カテゴリ:作品色々見聞録
国際都市・横浜を舞台に、神奈川県警港警察署捜査課のはみだし刑事コンビ、鷹山俊樹(演:舘ひろし)と大下勇次(演:柴田恭兵)が繰り広げる破天荒な活躍の日々を描く伝説の刑事ドラマ『あぶない刑事』。気が付けば来年で最初のTVシリーズ開始から30周年を迎える本作ですが、これまでにTVシリーズ2本、TVスペシャル1本、劇場版6作を数える息の長い刑事ドラマとなりました。
そして先日、2005年公開の『まだまだあぶない刑事』から約10年ぶりとなる新作劇場版にしてシリーズ完結作となる『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』の制作が発表されました。東映によると、同一キャストで同一シリーズの刑事物映画が7作も制作されるのは世界初とのこと。監督は『もっともあぶない刑事』『あぶない刑事リターンズ』の監督をはじめとして長年あぶ刑事シリーズに携わってきた村川透が務め、今年3月からクランクインし、放送開始30周年となる来年公開予定です。 演じる舘ひろし・柴田恭兵の両名が実年齢ではすでに還暦オーバー(現実の警察官の定年は60歳)ということもあり、願わくばもう1作くらい劇場版かTV作品の実現を期待したいが流石にもう無理だろうかと思っていましたが、流石期待を裏切りません(笑)60越えで従来のままのグラサン&スーツでビシッと決めたスタイリッシュなキャラを演じるのは普通に考えたら色々無理がありそうですが(苦笑)、この二人が新作でその無理をどう押し通してくれるかちょっと楽しみです。 今回の新作ではシリーズ完結と銘打つだけあって、定年間近となったタカ&ユージの去就がテーマの一つになるようです。過去の劇場版でも度々殉職紛いのラストを迎えたことがあるこの二人ですが、果たして今度こそ華々しく殉職して散るのか、それとも最後まで殉職するする詐欺を通して円満?退職を迎えるのか(爆)、長年シリーズを支えてきた村川透監督の手腕に注目です。そういえば、前作『まだまだ』ではシリーズの常連キャストだった港署少年課の愛川刑事や交通課の土橋課長、鑑識課の安田さんが定年退職となり、捜査課メンバーのパパこと吉井刑事も定年間近という辺りに時の流れを感じましたが、今度の新作では吉井刑事もいなくなってしまうんでしょうか。できれば去りゆくタカ&ユージの後を継ぐべき後輩刑事たちのキャスティングにも凝ってほしいところです。 あと、個人的には前作の音楽が挿入歌風のシャウトを乗せただけのBGMだったのが残念だったので、今作ではちゃんとした挿入歌スタイルでの楽曲を期待したいところです。 何はともあれ、ついに実現する"最後のあぶない刑事"の活躍を楽しみに待ちたいと思います。 <楽天アフィリエイト/楽天ブックス>
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Last updated
2015.02.07 21:14:33
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