手賀沼沿岸のアカハラツバメ観察記
先月29日に手賀沼沿岸で四年連続でアカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)の姿を見つけました。今朝も同じポイントに立ち寄りました。今日は亜種アカハラツバメが1羽、亜種アカハラツバメと亜種ツバメの交雑個体を1羽観察しました。亜種アカハラツバメの下面は赤茶色、亜種アカハラツバメと亜種ツバメの交雑個体は、脇腹と下尾筒が赤茶色を帯びていました。なお、須川(2009)が研究者が亜種ツバメの集団ねぐらの標識調査のマニュアルで胸腹の色についてランクをつけて記録していることを紹介しています。ランクは、白、白濁、薄肌、肌色、濃肌の5つと記しています。私たちが目にしているツバメはさてどうか興味深いところです。アップした写真は、一枚目が亜種アカハラツバメと亜種ツバメの交雑個体、二枚目から四枚目が亜種アカハラツバメ、五枚目、六枚目が亜種ツバメです。(写真)2024年8月4日撮影(引用)須川 恒.2009,ツバメの集団塒(ねぐら)における標識調査のマニュアル.Alula第39巻(2009秋号)p32-37.