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カテゴリ:海外スケッチ紀行
元旦の朝、ブエノスアイレスで目が覚めた。 さて、今日一日、どこへ行くべしとホテルの受付嬢にきいた。 「絵ば描きたかとばってん、どっか良かとこなかとね?」 「プエルトマデーロに行ったら良かたい!」 なるほど、横浜の赤レンガ倉庫そっくりの 風情ある建物が延々とつづく港のプロムナード。 日よけの下に、たくさんのレストラン。 昔の4基の巨大ドックは、今は美しいヨットの停泊場。 生き抜くために覚えたスペイン語をここでも駆使する。 「フリドデポジョ(鶏肉のフライ)! イ(&) セルベッサグランデ(麦酒大ジョッキ)!」 にっこりうなづく給仕。 おっ通じたな。 目の前を、こんな初夏の装いの乙女らが闊歩。 眼のやり場には、まったく困らない。 今回は麦酒に酔いながらも、じっくりと 鎌倉カンジ先生指導の水彩画に取り組んだ。 青に統一されたらしいヨットの帆が美しい。 水彩画 「港の風に吹かれて」 5個の好きなヨットを、方々から選んで、バランス見ながら配置し、 バックの建物も、好きなのを選んできて描きました。 絵画は、創作。NHK絵画教室のように、見たとおり描く必要はない。 しかも、あの絵は魅力も個性もないつまらない描き方。 なぜNHKはあの先生を選んだのでしょう。 人は白い紙の上では、現実を離れて、全くの自由。 シャガールのように、心にあふれる愛や詩を描いてもいい。 デザイン・アート部門のプログランキング。 気に入ったらクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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