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テーマ:日々自然観察(9963)
カテゴリ:お天気と季節
中日新聞から「富士山の冠雪が9日、早くも甲府地方気象台(甲府市)で確認された。過去に一番早い初冠雪は1914(大正3)年の8月12日。初冠雪の認定には、日中平均気温が年間で最も高い日以降の冠雪という条件があり、夏が終わらない現時点では認定ができないが、同気象台は『過去最速の初冠雪になる可能性はある』としている。」
へえ~! 地表はこんなにも暑いのに、初冠雪が最速記録になると言うのはちょっと驚き。 ところで、先日、気象専門家の方と会って、いろいろと話す機会があり、私も大変勉強になった。 その方によれば、地球の温度はマイナス18℃であり(ステファン・ボルツマンの法則から)、地球温暖化と言う場合、地球全体でみると、入ってくる太陽エネルギーと、宇宙に出て行く(放射)エネルギーは同じであるということが誤解され、あたかも放射エネルギーが減っていて、それで地球が暖かるかのような錯覚される情報が流されているから注意が必要との事であった。 う~ん。 すぐには理解できなかったんだけど、この方が言われるように、地球から放射するエネルギーが、受ける太陽エネルギーより小さければ、地球はドンドン暖まっていくことになるからね。 もちろん、低緯度では太陽から受けるエネルギーが大きく、高緯度ではその逆となって、ここから、大気の大循環や海流が発生することになる。 もちろん、だからといって、今の地球温暖化の危機を軽く捉えていいわけでは全くない。 07年のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)報告は、最近の地球温暖化は疑う余地がないとして、その原因を、1950年以降の温暖化は人為的なものだと断定し、21世紀末の気温上昇を産業革命前から2℃以内に抑える事が可能だとしている。 ところが、日本の自民・公明政権には、これが緊急課題であるということが認識されていない。 地球の悲鳴が聞こえない政治家には、日本からだけでなく、われらの地球号からも出て行っていただきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月10日 16時06分55秒
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