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カテゴリ:お天気と季節
「咲く」に複数形を表す「ら」を加えたものだとされて、元来は、花の密生する植物全体を指したとか。 しかし、わたしは次の説のほうが、日本人らしいと考える。 「さくら」の「さ」は、早乙女が「田植えをする女」のことで、さなぼりが「田植えを終えた祝い」のことをいうように、春に里にやってくる田んぼの神様のことをさす。 で、「くら」は、馬の鞍とと同じく、座る場所のこと。 だから、この花が咲く頃は、今年も豊作をもたらす田の神が、天から降って宿るというので、「さくら」と呼び、その花の下で、一同がそろって、神さまと一緒に飲み食いする祭りが花見なのだと考えれば、合点がいくよね。 先日の東京出張では、福岡出身の東京本社の同僚の娘さんが「さくら」ちゃんなので、「桜ひよ子」をお土産に持って行きました。 さくらの花見は、そういうわけで、とにかくめでたいのです。 さあ、みんなで飲み明かそう! 【上の写真】は南公園。もう、満開ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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