のセナくんです。やっぱり５回回ったところで倒れてしまい、別の方向にボールを蹴ってしまいました。つづいて４年生の太一くんは、５回回らないうちに倒れてしまいます。ワッキーコーチに支えられて立ち上がろうとしますが、ボールにたどりつくことができませんでした。こうしてみんな次々とシュートを決めていき、最後は４年生のヒロくんです。５回回ってボールまで近づきましたが、どうしても蹴ることができません。見かねたヒデ監督が誘導しますが、海岸の方向にボールを蹴ってしまいました。そして次の特訓は、試合中チームメイトに指示するために海に向かって大きな声を出す練習です。お腹の底から声を出すことが重要なこの練習のお手本として、ワッキーコーチが海に向かって叫びます。「ギャラ上げろー！！」ワッキーコーチの魂の叫びに続いて、ペナキッズが叫びます。ヒデ監督「好きな食べ物は？」ルイくん「あーん！！（あんこ）」ヒデ監督「好きなくだものは？」司くん「りんごー！！」ワッキーコーチ「好きな学校の科目は？」セナくん「体育！」ワッキーコーチ「お父さんとお母さん、どっちが好き？」カズくん「どっちとも！」ワッキーコーチ「好きなお笑い芸人は？」将之くん「ペナルティ！」（えらい！）ヒデ監督「好きな食べものは？」けいじくん「おなかすいた！」（？？？）ワッキーコーチ「なにして遊ぶのが好き？」太一くんは叫びます。「サッカー！」そしてワッキーコーチのお言葉です。「ある作家が言いました。すべて人生で起こることは、させられると思うからつらかったりみじめだったりするんです。そうじゃなく、してみようと思うと、なんでも道楽になるんです。みなさん、人生は絶対に楽しいものです。そして、サッカーも楽しいもの。サッカーは、道楽だ！みんな、立てー！！」立ち上がったペナキッズは、「サッカーは、道楽だ！」と、ワッキーコーチと一緒に砂浜をランニングしていきました、、、。次回ペナルティとペナキッズは、岐阜にある金華山で特訓をします！すべて人生のことは　「させられる」と思うから辛かったり惨めになるので　「してみよう」と思うと何でも道楽になる。　作家・曽野綾子

  2006年05月16日

  コメント(0)

