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カテゴリ:絵日記三昧
「土手のスカンポ、ジャワ更紗・・・」 ジャワ島にいって、更紗の色を見て初めて知った。 草木染の赤とも臙脂ともいえぬ草木染めの布の輝き スカンポの秋の穂が、それにそっくりだった。 龍頭の瀧の紅葉を眺めて 日光の戦場ヶ原をのんびり歩いていて 清流の向こうに眼を見張った 秋の光を一杯に吸い込んで輝く不思議な光彩 美しく織り成すジャワ更紗の彩りだった! 「自然の中に神が宿っている 光となって、木の間をすり抜けて 水の中にもぐりこむ。 はぐくむ命の中にも 光あふれる自然の中にも いたるところに 神は、顔をのぞかせている」 これは、汎神論のリルケの詩 そんな風に自然の、いたるところに神が宿っている と思わせるような風景が 秋色の戦場ヶ原にあった。 こんな美しいものが、生存競争に打ち勝ったという ダーウインの進化論だけで偶然に生まれるはずはない。 最高の芸術的センスをもった「誰か」の・・・ 創造的な意図的配慮ががなければ。 一体、それは誰なのだろう 神のようなものが存在する と信じる所以です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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