カテゴリ:現代短歌の曠野
諏訪部仁(すわべ・ひとし)
「決め科白」より 子の幸せを願わぬ親などいるものか 決めて決まらぬこの決め科白 「おとうさん」妻が寝言にすがりたる父なる人は我かも知れず ツッコミとボケを演じて半世紀人は我等を夫婦とぞ呼ぶ 歌誌「短歌人」7月号 註 結社「短歌人」の本年度「高瀬賞」選考で、僕は堂々落選の栄誉に浴することとなったが、選者の一人で歌人の諏訪部仁氏(「短歌人」編集委員)が、あわれとおぼし召したのであろう、7月号誌面において、明らかに僕の作品の本歌取り・ポスティーシュと見られる作品を掲載してくれた。 先生のお情けが身に沁み、今後への叱咤激励と受け止めました。感謝感激雨あられです。ますます精進いたします。 * 「短歌人」では、民主的結社運営の理念に基づき、「先生」という呼称は好ましくないとされているが、この文脈においては、僕の言語感覚では「先生」以外の呼び方はありえない。何卒ご寛恕をこいねがう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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