食べ物にいやしい旦那はちょこちょこ下ごしらえを覗きます。

ある日大声で

「何これ幼虫」

それは「ちょろぎ」だよ!黒豆についてるやん、と教えたけど、
なんだか恐ろしがってます。

脳にいいんだよ、たくさん食べないと、と説得しておきましたが

シソ科の植物の根にできる塊茎で、巻き貝（悪く言うと芋虫）によく似た形。
「長老木」、「長老喜」などの字を当て、祝い事の際に食べることが多いからか
お正月の黒豆に彩のために乗っかっているのをみたことあるのでは?
ちょろぎとは?

でも黒豆についてるあれは不味すぎます
真っ赤っかに染めてあって、毒々しいし。

若いころ、テレビで脳にいいって放映してました。

その後、すぐにどこかのドライブインで知り合いに買ってもらった
「ちょろぎの梅酢漬け」
サクサクした食感とすっぱさで大好物に。
あぁ、漬けものだったんだ、ちょろぎって、と初めて知りました。
梅もすっぱいものも大好きな私は毎日パクパク食べ、
また買おうと思ったのですが、ほとんど見かけません。

まして生は市場で年末にこの数年見かけただけです。
実はおととしはほったらかして駄目にしてしまったので、今年こそは!
もっと早く漬けていればお正月にも間にあったのですが(^^ゞ

まずは下漬け、水150cc、塩20g、みょうばん1gに
芋虫、じゃなくてちょろぎひとパックをつけました。何グラムだったんだろうか～?
３日程度でよかったけど1週間漬けてしまいました。
長期つける場合はもっと塩をして塩だしして漬けるそうです。

下漬けのちょろぎをベースに、いろんな味にできるそうですが、
梅好きな私はもちろん「梅酢漬け」

レシピは適当です(^_^;)
100ccの梅酢に酢と水を50ccずついれて
軽く沸騰させてさましてから漬けました。
３日くらい漬けてもあんまり色がついてなかったので
食紅の水溶き数滴で色を追加。
梅酢の塩加減や好みのすっぱさで量は決めてください。
砂糖をいれるレシピを見つけましたが私は入れません（笑）

買ってからすぐ下漬けしないといけないのに数日置いちゃったので端が
黒ずんだのもありますが、可愛く漬かったちょろぎちゃん。



ん～すっぱくて、しょっぱくて、サクサク。これです～（≧∇≦）

塩分を控えてる人にはお勧めできませんが
おめでたくて脳によいちょろぎ、食べてみませんか～?


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