いつまでもチェンマイに滞在してると、このまま居心地が良くてずるずると滞在してしまいそうなので、えいやっ!っと、掛け声をかけるようなつもりで。
メコン川を渡って、ラオスの古都ルアンプラバンまで、2泊3日の移動です。
首長族もいるビルマとの国境の町、メーホンソンも捨てがたい場所なんだけど、そこまで行くとだいたいもう一度チェンマイまで戻って来なきゃならないのが、ちょっとかったるい。
ほんとうに箱庭みたいな、ちっちゃな町だけど今の季節に行くとよくホタルがいっぱい飛んでた記憶もあって、前はよく繰り返し訪問してた場所だったんだけどね。
チェンマイよりも、もうひとまわり小ぢんまりした北部タイの要衝、チェンライに行け!というひとも居るんだけど・・・今まで3回ほど泊まったときの印象では、ぼくにとっては余り魅力あふれる町ではなかったし。
チェンマイとチェンライを結ぶのは、普通はびゅんびゅんスピードが出るきれいな舗装道路を北東の方向にまっすぐバスに乗れば数時間で着いてしまうんだけど、それとは別にチェンマイから真北のほうにファンという地方都市があって、そこからさらに乗り合いの小型トラック(ソンテウ)に乗り換えて、タートンという、ほんとうにぎりぎり国境近くの川辺の集落へ。
そこから、チェンライに流れてゆくメーコック川の乗り合い定期船で半日ほど、人里はなれた森や谷や少数民族の集落を抜けたりする船旅が楽しめるんだけど・・・
このルートの途中では、一度だけですが野生の象の家族が川辺に水を飲みに来ているところに遭遇したこともあって、他にも象使いたちの住んでるカレン族の集落や、タイでは珍しい天然温泉の露天風呂に入れるスポットなんかもあって、なかなか奥の深い場所なんです。
いずれにせよ、最終的なゴールの船着場がチェンライなので、今回はこれもパス。
ほんとうになんにもない、地球の歩き方にも最近まで記載されてなかった「ナーン」なんて場所もあるけど、それからの移動が思いつかないので、結局は安易なところで前回気に入ったメコン川の船くだりの旅で、世界文化遺産の宝石のような仏教徒の都へ。
チェンマイ最後の夜は、昨晩に続いて旧市街中心部でのとても大規模なナイトバザール♪
夕方から夜中の11時過ぎまでやってて、はるるさんもムスメのお土産に他の店では売ってなかった少数民族の衣裳風の巻きスカートを2点ほどお買い物。
タイ北部を代表する古都チェンマイから陸路で3日間かかって、ラオスの宝石と呼ばれる世界遺産の街ルアンパバーンへの移動。
2日目と3日目は、ほとんど1日中がメコン川の中流域を船旅で過ごします。
なんと言っても、東南アジア最大の大河。
もうちょっと上流に遡れば、そこは山深い中国の四川省を経てチベット高原に。
下流をどこまでも下って行けは、カンボジア平原に抜けて、やがてはベトナムのメコンデルタに到達して、東シナ海につながっています。
メコン川のこの流域は深い山岳部に挟まれて、けっこう複雑な渦を巻いたりする急流や、衝突の危険もある隠れ岩なども多くて、ベテランの船長さんでも夜間の航行は全く不可能な状態。
もし、目的の停泊地に着く時間が無いままに暗くなってしまうようだと、何も無い途中の村や岸辺で夜を明かさなければならないことになるそうです。
船の中はなごやかな空気に包まれ、あちらこちらで「ビヤラオ」ラオス・ビールでのにぎやかな酒盛りが。笑
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