• がんばれ！ペナキッズ第３話～涙のドリブル、こらー！ペナキッズ～

  今週末、名古屋に去年できた新しい複合施設であるアスナル金山内のASUNAL HALLで行われる、ペナルティ出演のYOSHIMOTO TOKAI LIVEで半年ぶりの生ペナを見に行ってまいります。ライブレポートの方も書かせていただくので、楽しみにしていて下さい。地元豊山町のみなさんにサポーターになってもらうため、ペナルティの２人とペナキッズはさまざまな人たちから応援メッセージをボールに書いていただきました。近所のお父さんたちやお店の方、最後は豊山町の町長さんにも協力してもらって、心強いサポート体制もできあがってきました。今週もミスターナガレの指令を受けて、ペナルティの２人は特訓に向かいます。今回は今までとちがって、ちょっとこわ～い特訓のようですよ、、、。まずはみんなでごあいさつをして、特訓が始まります。最初はジグザグドリブルというキック＆ランの特訓に挑戦します。ペナキッズは順調に、この特訓をクリアしていきました。しかしみんな効き足ばかりでボールを蹴ったり、下ばかり見ています。ドリブルの基本は利き足ばかりでボールを蹴らないことと、周りも見ることが大事です。そしてペナルティの２人はお手本として、華麗な技をペナキッズの前で披露します。みんなの感想は「（キーパーがいたら）止められとった」「そこそこ」といまひとつでした、、、。しかし技を披露する時に、買ってもらったばかりの新品ボールを使われてしまうのがいやだったセナくんが泣き出してしまったのです。セナくんの機嫌をなおすため、ヒデ監督とペナキッズの高学年メンバーはおやつの買い出しに行きました。そしてワッキーコーチとセナくんたち低学年のメンバーは、近所を散歩しに行きます。買い出しに出かけたヒデ監督たちが見つけたのは、ペナキッズもよく行くというたこやき屋さんでした。お店のお母さんたちに応援をおねがいすると、「イチローみたいになって」と言ってくださいましたがすかさず「それ野球（の選手）です」とつっこみが入ってしまいます。ワッキーコーチたちがやってきたのは、ペナキッズがかくれんぼをしているという神社でした。手をきれいに洗って、みんなで裏にある森へと向かいます。しかし石がたくさん積まれているお墓のようなものをみつけ、ワッキーコーチとペナキッズはみんなで「すいませんでした」とあやまりました。一勝祈願のお参りをした頃、たこ焼きを買ってきたヒデ監督たちも神社にやってきます。セナくんの機嫌もよくなって、みんなで楽しいおやつタイムが始まりました。たこ焼きを食べたヒデ監督は、「うまし！」ワッキーコーチは「うまフィス！」おなかがすいているワッキーコーチは、ペナキッズのみんなにたこ焼きを分けてもらいます。そしてみんなに好きなサッカー選手の名前を聞くと、名古屋グランパスの玉田選手やロナウジーニョ、キングカズといった選手の名前があがりました。しかし楽しいおやつタイムの後ペナキッズを待っていたのは、とってもこわ～いおじさんたちでした、、、。