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テーマ:最近観た映画。(39048)
カテゴリ:日本映画
バイト。
昼食。らんぷ亭、牛たまとじどん。サンマルクカフェ。 学生客が少なくヒマ。春休み明けまでずっとこんな調子なのか。レジでずっとPOP作り。 仕事中に読んだ雑誌。 週刊朝日。嵐山光三郎の連載で「拝啓高田文夫様」と題して志らく師匠のことが。うーむ。 SPA!。土屋亮一インタビュー。シベリア少女鉄道、もう1度観たいとは思っているが、僕のなかでの優先順位は低い。 もうひとつSPA!。鴻上尚史の連載、井筒監督の悪口批評にあまり良い印象を抱いていなかったと断りつつも「パッチギ!」を大絶賛。 そうなのだ。鴻上に限らず井筒嫌いをも次々と熱狂させてゆくのが「パッチギ!」で、驚くことに、否定的な評を未だまったく目にしていない。もはや異常事態。 てなわけで、渋谷へ。 早足で、アミューズCQNへ。 トークショーがあるので入れるか不安だったが、無事、チケット購入。 てんや、天丼。劇場へ戻る。 ほどなくして開場、余裕で空席あり。急ぐ必要は全然なかった。 「パッチギ!」、上映。 説明不要の井筒和幸監督最新作。 観ている最中よりもむしろ、見終わったときにしみじみした。 おそらくテンポのゆるさと関係するのだろうが、快楽よりも情緒に訴えてくるように感じた。 逆説的なようだが、新鮮な驚きなどはまったくない、オーソドックスな青春映画の快作。 古い映画をたくさん観ている人ほど、刺激される部分が多いのではないか。騒さがたの映画マニアがころっとまいってしまうのにはその辺に原因があるように思う。 冒頭のオックス、昨日のカップスとシンクロ。昨日は横浜の不良、今日は京都の不良、時代もほぼ同じ。僕自身は不良でもなんでもないのだが。 「ザ・フォーク・クルセダーズ ワンモアタイム」が観てみたいなんて妄想も。 「イムジン河」の問題に関しては、自分のなかで保留にしたいと思います。 上映後、トークショー。井筒監督×浅草キッド。 テレビでの前のめりなテンションの井筒監督ではなく、終始、照れ気味で穏やかな話しぶり。 玉袋、第一声「今日は自腹で来ました。」 博士「『パッチギ!』に関してはここ10年でベストですからね。」 博士、和田アキ子と共演した際に、収録の合間に「パッチギ!」が如何に良いかと薦める。在日を扱った映画は色々ありますがここ何年かでナンバーワンですよ、と語っていたら、隣りに崔洋一監督が居たという話には爆笑。 みうらじゅん曰く、主役・康介は自分がモデル。 オダギリジョー演じる坂崎は、当時「11PM」に出ていた加納典明や黒田征太郎ら、過激な自由人のイメージ。若き日の井筒監督の憧れだったと。 包茎のエピソードは「ゲロッパ!」の頃から温存していたもの。西田敏行には相応しくないということで。 「女体の神秘」は版権業者が見つからず、無許可で使用。 「ガキ帝国」の頃との比較。「ガキ帝国」を語る博士、熱っぽい口調に。 京都弁と朝鮮語とのちゃんぽん、微妙なニュアンス、現場のひとりでも首を傾げたらやり直した末のリアリティ。 助監督のひとりが上岡龍太郎の息子。 撮影許可にまつわる暴力団の話も若干。 博士、来年のキネ旬1位、「ミスティック・リバー」の次は「イムジン・リバー」だと。「ただ、北野映画が公開されるとマズいんだよなぁ」 帰宅。 日記更新のみ。眠くてたまらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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