図書館で『街のスキマ植物図鑑』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると、雑草図鑑となっているではないか♪
・・・こんなニッチでディープな本を捜していたのです。
【街のスキマ植物図鑑】
瀬尾一樹著、大和書房、2020年刊
<出版社>より
人気Twitterアカウント「やけに植物に詳しい悟空」全面監修! 身近すぎて見過ごしがちな、道ばたの植物の魅力を徹底紹介。
<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、雑草図鑑となっているではないか♪
・・・こんなニッチでディープな本を捜していたのです。
rakuten街のスキマ植物図鑑
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「空き地・公園の植物」からエノコログサを、見てみましょう。
p16~41
<コンクリートの隙間>
灼熱のコンクリートに焼かれ、わずかな土は乾燥し、人に踏まれ・・・と、身近でありながら街中で最も過酷な環境の一つです。
しかしこんな場所でも、体を小さくしたり、暑さや乾燥に耐える仕組みを持っていたりと、自分の持つポテンシャルを活かしてたくみに生きる植物たちがいます。
あまり見向きもされない存在ですが、ここに生えているということは、それなりの特殊技能を持っているということなのです。
■№36 エノコログサ
ムラサキエノコロ
猫じゃらしの名前で親しまれています。たくさんの種類がありますが、他の仲間に比べてコンクリートの隙間に多いように思います。数あるエノコログサの中でも、暑くて乾燥する過酷な環境に強いようです。
アキノエノコログサやキンエノコロは土のある植え込みや公園などによく生えますが、こういう場所ではエノコログサの勢力はちょっと弱い感じです。街中でもちょっとしたところで住み分けているのが観察できます。
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私が撮りためた「
野草(お奨め)」がお奨めです♪
『街のスキマ植物図鑑』4:クズ
『街のスキマ植物図鑑』3:ドクダミ
『街のスキマ植物図鑑』2:ツユクサ
『街のスキマ植物図鑑』1:スミレ