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カテゴリ:マレーシアという国
今日は、来月娘が出演するフラメンコのショーのための
レオタードなんちゅうものを買いに行った。 「多分、ここに売っているだろう。」と言われたお店は 近頃めっきり来なくなった、 いわゆるマレーシアの下町 トゥンク アブドゥル ラーマン通りにあると言う。 日本人などほとんど足を踏み入れない地域で 毎週土曜日は、通り一帯夜店が並んで華やかなわりに 観光客もまばらだし マレーシアの人でも、ある程度の地位のある人はあまり寄り付かない。 と言うか、ひたすらに庶民的。 マレーシアに来たばかりの17年ほど前は、 とにかくこの街の全てが知りたくて 地図片手に、朝から晩まで毎日KL中を歩き回った。 勿論、この辺りも。 だから、なんとなく懐かしくて、 車でただ通り過ぎるのももったいなくて、 近くに運転手を待たせて、ちょろちょろと歩いてみた。 一人乗りの清掃車?も見ることが出来て 昔あったと言うスポーツショップは 今はただの靴屋さんになってしまっていて 結局レオタードなんかは、見つからなかったけど 炎天下の中の無謀な散歩だったにもかかわらず 心地よい疲労感。 娘も、サーも、ワンコたちも、お店も、車も、 お金も、地位も名誉も、存在感も、 自分の位置する場所さえも、 なぁ~んにも持ってなかった自分を思い出した。 (なんちゅうと、まるで今は全て持っているみたいだ。。。今だって、地位も名誉もお金もないくせに。。。) こういう時間って、たまには必要なのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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