おいらのジャズアルバム紹介ではあまり出ないけれど
“ブルーノート1500番台”という言葉がジャズアルバムレビューをされている方の
ブログやサイトなどでよく見かけることだろう。
その総カタログ数98枚のうち13枚はオルガン奏者、ジミー・スミスの
リーダー作である。 彼の途方もない不世出ぶりはジャズ批評
『Jazzオルガン』を見て頂くとして、本アルバムは1500番台に続いて
発足した4000番台からのリリース。
ジミー・スミスのブルーノート盤には大きく分けてレギュラー・トリオによるものと
同レーベル売出し中のプレイヤー多数と絡んだジャム・セッション形式のものがあるが
本アルバムは後者に属する1枚だ。
リー・モーガン、カーティス・フラー、ジョージ・コールマンといった新進がジミー・スミスの
オルガンに鼓舞されて燃え上がる。
ジミー・スミスのオルガンはハードバップというよりもビバップを真空保存して
オルガン上に反映させている感じ。
ではオルガンのハードバッパーは誰かという話になると、おいらの考えではドン・パターソンが
唯一そう呼ぶに価する。
60年代半ばにデビューした彼についての詳細などはJazzオルガンをどうぞ。
ハウス・パーティ
ハウス・パーティ ジャズアルバム紹介 に加筆・修正を加え転載。
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