レ・クーポレ・ディ・トリノーロ2007:トリノーロ
本日のワインはレ・クーポレ・ディ・トリノーロ2007です。生産者はテヌータ・ディ・トリノーロ、今年のセパージュはカベルネ・フラン40%、メルロー30%、カベルネ・ソーヴィニョン22%、プティ・ヴェルドー8%です。フラッグシップたるトリノーロは随分飲んでいませんが、この「クーポレ」は毎年飲んでいる我が家の定番。2,000円台最強が、マッキオーレのボルゲリ・ロッソなら3,000円台の最強はコレと思っている方は私だけではないはず。さて、今年も最強の1本となりえるか?さて、感想です。グラスには若々しい紅紫色。全く向こうが見えません。香りからでも判る完熟感。ブラックベリー等の黒果実、インク、スパイス、どこかマンゴーやパッションフルーツのようなニュアンスも感じられます。さらにバニラやミルクチョコレート。完熟の甘みが、柔らかくもしなやかな、余韻がオレンジを感じさせる酸に乗り、旨みを伴いながら調和のとれた渋みや苦味へと続いていきます。やはりまだまだ若く、若干飲み疲れますがそれはしょうがない。今年も3,000円台最強、と思います。