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水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ:絵日記三昧
外套を脱いだのがつい数週間前だったのに、

もう桜木町近くの夜桜の下で酒宴を楽しめる時になった。

この冬は、久しぶりに熱中したものがひとつ。

それはショートスキー。

滑る快感以外に、いろんな楽しみがあった。

ストックを持たないショートスキーは、両手を翼のように広げられる。

雪原の高みより、谷へ向かって滑り降りていくとき、

木々の高みより空に飛びだしていく鳥のような感覚を楽しめた。


次は、雪の光彩を撮ること。

スキーは、リフトがなければとても見れないような

奥深い冬山の風景に簡単に出会える。

上越国際は、幾多の尾根を切り開いた古いスキー場の風情。

急峻な白馬は林の中を急降下したり変幻自在。

宮城蔵王は淋しい奥深い深山の風情。

戸隠高原は長い美しい尾根が連なる最も好きな山。

昔は、混雑するスキーよりも山歩きが好きだった。

スキー客を尻目に志賀の横手山頂から雪の原に踏み出し、

草津白根まで歩いたことがあった。

真綿のような新雪の雪の原は、5月になるとどこでも自在に歩ける。

ウサギかキツネの足跡が点々とするだけの雪の原を

しあわせに包まれて一日歩き、草津の湯に降りていった。

その懐かしい志賀高原は、リフト72本の多彩な雪原が連なる

広大なスキー場に変わっていた。

短銃のように片手で撮れるXactiという高性能の小型カメラで、

数百枚の美しい雪の光彩を撮った。

スキーヤーが巻き上げた雪煙が逆光に映える時の

バランスの取れた人の滑る姿勢の美しさ。

写真は逆光で撮ってはいけないというのは嘘。

僕は自然を撮るときは、ほとんど逆光で撮っている。

雪面の軌跡が光り、雪煙が白く透過する光で

輝くのは逆光ならばこそ。

紅葉樹林も、太陽が葉を透かして光るときが最も美しい。


雪の光彩

一緒に行った人もさまざま。いろんな人と出会えた。

インターネットのアウトドアクラブに参加して白馬へ行った時は、

別荘を借り切っての大宴会だったが、感心したのは、若い人たちが

鍋、おでん、てんぷら、ハンバーグと多彩な料理はみな自前で作ったこと。

「品川スキー連盟」の主催する夜行のスキーバスも特色があった。

たくさんの指導員の方々が無料で指導をしバッジテストも行ってくれた。

暖かくなって登山の季節となって喜ぶ一方、

雪の輝きが一年お預けになったのがどことなく、さびしい。

雪の道





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Last updated  2005/04/10 11:38:45 PM
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