ロワール ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー・セレクション・デ・コニェット2010 ステファン・エ・ヴァンサン・ペロー
ロワール AOCミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー・セレクション・デ・コニェット2010 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Selection des Cognettes ステファン・エ・ヴァンサン・ペロー Stephane et Vincet Perraud ミュスカデ100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社ファインズ 購入価格:1170円色はやや金色がかった薄い黄色。香りはグレープフルーツ、アンズ、ミント、梅肉?ライチ?味は苦味と酸味。余韻に薄く甘味を伴う酸味と薄い苦味。柑橘主体の香りに甘酸っぱい雰囲気の香りを追わせ、ほんのりハーブ。味は苦味基調でスッキリさせつつ酸味押し。余韻の甘味で苦味を和らげ、適当なところでカット。口当たりはクリアーで、苦味基調でも突出はせず、後の酸や余韻の甘味を引き出す形で動いてくれる。飲み易さ重視のライトな傾向の味だが、決して薄くなく、酸の存在感が明確。ソーヴィニヨンブラン的な青臭さが無い、ミュスカデならではの ロワールのもう一つの顔を感じられる。飲み手の好みによっては、このスッキリ感が悪い意味で水っぽい感じに働くかもしれない。ソーヴィニヨンブランやイタリアのトレビアーノに心得の有る人なら多分大丈夫だろう。イタリアの白ワインが好きな人の方が、もっと取っつき易い味なのかも。シュール・リー製法の共通点が大きく見えるだけかもしれないが、日本の甲州ワインに近いニュアンス。でも甲州よりも酸の出力やミネラルの張りがしっかりしてて飲み応えが有る。基本的に万人向けでバランスは良く、じっくり飲んでもガブ飲み用にしてもイケる。料理は炙ったショルダーベーコンを混ぜたラタトゥイユ や 鶏肉のカスレ に合いそう。この酸味を活かすなら野菜系、苦味を活かすなら旨味豊富な肉とチーズ。プロヴァンス料理に合いそうな感じ。和食なら鶏の水炊き等のあっさり系鍋物にポン酢と紅葉おろし。値段相応。美味しいワインだけど、価格を考えればおよそ標準的なところ。「ミュスカデ」という点を重視するなら 値段以上と評価出来る部分も少なからず有るのだが、純粋に白ワインとしては 「まぁこんなもんか」というレベル。この辺は好みと経験に左右される部分なので仕方ない。★楽天検索 ミュスカデ コニェット★楽天扱い約8件 1176円~1439円 平均1380円1380円はちょいと微妙。1280円以下ならまあまあ納得。「ミュスカデワイン」を飲みたいのでなければ特に気にしなくてもいいと思う。