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カテゴリ:海外スケッチ紀行
「南へ行ったことあるかい?」 「泊まるんだったら、プエルトバラスがいいよ」 そんなチリの友人の勧めに従って、 その湖畔の町に二泊した。 チリの富士 湖畔に立ち並ぶ多くの別荘。 チリは平均給与が、日本の1/4以下。 しかし、こういう別荘が1千万代で買える。 湖畔 この宝石のような町の丘陵地帯を、 一日かけて、トレッキングしました。 ローストチキン半身とビールを買って この丘の野辺でお昼、美味しかった。 美しい町 明治維新の頃、数千人のドイツ人が移住して発展した。 日本の南米移民は、ずさんな外務省のために 多くは辛酸をなめたが、ここは大成功だったよう。 受け入れを行ったドイツ人がしっかりしていた。 ドイツの移住者たち 移住した人々は、ドイツ風の風雅な建物を建て 町中を花木で満たし化粧を施した。 花の塔 途中で、馬が草を食べるのをやめて私を見つめた。 日ごろ見かけない東洋人が珍しかったのだろう。 何かもの言いたげな表情をしてじっと動かない。 「おまえ、英語話せるかい?」 「・・・・・・・・・・・・」 やはりスペイン語圏の馬は 英語は理解できないようだった。 うまが合いそうだったのに残念。 スペイン語圏の馬 丘の上から石段を降りていくと、 青いうろこ板でおおわれた、 メルフェンチックな家を発見。 今度来たら、この家に泊まろう! と思って近づいてよくよく見たら、 なんと昨夜、泊まった民宿でした。 1泊朝食付で2800円。 うろこ状の小さな板を重ねた外壁は、 湿気が室内に及ばぬような知恵だとか。 鱗壁の青い家 一日、町の後ろの丘をぐるりとトレッキングして、 描いた一枚 水彩画 「プエルトバラスの町」 プエルトバラスの町 デザイン・アート部門のプログランキング。 気に入ったらクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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