図書館で『街のスキマ植物図鑑』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると、雑草図鑑となっているではないか♪
・・・こんなニッチでディープな本を捜していたのです。
【街のスキマ植物図鑑】
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/a120d1e834248da7149d1728c714c5b916effd15.26.9.9.3.jpeg)
瀬尾一樹著、大和書房、2020年刊
<出版社>より
人気Twitterアカウント「やけに植物に詳しい悟空」全面監修! 身近すぎて見過ごしがちな、道ばたの植物の魅力を徹底紹介。
<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、雑草図鑑となっているではないか♪
・・・こんなニッチでディープな本を捜していたのです。
rakuten街のスキマ植物図鑑
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「植え込みの隙間の植物」からドクダミを、見てみましょう。
p118~123
<暗くて湿った場所の植物>
高架下や駅のホーム下、建物同士の狭い隙間など、街中にスポット的にある環境。街中の明るく乾いた環境とは対照的です。普段街中で見る植物たちは、あまりいないか、いても緑が濃くて葉が大きくて・・・と、ちょっと普段と違った様子。
その代わり、こんなところでも生きられる、こんなところでしか生きられない植物たちが見られます。街中でポツンとある暗がりでも、どこからともなくやってきて、住みついています。
■№114 ドクダミ
薬草になることで有名な植物です。葉っぱからちょっとイヤなにおいがするので、小学生でもドクダミだけはわかったりします。
特徴的な花を咲かせますが、花びらのように見えるのは総苞片という、本来は花を包む葉っぱのような部分(タンポポの裏側の部分ですね)。本当の花は突き出た筒のような部分にあって、よく見ると黄色いおしべと白いめしべを持った花がたくさん集まっているのがわかります。
ありふれた植物ですが、独特の姿が面白いです。
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『街のスキマ植物図鑑』2:ツユクサ
『街のスキマ植物図鑑』1:スミレ