吉川美南駅東口と西口調整池の探鳥記
(1)東口調整池(第一調整池)まず向かったのは駅東側にある調整池です。池にむかうエリアは、造成中であちこちに荒地が存在しています。草むらの中の小動物をねらってチョウゲンボウがホバリングする姿があり、スズメが群れで餌探しに余念がありませんでした。さて、調整池には、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、バン、アオサギ、ダイサギ、コサギが羽を休めていました。また、近くの荒れ地にタシギが降りたつ光景も目撃しました。アップした写真は、調整池から吉川美南駅方向の風景、マガモエクリプスが生殖羽に換羽中の個体(脇と肩羽がU字状で丸みあり)、コガモ雄エクリプス(嘴は黒色、大雨覆白色部が幅広い、頭頂から過眼線までヘルメットを装着したように濃く見えました)、ハシビロガモは雌雄ともに円を描くようにぐるぐる回って水面採食をしていました。このほか、ホシハジロ、キンクロハジロ、池の脇に広がる草はらで休んでいたアオサギ、コサギです。(2)西口調整池(吉川美南中央公園脇)東口を探索後、西口まで移動し調整池沿岸を探索。今日は水位が高く浅瀬でないのでシギ・チドリ類の姿はありませんでした。マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、アオサギ、ダイサギ、カワウが羽を休めていました。また、池の脇の住宅にアンテナにジョウビタキが止まり、カッカッカッと鳴いている姿を発見。アップした写真は、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロです。ホシハジロは、雌冬羽で目の周囲が白く口角上から眼の下に向かい頬線が伸びる顔のパターン、体上面と脇に波上斑がありました。(写真)2024年10月29日撮影