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テーマ:旅の写真(3459)
カテゴリ:海外スケッチ紀行
2007年、晩秋の11月15日、 私の乗ったLAN航空のジェット機は、 マドリードから大西洋を渡って南米大陸を南下、 アンデス山脈の雪の峰を越えていった。 やがて、3000m級の山々を背に、 南米一の経済発展を続ける大都市、 チリの首都サンチャゴに到着。 インディオの国と思っていたら大間違いで、、 スペイン等白人が75%を占め、 私の好きなヨーロッパの都市そっくりの街並み、 600万人がこの豊かな首都に居住。 地球の裏側まで長い航海をして大都市をつくった、 スペイン人の情熱に、今更ながら感心した次第です。 昔、先住民と戦った将軍が作った城砦は、春たけなわ。 不思議な糸状の花弁の赤い花が咲き乱れていた。 志望していた欧州の仕事が入ると言うので、 上海の仕事を早々に切り上げたら、 たくさんの幸運が一度に舞い込んできた。 ブルガリアでの仕事はどうですか? 北フランスとロンドンに行ってくれませんか? チリのサンチャゴで仕事があるけどどう? 結局、選んだのは、南米のチリ。 最初にオファーがあったからでもあるけど、 滅多に行けない未知の国だし、 好きなタンゴの国、アルゼンチンは隣! パタゴニアにも、古代インカのペルーも近い! このアンデスの雪解け水が潤す緑多い街並みには、 歩行者天国に、たくさんの民芸品の屋台が並ぶ。 春と言うより汗ばむような初夏の候、 噴水に入って遊ぶ子供たちでいっぱい。 子供の世界にも絵画の世界にも国境はない。 すぐに、かわいいアンドレア君と国際交流を開始! ブッシュのような劣等生にでも大統領が務まるのなら、 利権や世事に疎い画家と純朴な子供に国家元首を任せたら、 国家紛争は、すぐに終りを迎えれるかもしれない。 デザイン・アート部門のプログランキング。 気に入ったらクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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