2695179 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Category

Freepage List

2019.08.31
XML
カテゴリ:百人一詩
​「たそがれ
   ――私の自画像 ​」

趙炳華(チョウピョンファ)

捨てるべきものは捨ててきました
捨ててはいけないものまで捨てて来ました
そして御覧のとうりです







『韓国現代詩選』より。
1990年の本です。
当時は心に響くものがありませんでした。
2400円も出して買っただけあって、不満たらたらでした。
若かったのでしょう。

今こうして書棚の奥からとりだしてみると、不満がないでもありません。
でもそれは、日本語と文法的に近い韓国語の、それでも日本語に翻訳したときに感じる祖語の問題であって、詩自体にそんなに問題はないだろうと。

「恨」を感じる詩作品が多いとは思いますが――。

その中でこの人は飄々としていました。
「とおり」が正しいのですがここは編訳者の​茨木のり子​さんの表記のとうりに。

短いだけに、想像力を掻き立てられる一篇です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.10.01 22:53:42
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.