|
テーマ:在宅介護(1593)
カテゴリ:母
引導(を渡す) (ヤフー辞典から引用) 誘引開導の意で、本来は人を正しい道、仏道に導きいれることをいうが、転じて、 死者を彼岸に導き済度する葬儀の儀礼をいう。 1、死者のために法語(ミサ)を唱える。 2、最終的な宣告をする(言い渡しをする) 例文 社長は怠け者の従業員に引導を渡した(解雇通告を出した) おれがあいつに引導を渡してやる(やっつける) 22日の水曜日、重~い気持ちでショートステイ先の施設に行ってきた。 引導を渡すって、最終宣告だよね。 いきなり最終宣告するわけないと思うし、でも、なんかあったのかしら。 施設での母の状況が分からないのでなんともいえないし、GW中の家での過ごし方を アドバイス受けに行くんだけど。 スタッフから「お話があります」と意味深に言われると不安でたまらなかった。 施設のケアマネさん、ワーカーリーダーさん、主任看護師(男性)がテーブルに着く。 おいおい、なんだなんだ?何言われるんだろう。 心配で不安で私は自分のケアマネ(正しくは母の)リンダさんを見つめる。 『大丈夫っ』と大きくうなづいて見つめ返してくれた。 前日打ち合わせしたとおり私は何も言わず、聞いているだけ。 リンダさんが代わりに話してくださるという。 結論からいうと・・・ 二泊三日だけ自宅に戻って、あとはショートステイを利用と言っていたのを たとえばどうしても入所させてほしいという利用者がいた場合、一泊お家に戻って いただくことがあるかもしれませんのでご了承いただけませんか、ということだった。 私は、ロングが無理なら週末の金・土・日・月(日曜のラストまで仕事のため)の 定期利用だけでもお願いするつもりだったので平日の一泊や二泊は特に問題ない。 と思う。 受け入れ拒否の話だったらどうしようと、どきどきした。 『母の行動が入所者やスタッフに迷惑をかけている』と思い込んでいたから。 事前に「大きな声で呼びます」と聞かされれば あ~、やっぱり。長期の利用は無理なんだと思ってしまうもの。 それが、お断りの話じゃなくこれからも継続利用できる、そう理解できるのに時間が かかった私。 できるだけ週末利用に支障がないようさせていただきます、の言葉を聞き スタッフの皆さんがいるにもかかわらず涙がこぼれてしまった。 「ありがとうございます、これからもよろしくお願いいたします」 心の底から頭をさげた。 「これって、今までどおり預かってくれる、ってことなんですよね。 どうしても、重症?というか、どうしてもみてほしいという人がみえたら、ひょっとしたら 二泊三日以外にも自宅へ戻ることがある、っていう話だったんだよね? で、デイサービスもここでお世話になることになって、送迎はうちらがすれば8時半 から17時半まで預かってくれるっていうことなんやよね?」 しつこいくらいリンダさんに確認したら、うん、うんとうなづいてくださった。 「私もどーなることか心配でした。早急に次のとこ見つけないと、と思って探しては いたんですけど、やっぱり、なかなかなくってね。デイだけは押さえたんですけど。 押さえたとこはお断りしておきますね、だいじょうぶです。 デイもショートもグループも特養も同じところでって、いうのはお薬のこともあるし 体調管理とかその日の状態がスタッフ通し連携して把握できていいとおもいます。 おかあさまにとってもご家族にとってもいいと思いますよ。 新しくプラン作ってきますからね~、ほんと、よかったですぅ~」 あ~、ほんと、よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[母] カテゴリの最新記事
|