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学習塾はサービス業。
これに異論はありません しかし、サービス業でありながらも教育組織でもあるので、時には生徒を叱ることだってある。 まあ、叱るのはサービス業の範疇に入るのか入らないのかは、議論の余地があるかもしれないが。 やはり塾に限らず教育というのは、教わる側が、 「先生、お願いします」 という感覚がないとうまくいきません。 もちろん、これを勘違いして暴走する先生がたまにいるのでやっかいなのですが、根源的にはそうだと思います。 先日振替について書いたのも、授業料を単なるサービスの対価だと考えない方が良いと思ったからです。 もちろんその側面は否定しませんが、授業を休む、さあ振替を! という感覚は違うと思うのです。 やはり根底には「お願いします」です。 休むから、この日でリカバリーしますので、お願いします。 という感覚は忘れてほしくないのです。 先生、もしくはその教室に信頼感をなくすと、教育の効果は一気になくなります。 先生は、如何に生徒に信頼してもらえるようにすることが第一義で、その信頼を信じて努力するのが生徒の役目だと思うのです。 生徒は大概その構図で回りますが、極々一部の親御さんに、 お金払っているんだから・・・ という感覚が見られ 今日は〇〇と××をしてください と細かく注文つけてくる場合があります 確かに学習塾は、お金を払うのは自分、しかし対価を受け取るのは子供、というねじれた構造ですからそう思うのもわかります。 しかし私はこういう親御さんの対処は意外とラクです。 言われたこと「だけ」やっていれば良いからです。 で、こういう方はどこかで不満を持っているので、遠からず辞めていきますし。 しかし 「うちの子大変でしょうけど、なにとぞよろしくお願いいたします。」 と言われると、最高のプレッシャーになりますが、実は一番自分が鍛えられるありがたい親御さんになります。 「先生、お願いします」 は、キラーワード です。 信頼して「お願いします」と子供を預ける親 負託に応えようとする先生 傍目にはイーブンでないかもしれません。 いわゆる商取引とは違いますので。 しかし関係性はイーブンどころか、親御さんの方がずっと上。 それが表から見えないだけ。 そういう関係性の方がずっと健全です。 非常にデリケートな話題なので、私の力不足で表現が難しいのですが、まあ、そういうことです。 平成30年9月20日(木) 大田区松栄塾 03-3727-8268 syoueizyuku@asahinet.jp Twitterアカウント @syoueizyuku ブログの更新は、毎週火、木、土の予定です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.20 20:17:30
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