おやつタイムも終わって、ペナルティの２人とペナキッズはグラウンドに戻ってきます。実戦に備えての特訓のため現れたのは、とってもこわそうなおじさんたちでした。このおじさんたちを相手に行うトレーニングは、題して「コラー！ドリブル」といいます。まずはワッキーコーチがお手本を見せますが、いちばんこわそうなおじさんにグラウンドの外へ連れ出されてしまいました。この「コラー！ドリブル」は、おじさんにボールを当てると「コラーッ！」と怒られてしまう、正確なドリブルをやしなうスペシャルメニューです。まずはキングカズにあこがれるカズくんがこのドリブルをクリアすることができました。続いてルイくん、ひろくんと次々にドリブルをクリアしていきます。しかしまさくんがおじさんにボールを当ててしまい、「コラーッ！」と怒られてしまいました。おこられたまさくんはショックで、言葉を失ってしまいます。こわいおじさんに立ち向かう特訓は、さらにこわくなっていきます、、、。「コラー！ドリブル」に続いての特訓は、こわいおじさんが動く実践的で難しいドリブル練習メニュー「コラー！ドリブルスーパー」へとパワーアップしました。ペナキッズのアライくんが挑戦しますが、クリアできずに「コラーッ！」と怒られてしまいます。つづいて青山くんは、こわいおじさんを交わしてなんとかドリブルをクリアすることができました。そしてアライくんもなんとかクリアすることができて、最後は一度怒られて元気がなくなったまさくんです。なんとかおじさんたちに立ち向かっていきますが、こわくてドリブルをすることができません。しかしみんなの応援を受けてまさくんは、ふたたびおじさんたちに立ち向かっていき無事クリアすることができました。終わった後泣き出してしまったまさくんでしたが、おじさんたちがこわくて泣いたのではありません。何度もドリブルに成功することができなくて、くやしくて泣いたのです。このこわいおじさんたちの正体は、本当はやさしい豊山町のお父さんたちでした。ペナキッズが試合に勝つことができるように、協力してもらったのです。セナくんとまさくんの２人を泣かせてしまったペナルティの２人も反省して、いつものワッキーコーチのお言葉の時間です。「昔、ある日本の会社を立ち上げた方がこういう言葉を残しました。チャレンジして失敗するよりも、何もしないことをおそれろ、と言いました。サッカー以外にも、こわくて逃げ出したくなるようなことが、この先きっとあるでしょう。でも、そこで逃げてほしくないんです。とにかくチャレンジをして、それで失敗しても、そんな生き方をみんなにはしてほしいんです。やっても後悔、これはいいじゃないですか。やらずの後悔が一番だめなことです。みんな、後悔するならやりましょう、やって後悔しましょう。そんな生き方をして下さい。」そして今日はおじさんたちも一緒に、みんなでグラウンドを走っていきました、、、。次回はペナキッズたちが、海で特訓に挑戦します！「チャレンジして失敗するよりも、何もしないことを恐れろ」日本のホンダから世界のホンダへ　本田宗一郎（本田技研工業　創設者）

