|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先月、新規にアイディホームという会社を買ったのですが、買った理由は、単純に指標(PER、配当利回り)だけで買いました。
当時、時間がなかったので、財務諸表を詳しく調べずに買ったのですが、正月休み中にちょっと、戸建企業の開示資料をいくつか調べてますが、どこも直近1年で「販売用不動産」が大幅に増加傾向、さらに粗利率が低下傾向にあります。 アイディホーム 販売用不動産 22億円(前期末)→ 67億円(3Q末) 粗利率 16.4%(前期3Q) 14.0%(今期3Q) タクトホーム 販売用不動産 39億円(前1Q末)→ 53億円(1Q末) 粗利率 22.9%(前期1Q) 19.7%(今期1Q) 飯田産業 販売用不動産 73億円(前2Q末)→ 132億円(2Q末) 粗利率 20.3%(前期2Q) 18.0%(今期2Q) 三栄建設 販売用不動産 16億円(前4Q末)→ 27億円(4Q末) 粗利率 21.0%(前期4Q) 18.5%(今期4Q) また、東日本不動産流通機構の月例レポートでも過去2010年8月を境に新規戸建在庫が一貫して増加しています。(6,454件:10/08→10,146件:11/11) よほど業界に精通しているか、個別企業を深く調査できる人以外は、特に差別化要素のない戸建会社はちょっとリスク高いかな、と思いました。フラット35の金利引き下げも1%が0.3%になって、駆け込み需要の10月以降の反動も考えられます。 ここは基本に帰って、住宅関連企業であれば、完成在庫を厳しくチェックし、問題ない会社だけに投資するスタンスですね。当たり前なのですが。今の相場環境であえてリスク取る必要はないです。上記4社の中では三栄は在庫が増加傾向とは言え、回転日数的にはまだましですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|