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テーマ:鉄道(22224)
カテゴリ:私鉄(大手)
東武鉄道 7300系・7800系
東武7300系は、昭和22年に導入された東武鉄道初の20m級電車で、戦後の混乱期に運輸省が各私鉄に割り当てた国鉄63系電車と同型車の東武鉄道における形式です。 導入当初は63系そのものといったスタイルだったようですが、その後各種車体更新が実施され、後の標準型となる7800系と同様のスタイルとなります。 また、東武7800系は、7300系の実績を元に、昭和28年に登場した東武鉄道における戦後初の独自設計による通勤形電車です。 いずれの形式も後の標準型で現在も活躍している8000系が登場するまで、東武線の支線を除く幹線で活躍していました。 外観からは区別の付けづらい形式ですが、例外を除き、グローブ型ベンチレータが7300系、押し込み型ベンチレータが7800系となります。 また、7800系には仕様の違いにより番台区分があるようです。 私が写真を撮った頃には既に活躍が末期となっており、枚数はそれほど多くありませんが、とりあえず並べてみます。 昭和53年3月12日 東武宇都宮線車内より 7800系との交換 私が撮影した唯一の宇都宮線です。すれ違うのは7800系で、乗っている車輌は旧5000系(のちの3000系となる車輌)だそうです。写真が傾いてしまっていますが、古き良き時代の写真です。 昭和56年6月6日 新大平下~新栃木間にて 7800系 準急 写真は7800系準急列車で、「準急」の種別サボが付いています。行先札も時代を感じさせます。 昭和56年6月6日 新大平下~新栃木間にて 7800系 普通 こちらは普通列車。国鉄で言うとクモハ42の4扉改造車「クモハ31」に似たイメージです。 昭和56年6月6日 春日部電車区にて 7800系 モハ7865(事故復旧車) モハ7865は、踏切事故により破損した前面を、復旧に際して高運転台化された車輌。他の7800系では見られないスタイルで、同系随一の異端児でした。 昭和58年4月頃 東武東上線 朝霞台~朝霞間にて 7800系2連+7300系4連 東武の7300系と7800系が少数ながら最期の活躍をしていた頃です。もうほとんど運用がなくなってきており、7800系2両と7300系4両の計6連のパターンで運転されていました。昭和58年では風前の灯状態で、確かこの東上線だけになっていたと思います。 現在は武蔵野線効果で大発展を遂げた朝霞台付近ですが、写真の頃は複々線化の工事が始まった頃で、武蔵野線北朝霞駅との乗換えすらできない状況でした。 今となっては貴重な、時代の風景になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.08 06:00:15
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