  2006年05月03日

  コメント(0)

• 「がんばれ！ペナキッズ」第２回～フランチャイズ計画、よろしく！ペナキッズ～

  今週からCBCテレビで、デリペナの再放送が始まります。同じく４月から関西の毎日放送でもデリペナが始まりましたが、こちらは今年６月からの放送分からだそうです。しかしCBCでは地名しりとり同様、第１回からオンエアされるのでこれで録画できなかった回もコンプリートできそうです。前回の愛知FCとの対戦で、ペナキッズは１５対０で惨敗してしまいました。かつてサッカーで全国制覇したこともあるペナルティの２人は、ペナキッズが１勝できるように特訓をまかされました。。今回も最高顧問のミスターナガレの指令を受け、特訓が始まります。ペナキッズが練習をしているグラウンドの裏には、プレハブの小屋が建てられています。その小屋からペナルティの２人は、グラウンドへと向かいました。今週は必殺カルタ・ランという特訓から始まります。グラウンドに散りばめた特製カルタをとる洞察力と俊敏性を鍛えるスペシャルメニューです。まず最初にワッキーコーチが読み上げた札は、「あしこしを　強化するんだ　若者よ」そして「うんひとつ　味方にするのも　実力だ」「えんじんを　組んで　まとまれ　仲間たち」みんな次々に札を取っていき、体も温まってきました。そしてペナルティの２人とペナキッズは、チームがある町を本拠地として町の人から応援してもらうフランチャイズ計画のために、町の人たちのもとへごあいさつに行きます。まずはグラウンドがある小学校のすぐ近くのお家の人のところへチーム結成の報告をしました。お家のお父さんは、サッカーボールに自分の名前と「元気だ」というメッセージを書いてくださいました。２件目のお家の女の子からは、「がんばれ」というメッセージを書いてもらいました。次は練習をよく見に来てくれるふとん屋さんに向かいます。まずはペナキッズのキャプテンが、ふとん屋さんのご主人に結成のごあいさつをしました。そしてサッカーボールにメッセージを書いてもらっただけでなく、気持ちとしてお金もいただきました。全員でふとん屋さんのご主人に「ありがとうございました」ときちんと感謝のごあいさつです。そしてお店の外でも「山田ふとん最高！」とみんなで言って、「ふとんは山田、ふとんは山田」と連呼しながらごあいさつは続きます。次に訪れた本屋さんでも、同じようにキャプテンがごあいさつをしてサッカーボールにメッセージを書いてもらいました。そしてペナキッズは、道で出会ったお父さんにもメッセージをもらいます。お父さんは草取りをしていたようだったので、お礼としてみんなで手伝ってあげることにしました。しかしお父さんは、草取りをしていたのではなく草を植えていたのです、、、！指令ミスをしてしまったヒデ監督は、大急ぎでみんなに草を植えなおすよう指示をしました。ワッキーさんはおなかを抱えて大笑いしています。次にメッセージをもらったのは、道で出会ったペナキッズよりお兄さんの高校生の男の子たちです。そしてお地蔵様に、「試合に勝てますように」とみんなでお祈りをしました。最後にごあいさつに行ったのは、豊山町役場の町長さんのところです。ヒデ監督は静かにするよう指示をするのですが、慣れない場所でみんなも落ち着きがありません。そして受付で許可をいただき、ペナキッズは町長室へ向かいました。町長さんからいただいたメッセージは、「協力」という言葉です。そして「まとまりよく」というお言葉も町長さんからいただきました。おとなしく町長さんの言葉を聴いているかと思えば、落ち着きがない子もいます。みんなでごあいさつをして気が抜けたペナキッズは、町長室のソファーに座ったり大はしゃぎです。しかし町長さんからは、「こういうところから指導して下さい」と優しいお言葉をいただきました。フランチャイズ計画もなんとか無事に終わったところで、グラウンドに戻って仕上げの練習に入ります。ここでペナキッズが取り組むのは、平均台を使ったグラグラ一本橋です。この訓練はバランス感覚をやしなうスペシャルメニューです。ジグザグ平均台の上を特製ヘルメットに、ボールを乗せて落とさないように渡ります。最後まで渡りきったペナキッズは、ごほうびとしてワッキーコーチに抱きしめてもらえます。ヒデ監督から「けがしないように」と指示を受け、次々と平均台を渡っていきました。みんなこわごわながらも渡りきって、ワッキーコーチに抱きしめてもらいました。しかし最後の男の子は途中でボールを落としてしまいました。ヒデ監督に「ルックアラウンド（まわりを見る）」と教えてもらいましたが、今度は平均台から落っこちてしまいました。男の子はみんなの応援を受けながら、もう１度平均台を渡ります。ゆっくりと平均台をわたった男の子は、無事最後まで渡りきることができました。こうして特訓も終わり、最後はワッキーコーチのお言葉です。「あるフランスの小説家が言いました。成功は結果であって、目的ではない。成功させることは大切なことだ。でも、成功するよりももっと大切なことがある。成功するための過程、成功するためにがんばるみんなの気持ちです。がんばればきっと、よい結果が生まれるのだ。今日はみんな、力を合わせてがんばった。その気持ちを忘れずに、がんばろうじゃないか。」最後はイタリア人みたいになっていたワッキーコーチでしたが、お言葉が終わった後はみんなでランニングをして、今回の特訓も無事終了です、、、。しかし次回は、ペナキッズが特訓でこわ～い体験をします。どうなっちゃうの、ペナキッズ!?「成功は結果であって目的ではない。」生涯を文学に捧げた小説家ギュスターヴ・フローベル（フランス人）

