マレーシアで悠悠自適に暮らす酔っ払いマダムの日々

昨日の晩ごはん

大事ぃ～にとってあった、神戸ビーフの中でもチャンピオン牛。

これ、店でスライスしてもらって





スキヤキしました。











葵の御紋、じゃあないけど

紫のマークは、正真正銘・神戸ビーフの証し。





又始まる過酷な？１週間に備え、

さぁ～て、ゆっくりDVDでも見ながらワイン呑みましょっと。





...と思ったところへ、またもやサーのケータイが鳴る。。。





またお誘いっすか？

と思ったけど、「今日はワタシは行けませんから。」とか何とか

お断りの言葉が聞こえてきたので

ほっと一安心。





...と思ったところへ、

「マイ　ワイフ？OK。」

とか答えてるサー。





ん？？？オーケーって何？





「ママ、悪いけど、これから店出てくれる？」

って、何ですか？





ところが、昨日の場合、

サーのお友達（中華系のマレー人です）の６歳くらいの娘さんが

「KIMONO」を着て行くので、

どうしてもママに見てもらいたい、ということなのだった。





ご指名っすか？





そんな、スモールレディのお願いとあらば

行かない訳にもまいるまい。





自分の娘はそっちのけで、

急いでお化粧して、晴れ姿、身に行ってきましたよ。





つまりだな、（結局というか、やっぱり浴衣、だったのだけど）

去年日本に行った時に買ってもらったはいいけど

チャイニーズの世界で着る機会はなく

着たところで、完ぺき浮いてしまうに違いなく

子供ながらに、ちゃんと分かる人に見てもらいたい、と

親に訴えたんだそうな。



マレーシアの人にとって、

日本はある意味、あこがれ。

KIMONO（浴衣だったけど）を着ることも、特別なおしゃれの一つという訳なのね～。



ワタシは、多分----と、予測していたことがあったので

お子様のレンタル用に揃えてあった、こちらから







まだ新しい草履と、同柄の巾着袋を持って行った。



案の定、可愛い浴衣は着ていても、足もとまでは気が回らなかったらしく

普通の靴を履いていたスモールレディー。



一応、これ履いて、写真だけ撮ってもらおうか。
（だって、新品とはいえ、レンタルで使いたかったし）

といって履かせてあげると

さっきまで恥ずかしそうにしていたその子は、

急に、とびっきりの笑顔になり











もう脱ぎたくなくなってしまった。。。





はい。

結局、おかあさん、購入されました、その草履。

...ごと、５点フルセット。



ま、ワタシも母だから思うけど、

こんなに嬉しそうな顔されると、

とり返しちゃうのは、やっぱ酷だもんな。

どこの人種でも、子供にはお金かけてしまうものです。。。





あこがれの日本と言えば、こちらも。











毎日毎日、強力なリクエストにより

鮭のおにぎり３個と、

こういう何の変哲もないお弁当を持って行く、うちの娘。
（おかずは変わるけど、だいたい３，４品だけ）

「毎日同じで、友達からバカにされないの？」

と聞いてみると、

毎日同じなのに、友達もみな毎日

「いいなぁぁ～～。あんたのお弁当、日本食で。」

と羨ましがるのですと。



そう。

日本人にとって、ハワイ航路があこがれだったのと一緒で
（一緒かってぇェ～～）

こちらの人には、日本食は贅沢な食べ物の一つ。

だいぶん庶民化したとはいえ、今でもあこがれなのです。



ちなみに、







日本人女性を連れて歩くのも、こちらの人のあこがれの一つ。





我こそはと思われる日本人女性。

ご旅行は是非マレーシアまで。