全て
| カテゴリ未分類
| アジア旅の森羅万象
| ヨーロッパ☆世界
| はるるさんちの日常生活
| ちいさな旅
| うさぎ・ねこ・ペット・その他
| エッセイや詩みたいなもの
| はるるの最近読んだ本
| 雑学☆趣味
| はるる自身のこと
| インターネットの日常
| 日本の美術館
| 海外の美術館
| 自然の息吹を感じながら
| タイ
| 京都
| 音楽
| 映画・TV・アニメ
| 美術☆あーとイベント
| 国内旅行
| 宇都宮&とちぎ
| カンボジア
| 裏磐梯とログハウス
| 益子
カテゴリ:海外の美術館
オルセー美術館は、ルーブル美術館と比較するとコンパクトにまとまっていて、半日もあればざっと全体を鑑賞して周ることも可能だ、なんて言うひとも居ます。
けれど、じっくりと名画を味わおうとすると、昼飯抜きで歩き回ったりしても1日では足りないかも知れません。 階段の入り組んでいる建物は、ちょっとした楽しい迷路をわくわく探検している気分。 日本と違って、ヨーロッパの大部分の美術館ではフラッシュなし、三脚なしの条件で、原則として写真撮影は自由なところが大部分、です。 2005年までは、ルーブルの全館が撮影可能で、モナリザもあるフロアも撮影OK!だったけど、2006年から一部が禁止フロアに指定されていました。 けれど、ルーブル美術館の90%のエリアは現在でも写真OK!のまま、です♪ けれど、オルセー美術館に関してはそんなことないもんで、みんな気軽に名画の前で記念撮影などやってます!笑 教科書や美術書で見た名作がこれでもか!というほどあるのが世界最高の印象派コレクションの殿堂、オルセー美術館。 その圧倒的なボリュームと質の高さに、くらくらしちゃう美術愛好家もたくさん、気力体力ともに疲れ果てテラスのベンチでひとやすみ。 しかも殆どの名品がガラスケースなどに入ってなくて、フラッシュさえ焚かなければ写真撮影も可。 近くで見ると細かな筆使いが良く分かって、ちょっとした赤の点が、遠くから見るとスカーフで、その人物のアクセントになっていたりする微妙なところなんかも明確です。 日本ならそれ一点だけで特別展をできるような超一級作品が、ずらり。 ルーヴルより時代の新しい作品なので、一般のひともお馴染みの絵が多くて親しみやすく、飽きません。 さすが芸術の都、懐が大きい♪ オルセー美術館の主な収蔵品 ミレー『晩鐘』(1858年-1859年) ミレー『落穂ひろい』(1857年) アングル『泉』(1820年-1856年) ジャン=レオン・ジェローム 『闘鶏』(1847年) アレクサンダー・カバネル『ヴィーナスの誕生』(1863年) コロー『朝、ニンフの踊り』18**年) アントワーヌ・シャントルイユ『空』(1868年) ウィリアム・アドルフ・ブグロー『ヴィーナスの誕生』(1879年) ギュスターヴ・クールベ『オルナンの埋葬』(1849-1850年) ギュスターヴ・クールベ『画家のアトリエ』(1855年) マネ『オランピア』(1863年) マネ『草上の昼食』(1863年) モネ『モントルグイユ通り、1878年6月30日の祭典』(1878年) モネ『サンラザール駅』(1877年) ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』(1876年) フィンセント・ファン・ゴッホ『自画像』(1889年) フィンセント・ファン・ゴッホ『オーヴェールの教会』(1890年) フィンセント・ファン・ゴッホ『ガシェ博士の肖像』(1890年)(1990年に日本人実業家齊藤了英が約125億円で購入したものとは同名別作品) アンリ・ルソー『戦争』(1894年頃) フランソワ・ポンポン『白熊』(1922年) 館の方針としては、原則として2月革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっています。 それ以前の作品は古典の殿堂ルーヴル美術館に、以降の現代美術作品はポンピドゥー・センターという役割分担がされていて(むろん、多少の例外はあります)この3ヶ所で、おおまかな美術史の流れが俯瞰できる仕組みらしい。 オルセーでは、印象派やポスト印象派など19世紀末パリの前衛芸術のコレクションが世界的に有名ですが、同時期の主流派だったアカデミズム絵画を多数収蔵・展覧していて、その再評価につながっていることも、この美術館の重要な側面みたいです。 また、絵画や彫刻だけでなく、写真、グラフィック・アート、家具、工芸品、建築など19世紀の幅広い視覚芸術作品も収集・展示の対象になっていて、アールデコの逸品もいっぱい。 オルセー美術館 Musee d'Orsay 月曜休館 木曜日を除く火曜日~日曜日 9:30~18:00 (17:30~閉室) 木曜日だけは夜遅くやってて 9:30~21:45 (21:15~閉室) 入場料金 常設展 7.5euro 常設展 +特別展 9euro 日本円だと、1000円ちょっと、という値段になります。 ただし、18歳未満、失業者・障害者・オルセー友の会会員・所定学校の教職員は無料。 あと、毎月第一日曜日はパリ市内の大多数の美術館は、国籍・年齢にかかわらずみんな入場無料になります。 印象派の作品(上階)は17時頃に閉まってしまうので、時間配分には注意。 最上階の印象派からだんだんに降りてくるのがオススメ。 まず入り口から入って左側にある階段で上までいくと、最初の部屋にいきなりルノワールの名画がずらずら~っ!と並んでいます。 ここに朝イチの空いている時間に到着するとじっくり眺められて良い気分。 ★気をつけよう!★ (ルーヴルが火曜やすみのせいで、火曜は混みます) ←反対にオルセー休館日の月曜はルーブルがめちゃ混む。 飲食店は 早めに !! 数が少ないので、混みます。 早めに(11時ごろ)行ったほうがいいでしょう。 12時ごろはたくさん並んでいます。 トイレも 早めに 数が少なく、分かりにくい場所なので、混みます。 また閉館よりだいぶ前に トイレが閉まってしまいます。 (PM6時閉館なのに、午後5時ちょっと過ぎると、もう・・。) 代表的な印象派の作品(上階)は17時頃から閉まってしまうので、時間配分には注意!とさっき書きましたが・・。 パリの美術館の閉館時間というのは、お客が帰る時間ではなくて、美術館のスタッフが帰る時間らしいのです!笑 とにかく、ルーブルもオルセーも、閉館1時間前くらいからどんどん締め出される部屋の数が増えて行きますので、油断大敵! はるるさんも、最初に行ったときにその辺の事情が解からないまま、さっさと追い立てられてあせりました。汗 【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ 映像】森の青空図書館~妻有アート2006 映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。 奈良美智「ともだちがほしかったこいぬ」青森県・弘前市 映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 タイの友人画家が描いた絵 スペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナ 映像】1週間で7つの美術館へ! 今朝の新聞記事~写真と彫刻の親子制作展スタート ↓はるるさんの写真が展示されてます。 映像】草間彌生「花咲ける妻有」~遅く起きた朝は・・ ダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館☆パリ 映像】菊池歩/こころの花が3万本☆妻有アート06 映像】東京都内の美術館巡り もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。 アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[海外の美術館] カテゴリの最新記事
|
|