マレーシアで悠悠自適に暮らす酔っ払いマダムの日々

昨夜、閉店後、当店で飲んでいたお客様の車が、盗難に遭ってしまいました。


助手席側のガラスがぶち割られてました。（なんか最近見た光景～）


盗まれたのは、


高速道路用プリペイドカード自動読み取り機と、カード。


パスポートや現金などの重要な物は後ろのトランクに入れてあったので助かった。




と、いうわけで本日ワタクシ付き添いにて警察へレポートに。


マレーシアって、事故に遭ったその時でなくても２４時間以内に届け出ればＯＫ。


勿論証拠なんか消えてなくなることの方が多いので、検挙率も低い。　ホホホ。




自慢じゃあないが、ワタクシ、ポリスレポートなんかお手の物。


タクシー強盗にひったくり、スリに置引き、お店の盗難、と、


世界薄幸自慢大会でグランプリを取れそうなほど、経験豊富。　ホホホ。





今回盗難に遭われたお客様がまだマレーシア滞在初心者であって


その辺のことはまだ分からないので


本日は、この経験豊富なワタクシが、


管轄の警察署へ、そのお客様をお連れした次第。





お客様「盗難に遭ったんですけど。」


若いポリス「じゃあ、これ。」





差し出されたパソコンのキーボード。







知ってはいた・・・





最近じゃあ、事故に遭った本人が、自分で調書を書くって話。


でっち上げも可。


・・・だと思う・・・




とりあえずつらつらと打つ。



警察官たち、気にもせず、車座になって話に花を咲かせている。


みんな拳銃持ってる。


かなり怖い。


絶対誤射とかありそう。


死んじゃっても、きっと、ごめんで終わっちゃうんだ、この人達。





そんな時、知人ミスターＫに前もって話してあった”ちょいとお偉いさん”がやってくる。


「ミスターＫの友達か？」


「はい。そうです。」



あ・・・いきなりまじめになる若いポリス。


車座も解散。


突然キーボード取り上げて、調書も打ち出した。





すんげぇ・・・





でもさぁ、このちょいとお偉いさん、私服警官っていえば聞こえはいいけど、


どう見たって





犯罪者？





今護送されてきた（っつうか、お散歩帰りみたいな）


犯罪者たちと、区別つかないじゃん。





でもどうでもいいけどさ、


この犯罪者４人組、鎖と手錠で繋がれてるのはいいけど、


４人が繋がってるだけで、誰もこの４人を抑えてないってどおいうこと？




せぇのぉーで、って絶対４人で逃げられるって。




しかも、警察署の正面玄関から入ってくるの？普通に？


おそろいの「ボクタチ犯罪者です」って書いたＴシャツ着て？


なんか変くない？





ちょっとショックを受けていたお客様も





マレーシアんテイスト満載



って、喜んでくれてるし。




いい経験しました。




って、感謝されちゃってるし。





いいんだろおぉか、こんなんで・・・