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テーマ:雑誌を読みましょう。(128)
カテゴリ:雑誌
休日。
午前中、睡眠。 「Quick Japan」、ざっと読む。 ![]() 特集1、映画「ドラえもん」。あの「Quick Japan」が「ドラえもん」を特集することには今さら驚かないのだが、その斬り口はあまりにもストレートなもので、いまいち、心踊らせることができず。 「ぼく、ドラえもん。」から「もっと!ドラえもん」を購読している僕には、ここで初めて知る情報は皆無に等しく、もっと独自の視点が欲しかったところ。 例えば、「relax」2002年8月号の藤子・F・不二雄特集では、小山田圭吾とスチャダラパーが藤子プロを訪問したり、ジャイアンリサイタルのポスターが付いていたりと、一枚も二枚も上手。 「relax」の表紙がなんとも“ドラえもんだらけ”なコミカルさを含んだ可愛さだったのに対し、「QJ」の表紙はスウィートな可愛さ。ここに、ふたつの特集の差が表れている。 ま、映画特集に絞ったからそんなことになったのかもしれないが。 それにしても、連載執筆者である劇団ひとりが、新作映画で声優を務めているにもかかわらず、そのことにまるで触れられていないのはなんとも不自然ではないか。 特集2、「TV・オブ・ザ・イヤー2005」。“現役放送作家が選ぶ本当に面白いTV番組”を表彰。 エンタテインメント賞…「ガキの使いやあらへんで!!」笑ってはいけないハイスクール編 特別賞…「女王の教室」「さんま&玉緒のお年玉!あんたの夢かなえたろかSP」 インヴェンション賞…該当なし/次点・「タモリのジャポニカロゴス」「スーパーフライデー感動劇場!家族シネマ」「世界一受けたい授業」 作家功労賞…大岩賞介 MVP…おぎやはぎ 高須光聖人脈のわずか15人による投票なので、ある種の偏りが生じた感は否めない。受賞作に関しては納得だが、何故、これがノミネートされていて、あれがノミネートされていないのかと、疑問な部分も多数。 ノミネート作品徹底討論。「アメトーク」江頭2:50出演の回、「ワンクールのレギュラーよりも1回の伝説」という名言が話題に。僕はこの放送は観ていないが、この名言は江頭ファンにはおなじみでしょう。これ以前にテレビで言ってないこともないと思うが、ここで初めてキャッチするようでは、放送作家と言えどもただの視聴者と変わらないではないか。 特集以外では、「時効警察」、チェルフィッチュ、矢作俊彦×青山真治と、なんだかんだで読むところの多い今号でした。 テレビ、あれこれ。 ◆遅ればせながら「時効警察」を。今回は塚本連平の作でお目当てとは違ったのだが、全体的なムードは理解。これは再放送であたまから観直さなくちゃ。 ◆「ドラえもん」。昨年分、録りためていたものをまとめて。ふぅー、ようやく大晦日まで辿り着いた。 「正直太郎」、「けん銃王コンテスト」、「おおかみ男クリーム」、「オールシーズン・バッジ」、「Yロウ作戦」、「くろうみそ」などなど、名作濫発。 水田わさびは素晴らしいとつくづく思う。よく言われていることだけれども、大山のぶ代はやっぱり分別臭かった。水田ドラのほうが愛敬がある。 そんな調子なので、新主題歌「ハグしちゃお」を聴いたのも今年に入ってからなのだが、子供向けアニメ主題歌としては、これはなかなかの名曲でしょう。 夏休み映画「ぼく、桃太郎のなんなのさ」のタイトルが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の「アンタあの娘のなんなのさ」を元にしていることを思えば、宇崎竜童・阿木燿子コンビの起用はある種の必然。ではあるのだが、沖縄音階には少々ひっかかりも感じる。はたして、「ドラえもん」に沖縄が登場したことがあったかどうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年02月18日 23時24分17秒
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