  2006年04月29日

  コメント(0)

• 「がんばれ！ペナキッズ」第１話～チーム結成、はじめまして！ペナキッズ～

  資生堂UNOホームページでの投票の結果が発表になりました。ヒデさんは３位で、ワッキーさんが５位、対決ではどちらも勝利に終わりました。CMとは別なのですが、５月に公開される映画「GOAL!」の吹き替えを、ワッキーさんがつとめることになりました。しかもレアルマドリードのラウル・ゴンザレス選手本人の声です。その他にもジダン選手は雨上がり決死隊の宮迫さん、ベッカム選手は藤井隆さんがそれぞれ吹き替えを担当するそうです。いよいよ今回からは、新番組「がんばれ！ペナキッズ」のレポートに突入します。高校時代サッカーで全国制覇したペナルティの２人が、一勝もしていない少年サッカーチームを指導します。監督はヒデさんで、コーチをつとめるのがワッキーさんです。そしてチームの最高顧問は、なぜかミスターナガレこと萩原流行さんです、、、。お話の舞台は、イチロー選手の出身地としても知られる愛知県豊山町です。ペナルティの２人は、サッカーチームの男の子たちの練習の様子を見に行きました。しかし練習というよりは、ボール遊びをしているという感じです。ワッキーさんが男の子たちに集合の号令をかけますが、みんなぱらぱら集まってきて走ってくる子はいませんでした。男の子たちのユニフォームには、それぞれの名前が書かれたゼッケンがついています。中には「セナ」という、今どきな子供っぽい名前の男の子もいました。男の子たちは、目の前にいるのが本物のペナルティの２人だと信じていないようです。それを証明するために、ワッキーさんはまず芝刈り機を「ブイ～ン」とやってみせました。そしてサッカーが上手なことを証明するため、リフティングを披露してみせました。そしてペナキッズから、まずキャプテンのはやたくんがリフティングを披露します。そしてチームで一番おもしろい子と言われたひろくんがHGさんのものまねをしてみせました。ペナキッズの男の子たちは、もちろんみんなサッカーが大好きです。ペナルティの２人は、男の子たちに監督とコーチとしてのごあいさつをして、まずパスの練習に入りました。パスの練習には試合の状況に応じた練習の仕方があるのですが、男の子たちはそれをやっていないようです。ワッキーさんはかめはめ派のポーズでパスをするセナくんを注意して、正しいパスの仕方を教えてあげました。セナくんにインサイドキックを教えたのですが、それでもまだかめはめ派をやってしまいます。一方ヒデさんがパスの仕方を教えた男の子たちは、上手にできるようになりました。練習で体が暖まってきたところで、実戦でペナキッズの実力を確かめることになりました。相手チームは愛知県のエリート少年サッカーチーム愛知FCの男の子たちです。キャプテンの男の子も自信たっぷりで、さすがといった感じです。この男の子とペナキッズのキャプテンはやたくんで、まず握手をしました。愛知FCの男の子たちは、ペナキッズも知っているとても強いチームです。優勝経験もあるという愛知FCを前に、ペナキッズは早くもあきらめムードでした。そんなペナキッズをヒデさんは元気づけ、みんなで円陣を組んで対戦が始まります。２０分ハーフの試合は、ペナキッズ先攻で始まりました。しかしわずか３分で、愛知FCのゴール攻撃にあってしまいます。さっそく愛知FCにゴールを決められてしまい、その後もボールは愛知FCが独占してしまいます。ペナキッズも対抗しようとするのですが、続けて２点、３点とゴールを決められてしまいました。結果的に愛知FCが７点リードしてしまい、ペナキッズの方もだんだん元気がなくなってきてしまいます。そんな中ペナキッズの太一くんが、愛知FCのパスを受けようとして顔にボールが当たってしまいました。太一くんを心配してペナキッズの男の子が集まってきてしまい、試合は中断しますが太一くんは少し休んで試合に復帰しました。そして前半は１１対０で、愛知FCが完全にリードした状態で終わってしまいました。愛知FCはサイドキックなどを使い、とても上手に試合を進行しています。メンバーをフルチェンジした後半では、ペナキッズのファインセーブで始まりました。しかしなかなかボールを自分たちのものにすることができません。最終的に１５対０で、試合は愛知FCの勝利に終わってしまいました。試合が終わった後の、ワッキーコーチの言葉です。「あるサッカー選手が言いました。サッカーは、トイレのサンダルのようなものです。サンダルをそろえとかないと、次の人が使いづらいでしょ。要するに、思いやりなんですよ。次の人が受けやすいように、思いやりをもってパスを出す。だから、トイレのサンダルのようなものです。これから何十年も生きてく人生もそうです。思いやりをもって、サッカーをやりましょう。」この後ワッキーコーチとペナキッズは、「サッカーは、サンダルだ！」といいながらグラウンドをランニングしたのです、、、。元気のなかったペナキッズにも、笑顔がもどって中にはおばけの救急車をやっている男の子もいました。来週はペナキッズが、１勝をめざして特訓に入ります！「サッカーはトイレのサンダルと同じだよ。人を思いやる気持ちを大事にしなさい。」日本サッカーの父、デットマールクラマー（ドイツ人）の言葉。番組の情報やペナキッズについては、こちらのホームページをごらんください。

  2006年04月22日

  コメント(0)

全73件 (73件中 51-73件目)

< 1 2