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カテゴリ:お天気と季節
さて、私の写真説明に間違いがありましたので訂正させていただきます。 だいぶあわてていたようで、橋の名前を間違えてました。 稲荷橋は、料亭「三光園」の横の橋で、清川と住吉を結ぶ橋でした。 写真に写していた朱色の住吉神社に渡る橋は、住吉橋。 この橋は、住吉神社正面の大鳥居に通じる、住吉と春吉を結ぶ重要な橋でした。 この橋は、那珂川の洪水のたびに、流されていたそうです。 橋が流されても、福岡藩の財政もひっ迫していて、なかなか架け替えられない。 そこに、弥平という男が登場します。 弥平が考え付いたのは、川の真ん中に、人工島をつくり橋を作るというもの。 うん?福岡市政の得意技の「人工島」は、これから始まったのか。 ところが、当時の黒田家福岡藩は、言いだしっぺの善人弥平の言葉を逆手にとって、認可はしたけど金は出さない始末。 ここも、市民の犠牲の上に人工島を作り、そのあともまじめは市民の心をもてあそんで、骨の髄までむしゃぶりつく吉田市長に似ているかもね。 弥平は結局、自力で橋を架ける。 時に、1855年、安政2年、弥平53歳の時であった。(NHKでも取り上げてほしいな!) 何も支援しなかった殿様の黒田長溥は、太刀を一振だけ与え、稲光という苗字を許し、功に応えたいう。 その記念の碑が、住吉橋の脇にある。【下の写真】 まあ、そういうわけで、弥平殿、昨日の橋の名前の間違いを許してくだされ。 引き続き、住吉橋周辺は、護岸工事が大変だ。 水が引き始めても、いつ放水するかわからない南畑ダムの存在におびえながらも、工事は続いていた。 関係者の皆さん、お疲れ様です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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