カテゴリ:タイ映画
このところタイの暗いニュースばかり見ていたので、俄然元気になりました。 極限まで落ちたら、いいことがあるんだって、教わったようなうれしさです。あたしもがんばるぞ!って思っちゃいました。きっといいことありそう。
テレビの前で「やったね!」と叫んでしまいました(←危ない人) Apichatpong Weerasethakul監督の「Lung Boonmee Raluek Chat」がカンヌ映画祭の最高賞パルムドールを獲得!
ほんとだね(涙)。ってかあたしも元気になったよ。ありがとう、監督、ありがとう、カンヌ。
ティムバートンもちょいとひねった憎めないかわいらしさのファンタジーな霊物「コープスブライド」とか、「ナイトメアービフォアクリスマス」とか世に送り出してますから、ひねったそういう世界を描いた作品に興味を持つのはわかる気がするわ~。 愛があり、かわいらしい、それでいてちょっと恐い霊物、という共通点で「おおっ!」と思ったのかな。
今回は、内容はタイ映画でも数の多い幽霊物。 でもタイ映画では比較的有名な(しかも実話)「The EYE」とかああいうおどろおどろしいものではなく、なくなった方に愛を感じる幽霊物。
「ナンナーク」は泣いたよなあ・・・
今回は死期の近いおじさんを既になくなった家族がたずねてくるという、しみじみきそうな話です。あたし、母方のおばあちゃんとおじーちゃんの幽霊だったら、いつでもウエルカム。遊びにきてほしいです。だからこの映画見たら、絶対泣く。 父方のおじーちゃんは怒られそうだから、遠慮しとく。怒らないなら遊びにおいで。 映像はちらっとしか映らなかったけど、ドラマにありがちな金持ちそうな家ではなく、タイ家屋で、見ているだけでタイに行きたくなりそうな雰囲気だったわあ。
仏教の輪廻転生が盛り込まれた霊物は、海外の人から見ても新鮮に映ったんでしょうね。
毎日新聞より引用
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