戦場ヶ原のノビタキ羽色のいろいろ
昨日、栃木県戦場ヶ原に出かけたリポートをさせてもらいました。過去、観察した個体を含めて羽色のいろいろを復習してみました。一枚目、二枚目は雄成鳥個体です。胸のオレンジ色は腹にかけて段々淡くなる個体が多いように思いますが、写真のようにワンポイントの個体やあまり目立たないものも見かけます。(一枚目は2017年7月、二枚目は2015年7月に撮影)三枚目は雌夏羽です。頭上から背は黒褐色の粗い縦斑が目立ち、喉は白く胸以下が淡いオレンジ色です。大雨覆の白斑は小さいものが多いように思います。(2018年6月撮影)四枚目は一見すると雌夏羽りように見えますが、大雨覆に白斑があり頭上から背にかけて縦斑はなかったので雄の若鳥ではと思います。(2015年7月撮影)五枚目、六枚目は昨日撮影の個体です。五枚目は上面の黒色部が成鳥に比べて濃くないことから雄の第一回夏羽と思われます。六枚目は、上面が黒褐色で淡褐色の斑があり、口角が淡色であり幼羽と思われます。