料理の楽しみ方。上達法。(その10)
ランキング参加中!! ボタンを押していただければ大変嬉しいです。途方もない夢の為、皆様の暖かい一票を。どもどもです。いつも僕の料理達、料理にまつわるお話を見に来て頂いてありがとうございます。少しでも気に入って頂けたら、ランキングで応援して頂ければもっと嬉しいです。今日は、料理の楽しみ方。上達法。(その8)です。アピール素材として、繰り返し掲載させて頂いているものなので、ご覧になったことのある方はスルーして頂ければと思います。そして、少しでも興味の湧いたかたは、遡って(その1)から読んでいただければ幸いです。そして料理に対する感覚が少しでも良くなればとってもとっても嬉しいです。そんな感じで行きます。どもどもです。今日もマスターの徒然なる呟きのお時間がやってきました。シリーズ化しつつあるといいながら、(その10)までやってきました料理の楽しみ方。上達法。。のタイトル・・・まさか書き始めた頃は10までいくとは思っておりませんでした。考えていくと次から次へと料理の楽しかったことや上達したと思われる?エピソードたちが浮かんできて、ここまでやってきました。ここまでお付き合いしていただいている方、本当に有難うございます。今日はじめて訪れていただいた方、遡って(その1)から読んでいただけたら幸福至極でございます。今後も宜しくお願いいたします。さて、前回、料理を作るときは一定のことにとらわれずに考えながら自分の感性に任せて、変化させながら作るということです。そのときに前後の状態を認識して、状態の変化をインプットしていくことが大事だというようなニュアンスのことをお話させていただきました。今回は又、次のお話です。僕はこれまでコンサルタント的な仕事もしていたことがあるのですが、といってもそれを大々的に肩書きにしていたわけではなく、これまでお店をしている中とか、仕事をしていた中で、僕を取り巻く人たちにお店の立ち上げを手伝って欲しいとか、料理の指導をして欲しいとかいうお話を個人的に受けていたというだけの話なのですが・・・そんなときによくいっていたのが、料理を作るとき、工程を細かく細かく細分化することが料理を知ることだというお話をしていたのです。どういうことかといいますと、料理を作る過程で作り始めてから、出来上がるまで、その料理は刻々と変化をし続けているわけです。その変化を良く知るということが大事だということです。料理をし始めるといろいろな工程があります。切る、炒める、茹でる、煮る、焼く、揚げる、下味をつける、寝かせるetc・・・考えると切りのないくらいの工程があります。その都度その都度、変化するわけです。その変化をどれだけ細かく細分化して、その都度その都度の変化する形や、味や風味といったものを食材別、工程別、時間等を込み込みで、知っていくかということが料理を楽しむ事、上達することにつながっていくわけです。その方法とは5感をフル活用するということです。5感というと見る、聴く、匂う、味、話す、ですよね。まず、状態の変化を把握するのは見る。音が変わっていくという変化を把握するのが聴く。香りが変わっていくのを把握するのが匂う。味の変化を把握するのが味。最後の話すというのは口に出して呟くことによって、頭に残りやすりということで必要なのです。このことをいかに細かく細分化して、把握していけるかで料理の楽しさや、上達の状況が大きく変わっていくのです。その基準となるものが時間と手を加える前後です。手を加える前はどんな状態だったかを確認する。手を加えて後の状態を確認する。手を加えた後時間の経過によって同変わるかを確認する。この繰り返しです。例えば魚に塩をするとしましょう。塩の量を決めて、塩をする前はどんな状態で、どんな味で、どんな匂いなのかを確認する。塩をした時点でどんな状態で、どんな味で、どんな匂いがするのか確認する。おそらくこの時点では見た目はそんな変わらないでしょう。匂いもそんな変わらないでしょう。只、表面に塩の粒粒がまだ残っている状態でしょう。それを5分も置けば、塩が魚に溶け込んできます。表面の塩の粒粒がなくなります。塩をすることにより、魚の旨みが出てくるのでその旨みの香りがしてきます。表面をちょっと指でなぞって舐めてみると塩の味とともに魚の旨みの味がほんのりするようになります。これが10分経つともっと旨みが増し、水分が塩により出て、実が締まってきたりします。そういった変化を知ることが大事なのです。この工程をすることによって、状態が調味料の量、時間、火加減等々を絡めて、こう変化していくのか、というのを知ると、それがこれからの応用に使えるようになってくるのです。この味を作りたければ、これをこうすればこうなるのだという風な感じ・・・。そう、今回お話したかったのは、料理を作るときは、工程を細分化して、状態の変化を知ることが楽しみの一つになり、上達に向かっていくということです。最初は何か手を加える前後から初めて、それから時間で区切っていくといいでしょう。今回はこれぐらいにしておきます。次回へ続く・・・(その11)に続く・・・またお付き合いしていただければ幸いです。では、又後ほど、今日の献立でお会いしましょう。マスターの徒然なる呟きでした。いかがでしたか。又お会いいたしましょう。ごきげんようです。ランキング参加中!! ボタンを押していただければ大変嬉しいです。途方もない夢の為、皆様の暖かい一票を。