カテゴリ:演奏会
みなさんはどう聴きましたでしょうか?
大阪 大阪市中央公会堂 大阪クラシック第29公演 大フィル Baroquerz(Fl榎田雅洋・Vn長原幸太・Vn上野博孝・Vn今城朋子・Va吉田陽子・Cello石田陽子・Cb池内修二・Cem秋山裕子) ヘンデル:二つのヴァイオリン、チェロと通奏低音の為の四重奏曲二短調 ペルゴレージ:フルート協奏曲ト長調 ラモー:6声のコンセール第3番 「日本のオケでは初めての試み」というふれこみで結成された「Baroquers」。要するに、モダンオケ内のピリオド団体ですね。ところが、今回はちょっと不徹底で、結局のところモダン楽器にバロックボウを使うというに留まり、kammer toneでの調弦もなし、徹底したピリオド奏法もなし。来年こそはなんとかしますのでご容赦を、とのコメントで始まった演奏会でありましたが・・・・ このごろ流行の「ボワン、ボワン」ストリングサウンドは聴けるものの、結成されて時間もなく、モダンオケとしての活動を続けながらの練習、なかなか困難なのは分かるけれど、でもやっぱり、「練れてない」んですよね。 難しいのはわかるけれど、一級の真剣勝負を提供出来ていたか、といわれると、この公演に関しては、不発、だったと言わざるをえない。あえて厳しい言い方をさせてもらえますが。 ラモーの最終楽章が、なかなかに愉しい聴きものに仕上がっていたけれど、他がどうにもあまり良い出来に仕上がっていたとは言い難いです。ちょっと、有料で提供するにはしんどい出来だったといわれても仕方がないだろうなあ。 でも、「来年こそは」のその言葉、信じてこれからに期待したいものでありまする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 31, 2009 11:21:32 PM
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